81話
裏ルート入り口 カルージャの町
入り口が崩れていた。
アシュトウ「・・・!」
クウガ「道が塞がっているな」
アシュトウ「牛に壊されたみてえだ」
クウガ「牛?」
アシュトウ「幸い、このルートはバレてなさそうだ。
別の場所で牛が起こした振動でここが崩れたんだ」
クウガ「・・・?」
アシュトウ「まあガタついてはいたが、とうとう崩れたか。
仕方ない。カルージャを通るか」
カルージャの町
クウガ達が来た。
クウガ。o○(酒場の様子が変だな)
アシュトウ「どこ見てる。酒場はやめとけ。奴らがいる」
クウガ「ああ」
アシュトウ「!・・・あれは!奴らだ。
見つかる前にそこの武器屋に入るぞ」
クウガ達は武器屋に入った
武器屋 カルージャの町
倒れているダークロがいた。武器屋がいた。
クウガ「おい、大丈夫か」
ダークロ「ぐ・・・用心棒にやられたが、なんとか立てそうだ」
ダークロは起き上がった。
アシュトウ「まいったな・・・前に見たときより、牛人間の数が増えてやがる」
クウガ「アシュトウ。お前ほどの奴がなぜそんなに牛を・・・?」
アシュトウ「・・・」
武器屋「牛人間には・・・」
ダークロ「おい!よせ!」
アシュトウ「知っておいておいた方がいい場合もあるはずだ。言え」
ダークロ「どうにでもなれ」
武器屋「もし、鉄が一つの塊になって襲ってきたらどうする?」
クウガ「俺は逃げる」
アシュトウ「だろうな」
武器屋「つまり・・・」
カルージャの町
セルゲムンバ「結局はザコだらけだったか!」
牛人間達が現れた
セルゲムンバ「あ?なんだてめえら?地獄に落ちるか?」
牛人間1「人間め!我々のなわばりを歩くんじゃ・・・」
セルゲムンバのの攻撃
牛人間1「げほっ!!」
牛人間1に20のダメージ
セルゲムンバ「相手見てから言えよ」
牛人間2「・・・く!」
82話
カルージャの町
セルゲムンバ「相手見てから言えよ」
牛人間2「・・・く!」
牛人間1「人間め!突進されたいか!!」
牛人間1の攻撃 突進
セルゲムンバ「・・・さあ、スネイクソードでためさせてもらおう」
セルゲムンバは攻撃をよけた。
牛人間1「ちっ!」
セルゲムンバの攻撃
牛人間1「ぐっあああ!」
セルゲムンバ「ハハハ。こりゃ便利だ。自由に曲がる」
牛人間1に20のダメージ
セルゲムンバの手が止まった。剣を引かない。
牛人間1「・・・?」
牛人間3「何だ?」
セルゲムンバは腕を回転させた。
「ギュオオオオオオオオオ!!」
セルゲムンバのの攻撃 ドリルクラッシャー
牛人間1「ぎゃああああ!!」
牛人間2「まるで・・・ドリルの剣じゃないか・・・」
牛人間1に80のダメージ
牛人間1は死亡した
セルゲムンバ「俺のこの特殊な腕と、スネイクソードがあれば・・・
ハハハハハハ!」
牛人間2「・・・回転腕なんて・・・人間じゃ・・・?」
牛人間4「あ・・・」
新たな牛人間が2人現れた。
武器屋 カルージャの町
武器屋「鉄だよ。鉄の体をしてるんだよ。奴だけは」
アシュトウ「・・・」
クウガ「そんな奴がいるのか!?」
武器屋「皆、奴をこう呼ぶ。”破壊の鉄”と・・・。
かけられた懸賞金は・・・」
ダークロ「5500Gだ。鉄牛人間ギアディ」
武器屋「破壊の鉄が特に危険だ。
また、あの二人も注意した方がいいんだ」
クウガ「あの二人?」
カルージャの町
セルゲムンバ「なんだお前ら?」
牛人間2「助かった!ギャウ様とバト様!」
牛人間4「モシュシュシュシュ!」
牛人間ギャウ「・・・」
牛人間バト「役に立たんな」
セルゲムンバ「おい。貴様の墓はそいつの隣でいいんだろ?」
セルゲムンバのは死亡した牛人間1に指さした。
牛人間バト「威勢がいいな。人間の分際で」
83話
カルージャの町
牛人間バト「モシャー!!」
牛人間バトの攻撃 突進 セルゲムンバのは攻撃をよけた
セルゲムンバ「くたばれ」
セルゲムンバの攻撃
牛人間ギャウ。o○(妙な武器だな)
牛人間バトに10のダメージ
セルゲムンバ「防御力が高いな・・・」
セルゲムンバのの攻撃 サンダーオン
「バチバチバチバチ!」
牛人間バトは攻撃をよけた
牛人間バト「人間は魔法とやらを使うから嫌いなんだよ」
牛人間バトの攻撃 突進 セルゲムンバのは攻撃をよけた
セルゲムンバ「地獄へ落ちろ」
セルゲムンバのの攻撃 牛人間バトに10のダメージ
セルゲムンバのの手が止まった。剣を引かない。
牛人間バト「ん?」
牛人間4「あたあれだ・・・」
牛人間ギャウ「?」
セルゲムンバ「ハッハッハ!」
セルゲムンバのを腕を回転させた。
「ギュオオオオオオオオオ!!」
セルゲムンバのの攻撃 ドリルクラッシャー
「バチィイイイイン」
セルゲムンバののスネイクソードが折れた
セルゲムンバ「・・・!!」
牛人間2「モシュシュシュ・・・驚いてるみたいだな」
牛人間3「どんな武器でも木の棒同然だな」
牛人間4「さすがバト様の黄金の角!!」
牛人間バト「モックック」
セルゲムンバ。o○(この野郎・・・!!)
84話
カルージャの町
牛人間バト「モックック」
セルゲムンバ。o○(この野郎・・・!!)
セルゲムンバのはサンダーオンを唱えた
牛人間バト「黄金の角の餌食になるなんて、光栄な話だろう?」
牛人間バトは首を回した。
黄金の角がサンダーオンを跳ね返す。
牛人間2「モシュシュシュ!バト様の黄金の角は魔法を反射する!」
セルゲムンバのに50のダメージ
セルゲムンバ「ぐ・・・!この野郎!」
牛人間ギャウ「・・・バト。そろそろ本気を出したらどうだ?」
牛人間バト「お前に言われる筋合いはない」
牛人間バトは黄金突進の構えをした。
牛人間2「でるぞ!」
セルゲムンバの「貴様に俺を攻撃できねえよっ!!」
セルゲムンバのは腕を回転させた
「ギュオオオオオオ!!」
牛人間バト「この期に及んで何を・・・武器はないぞ」
セルゲムンバのの腕からサンダーオンが放たれた
「ギュオオオオオ!!」
サンダーオンは回転しながら牛人間バトを襲う
セルゲムンバ「ハッハッハッハ!!」
牛人間バト「受けてやる!」
牛人間バトは黄金突進の構えから、黄金特急を始めた
牛人間3「でた!黄金に輝く突進!通称黄金特急!!」
「ゴオオオオオオ!!」
牛人間バトに50のダメージ
牛人間バト「ぐっ!」
だが、牛人間バトの黄金特急は止まらない
セルゲムンバの「く・・・来るなっ!!」
「ズバッ!!」
黄金の角がセルゲムンバのを貫いた。
セルゲムンバ「・・・あ・・・あが・・・!!!」
セルゲムンバのは死亡した
牛人間3「モシュシュシュシュ!
我ら牛人間に人間が勝てるわけないのだ!!」
85話
武器屋 カルージャの町
アシュトウ「窓からよく見えるな」
ダークロ「まだ酒場の前でウロウロしているか」
クウガ「鉄牛人間ギアディ(破壊の鉄)以外なら
なんとかなるんじゃないのか?」
武器屋「無理だよ。あの二人がいるって言ったでしょ」
アシュトウ「仮にそいつらを倒せたとしても、
一生、破壊の鉄に追われる人生を背負う事になるぞ」
ダークロ「あんたら無謀だな。この町を越えていこうだなんて」
アシュトウ「まあな。・・・夜を待つぞ」
武器屋「・・・あれは!」
クウガ「どうした?」
武器屋「あの酒場に入っていく二人・・・あれがバトとギャウだよ」
ダークロ「・・・また酒場を荒らす気だよ」
アシュトウ「破壊の鉄の両腕とも言われている」
酒場 カルージャの町
マスター「・・・ひっ!」
牛人間バトと牛人間ギャウ達がやってきた
牛人間達「おおーー!バト様!ギャウ様!」
牛人間バト「酒」
マスター「はい、どうぞ」
牛人間バト「モックック。ギャウもどうだ?」
牛人間ギャウ「僕は酒はいい」
武器屋 カルージャの町
夜がきた。
アシュトウ「フッ!今なら町を越えられる」
クウガ「世話になった」
武器屋「またな」
ダークロ「・・・」
武器屋「今、破壊の鉄がどこにいるか見当もつかない。気をつけて」
クウガ達は武器屋をあとにした。
86話
カルージャの町
夜の12時。
アシュトウ「牛共は酒場で熟睡しているはずだ。
一気に町を抜けるぞ!」
クウガ「ああ」
クウガ達は町の出口まで走った。
クウガ「・・・うあっ!!」
アシュトウ「どうした?」
クウガはギザモルに足をつかまれた
クウガ「離せっ!」
アシュトウ「!」
ギザモル「俺もつれてってくれよぉ!!」
クウガ。o○(こいつ・・・牛に相当ダメージを与えられたな)
アシュトウ「大きな声をだすんじゃねえ!」
ギザモル「連れてってくれよぉ!!」
クウガ「分かっ・・・!」
牛人間が一人、目を覚めてやってきた。
アシュトウ「くそ!」
牛人間1「人間め!夜中コソコソ何してやがる!
この町を通り抜けようとでも思ったか!!!」
クウガ「そうだ」
牛人間1「俺達に・・・」
アシュトウの攻撃
牛人間1「ぐぎゃあ!何だこの毒は!!」
牛人間1は気絶した
アシュトウ「他の牛どもは目が覚めてないだろうな・・・」
ギザモル「・・・あれ?」
クウガ「バレバレみたいだ」
クウガ達は牛人間達に囲まれていた。
アシュトウ「これで俺達は完全に牛を敵に回したな」
クウガ「アシュトウ!やるしかないだろ」
87話
カルージャの町
アシュトウ「仕方ねえな」
牛人間9「くたばれぇ!!」
牛人間8「おおお!」
牛人間達がクウガ達に襲い掛かった
アシュトウ「面白れえ。こいつらを一掃してやる」
アシュトウは蠍霧剣を装備した
ギザモル「な、なんだその恐ろしい色の武器は・・・」
アシュトウ「お前ら離れろ。この武器からは毒が噴射してくるぞ」
クウガ「おいおい危ないな・・・」
クウガとギザモルはアシュトウから離れた
牛人間達「うおおお!!」
アシュトウ攻撃
「ババババババッ!」
牛人間達「ぐぎゃあああ!!」
ギザモル「ど・・・毒が剣から・・・!なんという武器だ!!」
アシュトウ「驚くのはまだ早いな。魔法で止めをさしてやる」
クウガ「魔法!?」
アシュトウはポイズンニードルを唱えた
「シュババババババ!!!」
牛人間達「ぐあああ!」
牛人間達に70のダメージ
牛人間達は死亡した
死亡した牛人間達の一部が、信号をどこかへ送った。
ギザモル「・・・や、やった!牛を倒したぞ!」
廃墟館 カルージャの町
牛人間バト「モックック。酒場からこれだけ酒をもらったぜ」
牛人間21「モシュシュシュ。8割はわが最強の主!
ギアディ様の酒ですね」
牛人間バト「その通り。ギアディ様の部屋へ酒を運べ」
牛人間21「はい」
ギアディの部屋 廃墟館 カルージャの町
牛人間ギャウ「これは・・・牛の超音波感知信号・・・!
また我らに逆らう人間が現れた信号か。
・・・死亡した牛からの感知信号です・・・ギアディ様」
鉄牛人間ギアディ(懸賞金5500G)の目がギラついた。
牛人間ギャウ。o○(・・・破壊への序曲だ)
88話
カルージャの町
ダークロ「?誰か来たぞ!!牛人間か!?」
武器屋「・・・いや、違うみたいだよ」
クウガ達が武器屋に戻った。
武器屋「・・・キミ達、牛人間達に見つかったみたいだね」
アシュトウ「ああ。こいつのせいでな」
アシュトウはギザモルに指をさした。
ギザモル「・・・」
クウガ「俺達は戦う事にした」
アシュトウ「こいつを省いてな」
アシュトウはギザモルに指をさした
ギザモル「私は普通の牛人間一匹と戦うので精一杯です」
武器屋「・・・そうか。おそらく奴らがキミ達を総攻撃してくるのは
時間の問題だろう。そうなれば、戦いに有利になる場所を把握し、
そこで待機する必要があるな」
アシュトウ「・・・入り組んだとこでは俺達が不利だ。
どこか広いところで待つとするか」
クウガ「よし行こう!」
武器屋「生きてもう一度会おう!」
ダークロ「一度生きて帰ってきたお前らだ。期待しよう」
クウガとアシュトウは武器屋を後にした。
ギザモル。o○(ああ、助かった。ここは安全そうですね)
ダークロ。o○(こんな好機はめったにない。
ここは用心棒のあの人にも手伝ってもらおう・・・)
廃墟館 カルージャの町
牛人間ギャウ「さて、狩に行くか」
牛人間バト「手分けして探そう。・・・それにしても
あれだけの牛を一掃するとは・・・どんな人間だ。
それを思えば思うほど、闘争心が疼いてくるんだよ。モックック!」
89話
入り口 カルージャの町
アシュトウ「ここでいいな」
クウガ「ああ」
クウガ達はここで待つ事にした。
酒場 カルージャの町
牛人間バトが現れた
マスター「ひいっ!もう酒はないです・・・」
牛人間バト「人探しだ。俺に歯向かう人間はここにいるか?ん?」
誰も向かってこない。
牛人間バト「モックック・・・臆病な奴らだ。ここにはいないか!」
武器屋 カルージャの町
ギザモル「ダークロ君、どこへ行かれるのですか?」
ダークロ「牛どもに家族奪われた、かなりの実力の用心棒が
俺の知り合いにいる。今がそいつを呼ぶチャンスだ」
武器屋「・・・おおっ・・・」
ダークロ「そして、この町にいる」
入り口 カルージャの町
クウガ「・・・!」
アシュトウ「何か来たぞ。破壊の鉄じゃなくてホッとしたぜ」
牛人間ギャウが現れた。
牛人間ギャウ「やっと見つけたぞ。見れば分かる」
クウガ「他の牛人間とは何かが違うな」
アシュトウ「武器屋が言っていた要注意牛人間の一人だ」
酒場 カルージャの町
牛人間バトがいなくなった
マスター「こんな所にいるわけないじゃないか・・・」
ダークロが入ってきた
マスター「あ、いらっしゃい」
ダークロは店の隅にいる客に話し掛けた」
ダークロ「今がチャンスだ」
店の隅にいる客「!」
ダークロ「ディユバイン」
ディユバイン(店の隅にいる客)「・・・」
90話
入り口 カルージャの町
牛人間ギャウ「2対1か・・・」
アシュトウ「うるせえ!効率的にいくんだよ」
牛人間ギャウ「それはこっちのセリフだな」
牛人間ギャウは異空間の砂を撒いた。
アシュトウ「それは・・・異空間の砂!!」
牛人間ギャウはクウガに指をさした。
クウガ「!」
牛人間ギャウ「お前からだ」
牛人間ギャウとクウガは異空間に閉じ込められた。
アシュトウ「くそっ!」
異空間
クウガ「・・・ここは・・・?」
牛人間ギャウ「さあ・・・・な」
牛人間ギャウはクウガの背後に移動した
クウガ「!」
クウガvs牛人間ギャウ
戦闘開始
牛人間ギャウ「破!」
牛人間ギャウの攻撃 クウガは攻撃をよけた
牛人間ギャウ「・・・さすがだな」
クウガ「不意打ちとはやってくれるな」
牛人間ギャウは突進の構えをした。
クウガ「・・・ん?」
牛人間ギャウ「レディー・・・ゴーーー!!」
「ドドドドドド!!」
牛人間ギャウの攻撃 突進
クウガは攻撃をよけた
クウガ「ここだっ!」
クウガの攻撃 牛人間ギャウは攻撃をよけた
牛人間ギャウ「・・・一筋縄ではいかないか・・・」
クウガ「全力で来い!」
牛人間ギャウ「・・・そうさせてもらおう」