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201話~210話

201話

ゴールドタワー10F

フィンブレクフィンブレク「まともに動けるのは俺だけだ。俺があの兵器を壊そう」
フィンブレクの攻撃 破壊j兵器を壊した
アシュトウアシュトウ「さて、あとは街の奴らに説明をしておかないとな・・・」
クウガはゴールドタワーを降りた。

クロデュスの街北部

クウガは3日休んだ。
街の人達街の人達「そうだったのか。どうりで悪人が増えていたわけだ」
フィンブレクフィンブレク「これからはそんな事はめったにないだろう」
アシュトウアシュトウ「終わったんだな。スッキリしないか?」
フィンブレクフィンブレク「まあな。で、結局道場はあそこでいいんだな?」
アシュトウアシュトウ「どうせ他にはないだろう・・・っておいクウガ、どこに行こうとしているんだ?」
クウガクウガ「腹が減ったんだ。放っておいてくれ」
フィンブレクフィンブレク「じゃあいくか。食事へ」
アシュトウアシュトウ「知ってると思うが、俺は・・・」
フィンブレクフィンブレク「またあれ頼む気か。ないかもしれないぞ」
アシュトウアシュトウ「なかったらしょうがないな」
クウガ達はクロデュスモグモグ店に向かった。

クロデュスモグモグ店 クロデュスの街

店員店員「いらっしゃいませ」
クウガクウガ「ゴブリンカレーライス」
フィンブレクフィンブレク「兵士定食」
アシュトウアシュトウ「ポイズンコブラ定食」
店員店員「申し訳ございません。当店では毒を扱っているものはございません」
アシュトウアシュトウ「やっぱりないかよ。じゃあ、オムレツセットにしてくれ」
店員店員「かしこまりました。よろしければ、お飲み物が無料になっていますので、
あちらのバーからお好きなものをお取りください」
アシュトウアシュトウ「言われなくても分かってるよ。バカじゃないんだからよ」
店員店員「申し訳ございません」

ゴールドタワー入り口前

ビンボーな人達ビンボーな人達「お、本当だ。ここ住めそうじゃん」
ライデーネライデーネ「俺一人じゃ広すぎてね。家賃は毎月3Gでいいよ」
ビンボーな人達ビンボーな人達「すごい安い!ありがとう」
ライデーネライデーネ「どうも」

202話

廃道場 クロデュスの町東部

アシュトウアシュトウ「確かまだ掃除は途中だったな。汚れが目立つ」
クウガクウガ「確かあいつに途中で邪魔されたな。変化する奴」
アシュトウアシュトウ「仕方ない。はじめるしかないな」
フィンブレクフィンブレク「粗大ゴミが多い。必要なさそうなのは捨てたほうがいいだろう」
入り口でドアがノックされた
??「あの・・・・」
フィンブレクフィンブレク「どうぞ」
おじさんが現れた。?はおじさんだった。
クウガクウガ「何ですか?」
おじさんおじさん「ここの道場にもともといた人達はレインドという男にやられました。
彼らはいい人達だったのに・・・」
アシュトウアシュトウ「レインドなら俺が倒した」
おじさんおじさん「そうですか。ありがとうございます。彼らもうかばれるでしょう。
どうか彼らが果たせなかった夢を実現させてください」
クウガクウガ「大会に出るんです」
おじさんおじさん「大会ですか?それは楽しみですね。
そうそう。私の名前はパンパンといいます。
家は道場を出て右に進んだ所です。白とピンクのストライブが目立つ屋根
ですからすぐに分かります。
それではおじゃましました」
フィンブレクフィンブレク「お気をつけて」
アシュトウアシュトウ「まだ少し先の話だが、楽しみだな。大会は」
フィンブレクフィンブレク「さて、掃除を再開するか」
クウガクウガ「ああ」
クウガは掃除を再会した。

戦士育成道場レイヴェイン

カトゥンカトゥン「伝書鳩の手紙を見たか?」
ミングミング「見た。あり得ないだろ」
カトゥンカトゥン「フィンブレクやクウガがいくら強いとはいえ、
 スワイドゥーラに勝つなんて絶対にあり得ない。
 だが、どうもこの手紙を見る限り、どうしてもウソだとは思えない。
 誰か強大な力を持つものが手を組んだか、あるいは
 戦いのさなかに成長したとしかとしか考えられない」
コフェンコフェン「・・・理由がどう俺俺達はさらなる修行が必要になってくる」
カトゥンカトゥン「面白い。ブラッドソードに餌を与え、さらに上を目指すか」
ミングミング。o○(・・・勝手に目指せよ)

203話

平和委員会拠点

生き残りのゴールドナイト生き残りのゴールドナイト「12000Gありがとうございました」
平和委員長平和委員長「本当にあなたが倒したんですか?
あんまり強そうに見えないですね」
生き残りのゴールドナイト生き残りのゴールドナイト「・・・ある日突然、すごい技を覚えたのです」
平和委員長平和委員長「まあ。いいですが、覚悟しといてくださいね」
生き残りのゴールドナイト生き残りのゴールドナイト「?」
平和委員長平和委員長「スワイドゥーラという男は破壊兵器を作らされた男。
それが壊されたとなると、彼らが黙ってはいない
生き残りのゴールドナイト生き残りのゴールドナイト「ははは、驚かそうとしても返しませんよ。
12000Gは」
平和委員長平和委員長「そうですか・・・でも、きっと動きますよ。6神塊(ろくしんかい)
の何名かが・・・。かの者らは破壊兵器を狙っていたと聞く」
生き残りのゴールドナイト生き残りのゴールドナイト「はいはい」

用心棒の黒い巣

額に3つの傷の男額に3つの傷の男「狙っていたせっかくの破壊兵器が壊されるなんて」
ディユバインディユバイン「よせ。そんな危険なもの」
額に3つの傷の男額に3つの傷の男「欲しかったのさ。なぁ、最強用心棒チャコルダ」
チャコルダ(6神塊一人・元懸賞金49000G)チャコルダ(6神塊一人・元懸賞金49000G)「興味はあった」
額に3つの傷の男額に3つの傷の男「こうなったら壊した奴を徹底的に探すぞ!
痛みと苦しみを一生分味わわせてやる!」
普通の用心棒普通の用心棒「あまりチャコルダを心配させるな。
ドジュガが死んだときのように、第二の人格が現れると困る」

戦士育成道場レイヴェイン

カトゥンは寝ていた
カトゥンカトゥン「ぐうぐう・・・」
ミングの攻撃
カトゥンカトゥン「!」
カトゥンは目を覚まし攻撃をかわした
カトゥンカトゥン「ミング!気は確かか!」
ミングミング「目を覚ましたか。しかし今、
無防備なお前はブラッドソードを装備していない」
カトゥンカトゥン「何が狙いだ!」
ミングの攻撃 カトゥンは攻撃をかわそうとした
カトゥンカトゥン「やめろミング!」
ミングの攻撃 白い毒
カトゥンカトゥン「・・・貴様・・・俺からブラッドソードを奪う気か・・・」
カトゥンは植物状態になった。
ミングはカトゥンのブラッドソードを探して見つけた。
ミングミング「いい武器だ。お前にはもったいない」

204話

クロデュスの街西部

賞金首のメゾリアが現れた
街の人達街の人達「しょ・・・賞金首だ!」
町の人1町の人1「スワイドゥーラが生きていた時に呼んだ奴だきっと」
メゾリア(懸賞金3400G)メゾリア(懸賞金3400G)「ふはははは!全員ぶっ殺してやるぜ!
俺の噂は聞いているな?骨砕きのメゾリアだ!」
額に3つの傷の男が現れた
メゾリアメゾリア「なんだお前?早くし死にたそうな顔をしているな。
望みをかなえてやろうか、あん?」
額に3つの傷の男額に3つの傷の男「ゴールドナイトの生き残りはどこだ。
俺は今機嫌が悪い。すぐに答えろ。3つ数える。3」
メゾリアメゾリア「ばかかてめえ。てめえの機嫌がよかろうが悪かろうが
これから死ぬんだから、関係ねえだろうが」
額に3つの傷の男額に3つの傷の男「2」
メゾリアメゾリア「死んでくれや!」
メゾリアの攻撃
額に3つの傷の男額に3つの傷の男「1」
ミス 額に3つの傷の男にダメージを与えられない
メゾリアメゾリア「・・・あれ?」
額に3つの傷の男額に3つの傷の男「時間切れ」

酒場 クロデュスの街東部

生き残りのゴールドナイト生き残りのゴールドナイト「酒は最高にうまい。マスターおかわりだ」
マスターマスター「大丈夫ですか?」
生き残りのゴールドナイト生き残りのゴールドナイト「あるってあるって。
 こんなにたくさんお金があるんだ。
 欲しいって言ったってあんなにあげないよーだ」
マスターマスター「そうじゃなくて、あなたの体が心配なんですよ」
生き残りのゴールドナイト生き残りのゴールドナイト「今まで、嫌な思いをしたんだ。
今日は最高の一日にしたい」
額に3つの傷の男が現れた
マスターマスター「いらっしゃいませ。お客さん、そんな恐ろしい目をされると、
 他のお客様が驚きますよ」
額に3つの傷の男額に3つの傷の男「やっと見つけたぞ」
額に3つの傷の男は生き残りのゴールドナイトに向けて手を伸ばした
生き残りのゴールドナイト生き残りのゴールドナイト「!」

クロデュスの街西部

メゾリアが腐った死体なっていた。
街の人達街の人達「臭い・・・」
町の人町の人1「特殊能力だこれ」

酒場 クロデュスの街東部

生き残りのゴールドナイトがどんどん溶けていく
生き残りのゴールドナイト生き残りのゴールドナイト「ぎゃああ!助けてくれ!
金が欲しいんだろ!ならあげるから!」
額に3つの傷の男額に3つの傷の男「金はいらねえな!
いるのは俺の心を満たしてくれる何かだ!」
マスターマスター「いったいあんた・・・」
生き残りのゴールドナイトは液体になった
額に3つの傷の男額に3つの傷の男「まだイライラが止まらねえなぁ」

205話

酒場 クロデュスの街東部

街の人達街の人達「マスター。大丈夫か?」
マスターマスター「ああ・・・ゴールドナイトが鎧ごと溶けるなんて・・・」

広間 戦士育成道場レイヴェイン

ストライバストライバ「カトゥンが植物状態?」
ミングミング「すまない。あいつ、自分の力に酔いしれてこの剣を
俺に向けてきたんだ。だから俺はつい・・・」
コフェンコフェン「自分を攻めるな。正当防衛だろ?」
ミングミング「俺はカトゥンは本当はいい奴だと思っている。
だからカトゥンの分のためにもこの剣を使って大会に出場するつもりだ」
コフェンはうなづいた
ミングミング「さあ、一ヵ月後の戦闘大会開会式まで修行だ」

そして一ヶ月の時が過ぎた

廃道場 クロデュスの街東部

フィンブレクフィンブレク「今日は開会式だ。特に戦闘はない」
アシュトウアシュトウ「しかしこの廃道場、随分綺麗になったな」
フィンブレクフィンブレク「ずっと掃除していたからな」
クウガクウガ「大会はどこであるんだ?」
フィンブレクフィンブレク「この国で一番大きなレティム城下町だ。
ここからは離れているが徒歩でいくこともできる」
アシュトウアシュトウ「確かフィンブレクは2度目の出場だったな」
フィンブレクフィンブレク「そういう事になる」
アシュトウアシュトウ「だが、3人しかいないってのは致命的だ。
一人何かあっても対応できるようにあと一人仲間が欲しい」
クウガクウガ「ライデーネなんかははどうだ?」
アシュトウアシュトウ「どこにいるか分からないだろ。他をあたる」
フィンブレクフィンブレク「よし、行こうか」
クウガ達は出発した

206話

レティム城下町の入り口

コフェン達が着いた
コフェンミングロガズオストライバ
ロガズオロガズオ「今年こそは俺はでれるのか?」
ミングミング「2チーム参加ができれば可能らしい」
ロガズオロガズオ「可能なのか?」
隼の太刀ストライバ「可能だとよ」
コフェンコフェン「さて、行こうか」
町の人町の人「そこのバスに乗りませんか?
会場まで直接移動しますよ」
コフェンコフェン「いや、俺たちは自分の足で行く」
コフェン達は会場へ移動した

戦闘闘技場会場受付 レティム城下町

受付受付「おや?3名様、賞金首のご参加ですね?有料になります」
ダーキェダーキェ「ほら、やっぱり知ってるみたいだぜ」
ザバドザバド「・・・」
ブレイザブレイザ「いくらだ?」
受付受付「100Gです」
ダーキェダーキェ「なんだこりゃ。高けえな。鋼の大剣10本買える値段だぜ」
ブレイザ達は100G払った

レティム城下町の入り口

クウガ達がついた
町の人町の人「バスに乗りませんか?
会場まで直接移動しますよ」
アシュトウアシュトウ「疲れた。バスに乗ろう」
クウガ達はバスに乗った
フィンブレクフィンブレク「?」
フィンブレクと男の目が合った
アシュトウアシュトウ「知り合いか?」
フィンブレクフィンブレク「あの男はサルフライド道場のジュオアという男だ。
前回、俺とリネは奴らに準決勝で敗れた」
アシュトウアシュトウ「・・・!」
ジュオアジュオア「フィンブレク。復帰したのか」
フィンブレクフィンブレク「ああ。いろいろあったがな」
バスが走った

207話

バスの中 レティム城下町

ジュオアジュオア「そうか・・・閉じ込められていたとはな・・・」
フィンブレクフィンブレク「だが、クウガのおかげで出ることができた。
クウガには感謝している」
アシュトウアシュトウ「おいおいなんだよオレにも感謝してくれよ」
フィンブレクフィンブレク「あ、そうだったな」
ジュオアジュオア「戦士育成道場レイヴェインは
お前とリネが抜けてから大して強くなくなった。
・・・それで、今のチーム名はもう決めているのか?」
フィンブレクフィンブレク「・・・まだ決めていない」
ジュオアジュオア「じゃあこれから考えるんだな・・・それにしても」
ジュオアはクウガを見た
クウガクウガ「ん?」
ジュオアジュオア「クウガだっけ?お前にはなぜか秘めたる力を感じるな」
クウガクウガ「お前たちと戦うのを楽しみにしているぞ」
ジュオアジュオア「一回戦であたるかもな。
もしそうでなかったら、勝ち上がって来い」
クウガクウガ「そのつもりだ」
フィンブレクフィンブレク「お前こそ負けるなよ。ジュオア」
ジュオアは笑った
アシュトウアシュトウ「着いたぞ。戦闘大会闘技場だ」
クウガ達はバスを降りた
ジュオアジュオア「またあとでな」
クウガ達は頷いた

戦闘大会闘技場会場前 レティム城下町

クウガ達がきた
ヨージュヨージュ「クウガじゃないか!」
クウガクウガ「ヨージュ!」
ヨージュがクウガ達に近づいた
フィンブレクフィンブレク「知り合いか?」
クウガクウガ「ああ」
アシュトウアシュトウ「あんな弱そうなやつも参加するのか」
ヨージュヨージュ「オレは参加しない。ところで道場だっけ?無事に戻れたのか?」
アシュトウアシュトウ「それは、微妙だな」
クウガクウガ「実は・・・」
クウガ達はヨージュに話をした
ヨージュヨージュ「そうか。ところであの時言っていた
ハドマンって一体なんの事だったんだ?」
アシュトウアシュトウ「戦士育成道場レイヴェインがある所の名前は
ハドマンという名の地域になっている。
昔、ハドマンという町があったらしいが滅ぼされたようだ」
クウガ達とヨージュは受付に行った

208話

戦闘大会闘技場受付 レティム城下町

受付受付「3名様ですね。途中のメンバー交代もできますので、
新しいメンバーがもし増えたときは追加登録できます」
アシュトウアシュトウ「ふーん」
受付受付「ただ、交代は試合が始まるとできませんので
ご了承ください」
クウガクウガ「試合前なら交代できるんだな」
受付受付「はい。また、怪我しても心配はありません。
試合が終わった後、こちらで魔力をたっぷり凝縮した
回復薬を人数分差し上げますので、どうぞ使ってください。
1試合後ごとに1つずつ与えます」
ヨージュヨージュ「じゃあな。俺は客席に行く」
クウガクウガ「ああ」
ヨージュヨージュ「負けるなよ」
クウガクウガ「全部勝つつもりできた」
ヨージュは客席に移動した
クウガ達は選手控え室の7号室に移動した

選手控え室7号室 戦闘大会闘技場

アシュトウアシュトウ「今年は予想以上に参加チームが多いらしいな」
フィンブレクフィンブレク「ここが俺達の控え室だ」
案内係が来た
案内係案内係「まもなく戦闘大会開会式が始まります。
各選手はバトル場に集まってください」

バトル場 戦闘大会闘技場

クウガ達がきた
クウガアシュトウフィンブレク「!!」
コフェンがいた
コフェン「!!」
アシュトウアシュトウ「やはり来たな」
コフェンコフェン「・・・」
アシュトウアシュトウ「お前はレギュラーか?」
コフェンコフェン「2チーム参加だから当然だ」
アシュトウアシュトウ「2チーム?」
コフェンコフェン「俺とミングとストライバにロガズオ、そしてあいつだ」
アシュトウアシュトウ「一人足りないぞ」
コフェンコフェン「・・・こっちへこないかアシュトウ?」
アシュトウアシュトウ「何?」
コフェンコフェン「俺達はあいつがいるからこそ勝てる自信がある。 
そしてあいつは蛇封魂刀を使いこなすほどの男だ」
アシュトウアシュトウ「!?」
アシュトウは笑った
フィンブレクフィンブレク「アシュトウ!誘いに乗るな!」
コフェンコフェン「フィンブレクは黙っててくれ」
アシュトウアシュトウ「お別れだクウガ、フィンブレク」
コフェンコフェン「つまらないプライドは捨てたほうがいい。あいつの教えだ」
クウガクウガ「アシュトウ!」
アシュトウアシュトウ「確率の問題だろう?
悪いが、二人でせいぜい頑張るんだな」
フィンブレクフィンブレク「・・・!!」
開会式が始まった

209話

バトル場 戦闘大会闘技場

司会者ネクタル司会者ネクタル「開会式にお越しの皆様、おはようございます。
明日より、第56回戦闘大会の全国大会を始めます。
この大会に勝ち抜き世界に進出できるのは
わずか2チームのみ。皆様、命を落とす覚悟でがんばりましょう」
アシュトウとコフェンがミング達のところにきた。
ミングミング「アシュトウ。お前には悪かったと思っている。
でも、俺はお前に恩返しをしたい。一緒に優勝するという」
アシュトウアシュトウ「蛇封魂刀を使いこなせる奴がいるのは本当か?
会わせてほしいな」
ミングミング「道場に戻れば必ずいる」
アシュトウアシュトウ「それを聞いて安心したぜ」
司会者ネクタル司会者ネクタル「大会は4ブロックに分けたトーナメント方式で進んでいきます。
そして勝った4チームが決勝リーグへと進めるわけです」
ロガズオロガズオ「やっと6人そろったな。早く戦いたいぜ!」
アシュトウアシュトウ「俺はかなり成長したぞ。お前らはどうなんだ?」
ミングミング「それぞれ個々の能力を上げたまでだ」
アシュトウアシュトウ「ところでなんでお前がブラッドソードを持っている?
カトゥンを襲ったのか?」
コフェンコフェン「それは後で説明しよう」
アシュトウアシュトウ「・・・フッ」
コフェンコフェン「お前あれからもずっと裏切る予定だったのだろう。
俺が無限の目を使ったとき、フィンブレクが魔法剣を使おうとしていた。
お前はそれを恐れ無限の目を止めた」
アシュトウアシュトウ「お見通しか」
コフェンコフェン「あの時も、心配する必要などなかったのだ。
いざとなればあいつが処理してくれたのだから」
司会者ネクタル司会者ネクタル「・・・とういわけで、トーナメント表の発表は明日になります。
今日は帰って明日の先頭に備え心の準備、
装備の確認などを納得できるまで行ってください。
では、解散です」
開会式が終わった。

戦闘大会会場前 レティム城下町

ヨージュがきた。
ヨージュヨージュ「何があったんだ?」
フィンブレクフィンブレク「・・・まずいことになった」
ヨージュヨージュ「!」
クウガクウガ「大会は明日だ。俺はあきらめない」
フィンブレクフィンブレク「そうだ。まだ時間がある。探そう」
ヨージュヨージュ「よし、俺も協力しようっと!」

その時、
誰かがクウガに近づいた!
誰か「久しぶりだな」
クウガクウガ「!」

210話

戦闘大会闘技場会場前 レティム城下町

誰かは牛人間ギャウだった。
フィンブレクフィンブレク「・・・牛人間!?」
クウガクウガ「怪しまれなかったのか?」
牛人間ギャウ牛人間ギャウ「この大会では人間離れした体をした
奴も参加している事が多いらしい。だから
僕がここにいても誰も怪しむ奴はいない」
フィンブレクフィンブレク「実際、魔物に見える鎧を装備している奴もいる。
お前は本当の牛人間か?」
牛人間ギャウ牛人間ギャウ「そうだ」
クウガクウガ「名前は牛人間ギャウだったな。
実は俺達は戦闘大会に参加しているが、一人仲間がいなくなったんだ」
牛人間ギャウ牛人間ギャウ「客席からすべて見ていた。
すまないが、僕ではこの大会に通用するレベルに達していない」
フィンブレクフィンブレク「そうか」
牛人間ギャウ牛人間ギャウ「しかしこれから紹介する仲間ならきっと
大きな力になってくれるはずだと確信している」
クウガクウガ「紹介してくれ」
牛人間ギャウ牛人間ギャウ「牛人間王リボッグだ」
フィンブレクフィンブレク「一応聞いておくが、大丈夫か?」
牛人間ギャウ牛人間ギャウ「性格に問題があるといえばあるが、
あいつは大会には参加したいといっていた記憶がある。
お前たちとなら、なんとかうまくやっていけるだろう」
クウガクウガ「助かる」
牛人間ギャウ牛人間ギャウ「早速行こう。牛人間王リボッグが待つ牛の砦へ」

草原

コフェンミングストライバロガズオ
コフェン達は育成道場レイヴェインに帰る途中だった。
ミングミング「クウガ達はどうだ?苦戦しそうか?」
アシュトウアシュトウ「そうなる。・・・お前たち、2チームでやるといったな。
俺とお前がチームを組めば、いつでも合成毒が造れそうだ」
ミングミング「あんまり汚い手はもう使いたくないんだ」
アシュトウアシュトウ「・・・だが、顔に表れてるぞ」
ミングミング「・・・」
コフェンコフェン「汚いも何も、あの大会はどんな武器でも使用可だ。
遠距離攻撃の武器を装備している奴だっている。
道場でテストしてみないわけにはいかない」
アシュトウアシュトウ「確か名前はコフェンとかいったっけ?
もっと謙虚な奴かと思ったが・・・」
コフェンコフェン「勝ちたいんだ」


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