
471話
戦闘大会会場 港町ファンヴァール
フーガン「流星刃突」
「ズババババババッ!!」
流星刃突 カトゥンに2500のダメージ
カトゥン「・・・ぐっ!」
司会者ワイドラクセル「フーガン選手の流星刃突です!この技で全試合を勝ち進んできました!」
オーラムク。O○(フーガンが強いのはそれだけではない。我々にしか知らない特殊能力がある)
フーガン「いい感じだ」
カトゥン。O○(強い・・・これが4強の力か)
フーガンの攻撃 高速斬り
カトゥン「この程度・・・」
カトゥンは攻撃をよけた
フーガンは神に祈った 時間が3秒戻った
フーガンの攻撃 高速斬り
フーガン「この程度・・・」
カトゥンは攻撃をよけた 目の前にフーガンがいた
カトゥン「な・・・何!?」
フーガン「流星強撃」
オーラムク。O○(使用回数は限られているが、時を3秒戻すことができる)
「ズドン!!」
カトゥン「が・・・がはっ!」
カトゥンに5000のダメージ
司会者ワイドラクセル「強い・・・やはり圧倒しています!」
フーガン「いい調子だ・・・・?」
フーガンはよろけた
オーラムク「?」
ソロウズ「何だ?」
穴 戦闘大会会場 港町ファンヴァール
ガディウレイズ「捕まえた。グェッヘッヘッヘッ」
ブジェネイロ。O○(体の一部を転送させる能力か・・・)
戦闘大会会場 港町ファンヴァール
カトゥン「?」
ギレイグロム。O○(効いてきたようだ)
フーガン「ぐ・・・何だ。体が思うように動かない」
カトゥン「?・・・そうか。分かったぞ。かすかに俺の攻撃が当たっていたのだな」
カトゥンは剣を構えた
ソロウズ「どうしたフーガン!」
司会者ワイドラクセル「フーガン選手!突然動きが止まりました!どうしたのでしょう!?」
472話
戦闘大会会場 港町ファンヴァール
カトゥンの攻撃 フーガンの精神にダメージ
フーガン「・・・くっ!」
フーガンは神に祈ろうとした 卵が孵化した
フーガン「!?・・・な、何だこれはっ!」」
祈ることができなかった
裏の穴 戦闘大会会場 港町ファンヴァール
ガディウレイズ「俺の体内から排出された卵が孵化したようだ」
ガディウレイズの腕には卵がびっしりついている
ブジェネイロ「じゃあ今までのは?」
ガディウレイズ「グェッヘッヘッ。俺の体液が卵にこびりついていたのだ。生身の人間には耐えられないだろう。・・・そして卵が孵化したとき、何が始まると思う?」
ブジェネイロ「さあ・・・」
ガディウレイズ「幼虫が内側から人肉を食らい、成虫となる」
ブジェネイロ。O○(・・・恐ろしい)
戦闘大会会場 港町ファンヴァール
フーガン「ぐあああああ!!」
カトゥン「!?」
フーガンの全身に何かが動いている
オーラムク「フーガン!!」
裏の穴 戦闘大会会場 港町ファンヴァール
ブジェネイロ「ばれないのか?」
ガディウレイズ「目には見えんよ」
戦闘大会会場 港町ファンヴァール
フーガンの肉が食われていく
カトゥン「な・・・何!?」
フーガン「ぐあああああああ!!」
幼虫が成虫になった
オーラムク「何があった」
フーガンは倒れた
カトゥンは身動きがとれない
司会者ワイドラクセル「フーガン選手!どうしたのでしょうか!?いったい何が起きているのか分かりません!カトゥン選手の技がそれほど特殊なものなのでしょうか!?」
裏の穴 戦闘大会会場 港町ファンヴァール
ガディウレイズ「成虫になると、食事は不要と判断し破壊を始める」
観覧席 戦闘大会会場 港町ファンヴァール
フィンブレク「おかしくないか?」
クウガ「ああ。止めたほうがいいのでは?」
473話
戦闘大会会場 港町ファンヴァール
フーガン。O○(体の中に虫が入って行く!苦しい!声が出ない!!)
カトゥン「この程度か。オーラムク瞑白教会!」
フーガン。O○(すまない・・・オーラムク。ソロウズ・・・俺は)
オーラムク。O○(おかしいぞ)
ソロウズ「フーガン!」
フーガンの動きが止まった
ソロウズ「返事しろフーガン!!」
オーラムク「くっ!」
フーガンは死亡した
観覧席 戦闘大会会場 港町ファンヴァール
クウガ「よし、止め・・・ん?」
リボッグ「オーラムクという男が何かに気づいたか」
フィンブレク「そうだな」
戦闘大会会場 港町ファンヴァール
ソロウズ「許さんぞ!!」
ソロウズは前に出ようとした
オーラムクは止めた
ソロウズ「な・・・なぜ止める!」
オーラムクの拳が震えている
ソロウズ「オーラムク・・・?」
戦闘大会会場 港町ファンヴァール
司会者ワイドラクセル「ソロウズ選手!死んでしまいました!大アクシデントです。・・・しかしこれは戦闘大会。戦死者などのアクシデントはつきものです。ソロウズ選手には申し訳ないのですが、カトゥン選手の勝利になります・・・」
ギレイグロム「よくやったカトゥン。その武器を使いこなしているではないか」
カトゥン「いえ、あの男が弱すぎただけかもしれません」
リネ「俺の番だ」
リネは前に出た
オーラムク「この試合を棄権する!」
司会者ワイドラクセル「え!?」
オラームク「棄権するといった」
司会者ワイドラクセル「そ・・・そうですか。オーラムク瞑白教会、試合を棄権いたしました。・・・いえ、フーガン選手のことを考えると仕方がないかもしれません」
カトゥン「棄権か。いい判断だ」
ギレイグロム。O○(ほう、見抜いたかオーラムク)
裏の穴 戦闘大会会場 港町ファンヴァール
ガディウレイズ「もう終わりか。第二の卵をこんなに用意していたのに」
474話
観覧席 戦闘大会会場 港町ファンヴァール
観客1「うそ・・・オーラムク瞑白教会が棄権!?」
観客2「何で戦わないんだ?」
観客3「フーガンが亡くなったんだぞ!お前何言ってるんだ!」
観客2「あ・・・そうだ」
選手控え室 戦闘大会会場 港町ファンヴァール
オーラムク「・・・」
ソロウズ「棄権ってどういう事だよ!悔しくないのかオーラムク!」
オーラムク「一瞬だが、腕を見た」
ソロウズ「腕!?」
オーラムク「最初は気のせいだと思ったが、あのフーガンの苦しみ方は・・・そいつの手によるものだった。このまま試合を続けたらどうなると思う?」
ソロウズ「まさか俺たちも!?」
オーラムク「何者かは知らないが・・・汚い手を使うとは!!」
オーラムクは拳で机を叩いた
ソロウズ「笑っていた。あのギレイグロムという男」
オーラムク「だが、このまま黙って引き下がるわけにはいかない」
裏の穴 戦闘大会会場 港町ファンヴァール
ギレイグロム「ご苦労さん」
ガディウレイズ「グェッヘッヘッ・・・全身が震えるねぇ。共同作業っていうのも。俺の愛情がちゃんと敵さんに届いたよ。もう死んでるがな」
通路 戦闘大会会場
ゼムディグループが現れた
ゼムディ「今回も負けるつもりはない」
クウガ「こっちこそ」
ポセロ「あと10分で始まるよ」
フィンブレク「お前たちも力をさらにつけてきたようだな」
ガウンブリザー「俺とピノンはそうだな。だがゼムディは違う。予選では真の力を隠している」
ゼムディ「まあ、隠すつもりはなかったが・・・相手の力が一定以上だと俺は第二の力を使う。予選では危険すぎるのだ」
クウガ「そうか」
クウガチームとゼムディグループは会場入りした
475話
戦闘大会会場 港町ファンヴァール
司会者ワイドラクセル「クウガチームとゼムディグループの試合がまもなく始まります!双方、アーガク国から出場されています!再戦ということになるのでしょうか!」
クウガチームが入場した
司会者ワイドラクセル「砂王学園を制したビスチームに勝利を収めたばかりのクウガチーム。決して弱いチームではありません!今、入場しました!」
ゼムディグループが入場した
司会者ワイドラクセル「ゼムディグループです!予選で一度クウガチームに勝っています!今年のゼムディグループは去年とは比べ物にならない程の力をつけてきたようで、優勝候補の一角とまで言われています!」
両チーム、ベンチに腰を据えた
ガウンブリザーは立ち上がった
ガウンブリザー。O○(リボッグ、俺はお前と再戦したい)
リボッグ「俺を見たな、ガウンブリザー」
リボッグは前に出た
フィンブレク「もう一度勝ってこい」
ガウンブリザーは前に出た
司会者ワイドラクセル「早くも両選手、対戦相手が決まったようです!
それでは試合を始めてください!」
VS
リボッグは突進しようとした
ガウンブリザーの影が両サイドから攻撃をしかける
リボッグ「!」
ガウンブリザー「黒い用心棒の巣との戦い・・・あれで実力の差を痛感した。俺は必死に影のトレーニングを積んだ。今度こそ勝たせてもらうぞ」
フィンブレク「・・・これは!?」
クウガ「影が武器を装備している!」
ガウンブリザー「そして俺は黒刀を影へコピーすることに成功した」
影の連携攻撃
リボッグは攻撃をよけた
リボッグ「面白ぇ!」
476話
戦闘大会会場 港町ファンヴァール
ガウンブリザーの影が全員構えた
リボッグ「!」
ガウンブリザーの攻撃 黒い刃
フィンブレク「何という数だ!」
リボッグは防御した
ガウンブリザー「!」
ミス ダメージを受けない
ガウンブリザー「ますます硬くなってるな」
リボッグ「食らえ!」
リボッグの攻撃 突進
ガウンブリザーは影と位置が入れ替わった
リボッグは体を反転させる
ガウンブリザー「!」
リボッグ「そこだ!」
リボッグの攻撃 高速衝撃弾突進
「ズドォオン!!」
ガウンブリザー「くっ!」
ガウンブリザーに1000のダメージ
リボッグ「どうだ」
ガウンブリザーは白刀を抜いた
ガウンブリザーの攻撃 灰の十字架切り
リボッグの動きが一瞬止まる
ガウンブリザー。O○(この一瞬のスキが命取りだぞリボッグ!)
ガウンブリザーの攻撃 陣形攻撃:灰襲陣
「ズババババババ!」
リボッグに2000のダメージ
司会者ワイドラクセル「何という陣形攻撃でしょう!ガウンブリザー選手!去年とはまるで別人です!」
クウガ「・・・ここまで強くなっているとは」
フィンブレク「そろそろ、リボッグも燃えてくるころかな」
リボッグ「面白い!」
リボッグの体中の刃がうずいた
ガウンブリザー「これからが本当の戦いになりそうだな」
477話
戦闘大会会場 港町ファンヴァール
リボッグ「手を抜くなよ」
リボッグの攻撃 刃の突進
ガウンブリザーの影が縦に並んだ
先頭の影が防御する
リボッグ「甘いな」
リボッグは突進に力を加えた
「ズン!」
ガウンブリザー。O○(・・・!とんでもない力だな)
リボッグ「これ以上影を増やさないのか?」
ガウンブリザー「無理だ。力が分散される」
リボッグの体から刃が離れる
「ババババ!」
ガウンブリザー「刃地獄か・・・させん!」
ガウンブリザーは影を分散させ、それぞれ刃に向かっていった
リボッグ「!」
ガウンブリザーは力を抜いた ガウンブリザーは突進に吹き飛ばされる
ガウンブリザーは1000のダメージ
リボッグ「そうきたか。ダメージは半減だな」
ガウンブリザーは陣形を変えた
リボッグ「!」
ガウンブリザー「灰翼の陣!!」
司会者ワイドラクセル「おっと!ガウンブリザー選手!あのコーン選手を一瞬で沈めた大技を早くも出します!」
リボッグは防御した
ガウンブリザー「防いで見せろ俺の最強の陣形を!!」
灰の翼がリボッグに襲い掛かる
478話
観覧席 戦闘大会会場 港町ファンヴァール
シンピオン「ガウンブリザー、ここまで強くなったか」
戦闘魔法円 戦闘大会会場 港町ファンヴァール
クウガ「あの陣形だ」
フィンブレク「努力家だな」
灰の翼がリボッグに襲い掛かる
リボッグ「ぐあああ・・・!」
「ズオオオオオオオン!!」
リボッグに4000のダメージ
リボッグはよろめいた
ガウンブリザー。O○(この程度で倒れないことは分かっている)
ガウンブリザーの攻撃 灰の十字架斬り
ゼムディ。O○(今の奴なら単発ではなく続けてこの技を放つことができる)
リボッグに1000のダメージ
フィンブレク。O○(だめだ避けきれない。一瞬現れる死神がリボッグの動きを邪魔している)
リボッグ「く!」
ガウンブリザーの攻撃 灰の十字架斬り
リボッグは攻撃をよけた
ガウンブリザー「後ろだ」
ガウンブリザーの攻撃 灰の十字架斬り
リボッグに1000のダメージ
リボッグ「ぐ!」
ガウンブリザー「特殊金属、流石の防御力だな・・・ん?」
司会者ワイドラクセル「な・・・何でしょうか!?空中に刃が舞っています!」
ガウンブリザーは上を見た
ガウンブリザー「何!?」
リボッグ「バレたか。仕方ねぇ・・・今度こそ決めるぜ刃地獄」
ガウンブリザー。O○(灰の十字架斬りを一度避けられたからダマされていたが・・・くそ、すべてはこの刃のためか)
リボッグ「大技を放った直後ならば大量の影は作れないだろう」
リボッグの攻撃 刃地獄
「バリバリバリバリバリ!!」
479話
戦闘魔法円 戦闘大会会場 港町ファンヴァール
リボッグの攻撃 刃地獄
「バリバリバリバリバリ!!」
ガウンブリザー。O○(影が・・・間に合わない!)
ガウンブリザーに5000のダメージ
ガウンブリザー「・・・!!!」
フィンブレク「効いたぞ」
ガウンブリザーは倒れた
リボッグ「どうだ俺の刃地獄は?」
ガウンブリザー「・・・効いたな・・・これは・・・」
ガウンブリザーは起き上がった
ガウンブリザー「・・・ぐっ!」
司会者ワイドラクセル「いい戦いです!この勝負、どちらが勝ってもおかしくはないでしょう!」
ガウンブリザーの攻撃 白い刃 リボッグは攻撃をよけた
リボッグの突進 ガウンブリザーは攻撃をよけた
ガウンブリザーの攻撃 灰の十字架斬り リボッグに1000のダメージ
リボッグの攻撃 高速衝撃弾突進 ガウンブリザーに1000のダメージ
ガウンブリザーの攻撃 灰の十字架斬り リボッグに1000のダメージ
リボッグの攻撃 高速衝撃弾突進 ガウンブリザーに1000のダメージ
リボッグはよろめいた
ガウンブリザーはよろめいた
ガウンブリザーは影を増やした
ガウンブリザー「らちがあかないな。ようやく、攻撃ができるようになった」
リボッグ「そうか、全て切り刻んでやるぜ!!」
フィンブレク「最後の攻防が始まるぞ」
クウガ「ああ」
ガウンブリザー「これで決める」
リボッグ「互いに、ダメージは大きい・・・これで勝負が決まりそうだな」
480話
戦闘魔法円 戦闘大会会場 港町ファンヴァール
ガウンブリザーの攻撃 陣形攻撃:灰襲陣
リボッグの攻撃 刃地獄
ゼムディ「いい戦いを見せてくれる」
刃が中に舞う ガウンブリザーの影が増殖する
「ズガガガガガガガガ!!!」
フィンブレク「影と刃が激突している!」
司会者ワイドラクセル「双方の大技が炸裂!どっちも譲りません!攻撃が途絶える、もしくは圧された方が負けになるでしょう!」
「ズガガガガガガガガ!!!」
クウガ「大量の踊る刃と、灰の翼か」
ガウンブリザー「これで終わりだ!!!」
ガウンブリザーの影が全員、黒刀と白刀を装備した
リボッグ「何!?」
司会者ワイドラクセル「ガウンブリザー選手!最後の最後に大技を隠していました!!」
ガウンブリザーの影が全員 灰の十字架斬り
「バリバリバリバリ!!!」
リボッグ「やられた・・・!!」
リボッグに大ダメージ リボッグは倒れた
リボッグ「動けねえ。まさかこんな大技をもっていたとは」
ガウンブリザー「立っているので精一杯。俺も動けない。
だがこれで1勝1敗だな」
司会者ワイドラクセル「ガウンブリザー選手の勝利です!!」
ゼムディ「ほぼ相打ちだな。戦況は五分五分」
ポセロ「ガウンブリザーはもう動けないよ。次は俺とフィンブレクかな♪」