
151話
病院 クロデュスの街
アシュトウ「・・・」
医師「目が覚めたようだね。回復まで休んでてくれって伝言だ」
アシュトウ「ゼイパの野郎。昔はもう少し弱かったはずだ。
なのにあんなに強くなりやがって」
医師「ここは危険だよ。賞金首に手を出すなんて自殺行為さ。
あの二人、無事じゃすまないかもね」
アシュトウ「あいつらなら心配ない。今のところ俺よりも強い」
医師「そうか」
ブフィタギアス「クウガ達の事か?」
アシュトウ「ああ。クウガはギアディを倒したほどだ」
ブフィタギアス「!!カルージャの・・!?」
アシュトウ「だが、何か嫌な予感がするんだ。
兵士達の言ってた掃除がどうのこうのというが・・・どうも気になってよ」
医師「・・・」
休憩所 クロデュスの街
フィンブレク「殺気を感じないか?」
クウガ「ん?」
ペザギル達が現れた
フィンブレク「隠れるぞ」
クウガ「?」
フィンブレク「おそらくあの血に飢えた奴は賞金首だ。
見つからないように後を追えば、一気に多くの賞金首を見つけられる
かもしれない」
クウガ「それでどうするつもりだ?」
フィンブレク「やるかやらないかはその場で判断しよう。ただ、一応
どこに賞金首がいるのか把握しておけば、
この街で動きやすくなる事は確かだ」
クウガ「・・・そうするか」
クウガ達は隠れた
ぺザギル「誰もいねえぞ」
ぺザギルの手下1「おかしいなあ。人の気配はしたようだけど」
クロデュスの街 西部
ネジェロイが300Gクラスの賞金首達を倒していた
ネジェロイ「クックック・・・」
拍手が聞こえてきた
ネジェロイ「?」
拍手はゼイパだった
ネジェロイ「赤を作る男か・・・」
ゼイパ「俺を知っているのか?」
ネジェロイvs
ゼイパ
戦闘開始
152話
クロデュスの街 西部
ネジェロイ「最後に残す言葉はあるか?」
ゼイパ「・・・」
ゼイパの攻撃 十文字斬り
「ガキン!」
ネジェロイは爪で受け止めた
ネジェロイ。o○(速いな・・・)
ゼイパの攻撃 ネジェロイは攻撃をよけた
ゼイパ「俺をその辺の奴らと一緒にしてもらっては困るな」
ネジェロイ「どこからそんな自信がでてくる?」
ネジェロイは両腕の爪の先をゼイパに向けた
ゼイパ「・・・?」
ネジェロイ「これを食らって何人の賞金首が死亡したか・・・」
ネジェロイの攻撃 スクリュウクロウ
「ギュルルルルル!!」
全身を回転させたまま、ゼイパに向かってきた
ゼイパは攻撃をよけた
ネジェロイ「避けたら止まるとでも思ったか?
ネジェロイは方向転換した ゼイパに向かう
ゼイパ「・・!」
ゼイパは攻撃をよけた
ネジェロイ「クックック、さっきより避けるスピードが遅いぞ」
ゼイパ。o○(・・・真横!?)
ネジェロイまた方向転換し、攻撃 アイアンクロー
「ゴオオオオオ!!」
ゼイパ。o○(攻撃の切り替えが速い・・・!)
「ドシュ!!」
ゼイパに40のダメージ
ゼイパ「ぐっ!」
ネジェロイ「クックック」
ゼイパ「この至近距離は俺の範囲だ」
ネジェロイ「?」
ゼイパの攻撃 十文字斬り
「ズバズバッ!!」
ネジェロイ「!」
ネジェロイに40のダメージ
153話
クロデュスの街 中心部
カトゥン「アシュトウの匂いだ。間違いない」
カトゥンは病院に指をさした
ロガズオ「ドーピングでもしてるのか?
病院ごと破壊してやるぜ!」
ミング「早まるな。もしかすると、負傷してるかもしれない」
カトゥン。o○(アシュトウ。裏切ったことを後悔させてやる)
クロデュスの街 西部
ネジェロイ「ちっ。楽に終わらせてくれそうにはないな」
ゼイパ。o○(急な方向転換がやっかいだ)
「バッ!」
ネジェロイ「!」
ゼイパはネジェロイの後ろに回りこんだ
ネジェロイ「速いな」
ゼイパ「終わりだ」
ネジェロイ「スピードが速いのは分かった」
ゼイパ「?」
ネジェロイはエアーカタの魔法を唱えていた
ゼイパの5メートル頭上に風の刃が出来上がっている
ゼイパ「魔法!?」
ネジェロイ「エアーカタ!」
無数の風の刃が回転してゼイパに向かってきた
「ヒュンヒュンヒュンヒュン!」
ゼイパ「!」
病院 クロデュスの街 中心部
アシュトウ「・・・この街どうなってやがんだ。
賞金首がだらけなのに、まだ滅びちゃいない」
医師「あれが見計らったようなタイミングでやってくるんだ。
それを正義の味方なんて呼ぶ人もいるが」
アシュトウ「ああ。兵士が何か言ってたな」
医師「昔、生き残って逃げた賞金首から正義の味方の過去を
聞きだせることに成功した」
アシュトウ「賞金首まで治療したのか。変な医者だぜ」
医師「やられるまでは、あんなに恐ろしかったのが、
恐怖に怯えてブルブル震えていた。見ていて放っておけなくて」
アシュトウ「正義の味方ってのはどんな野郎だ?」
医師「・・・知っておくといい。教えよう」
154話
クロデュスの街 西部
ドシュ!!
ゼイパに50のダメージ
ゼイパ「・・・!」
ネジェロイ「クックック・・・」
ネジェロイの攻撃 ゼイパは攻撃をよけた
ゼイパの攻撃 ネジェロイは攻撃よけた
ネジェロイ「エアーカタ!!」
ネジェロイはエアーカタを唱えた
「ヒュンヒュンヒュンヒュン」
ゼイパはよけた
ネジェロイはエアーカタを唱えた
ネジェロイ「当たるまで繰り返すぞ」
「ヒュンヒュンヒュンヒュン」
ゼイパに50のダメージ
ゼイパ「・・・」
ゼイパは倒れた
ネジェロイ「クックック!これが実力の差だ!!」
ネジェロイはゼイパに近づいた
ゼイパは起き上がった
ゼイパ「油断したな。また俺の攻撃範囲に入ったな」
ネジェロイ「上を見てみろ」
「ヒュンヒュンヒュンヒュン」
ゼイパ「・・・どっちが速いかためしてみるか?」
ゼイパは構えた
ネジェロイ。o○(その構えは何だ・・・?)
病院 クロデュスの街 中心部
医師「正義の味方と呼ばれた奴は、昔一つの城を滅ぼしたと聞く。
そこを拠点に今も活動をしているが、どうしてこの街で英雄をやりたいのか
不明だけど、名前も負傷者から聞く事ができた」
アシュトウ「名前は?」
医師「スワイドゥーラ。かけられた懸賞金は12000G」
アシュトウ「い・・・12000G!?」
カトゥン達が現れた
カトゥン「!!」
アシュトウ「カトゥン!なんでてめえがここに・・・」
ミング「どうした?」
カトゥン「・・・帰るぞ」
ミング「カトゥン!どうしたってんだ一体!目の前に
アシュトウがいるっていうのに!」
155話
酒場 クロデュスの街 北部

クロデュスの街 中心部
カトゥン達が病院から出た
ミング「おい、やるんじゃなかったのか!?」
カトゥン「医師が言ったことを聞いてなかったのか?」
ミング「何を?」
ストライバ「スワイドゥーラ」
ミング「・・・」
カトゥン「あいつを呼んでおけばよかったが・・・、
とにかく、スワイドゥーラはレベルが違いすぎる」
ミング「・・・」
ロガズオ「最悪な街だ」
カトゥン達は街をでていった
クロデュスの街 北部
「ズバッ!!」
一般人がペザギルに斬られて死亡した
ぺザギル「もっと血を見せろ!!」
ぺザギルの手下達「ははははは!!」
クウガ達は尾行している
クウガ「あいつ・・・罪のない奴を」
フィンブレク「くそ」
ぺザギル達は歩きだした
ぺザギル「野郎ども!俺の刃を見ろ!」
ぺザギルの手下達「すばらしいです!ぺザギル様!」
ぺザギル「俺の片腕は失ったんじゃねえ。
新たに手に入れたのだ!斬るために!フヘヘヘヘ!!」
ぺザギルが歩きだした
フィンブレク「歩き出したぞ」
クウガ「今度はどこへ行く気だ?」
ぺザギル「喉が渇いた。酒場に戻るぞ」
ぺザギルの手下達「はい!ぺザギル様!」
フィンブレク「早く行こう。奴らに置いていかれる」
クウガ「ああ」
酒場 クロデュスの街 北部
眼鏡をかけている男。o○(・・・?)
156話
クロデュスの街 西部


ゼイパの攻撃 剣技 剣桜乱舞
「ビュバババババババババ!!」
ダンスのように激しい剣の舞がネジェロイに襲い掛かる
エアカータがはじき飛ばされた

ネジェロイに140のダメージ


ゼイパは力を溜めた

ゼイパの攻撃 十文字斬り
ネジェロイに70のダメージ


ネジェロイの爪が伸びた
「グググ・・・・」


ネジェロイの攻撃 ゼイパは攻撃をよけた

ネジェロイの攻撃 スクリュウクロウ
爪が伸びたため、威力増加!
「ギュルルルルル!!」
ゼイパは防御した
ゼイパに80のダメージ


酒場 クロデュスの街 北部
ぺザギル達がふたたび入ってきた
ぺザギルの手下1「おや?何だあいつ?一人だけぽつんと」
眼鏡をかけている男「私の事は気にしないで下さい」
ぺザギル「そうはいかねえな」
ぺザギルは眼鏡をかけた男に近づいた
眼鏡をかけている男「それはどういう意味ですか?」
ぺザギル「貴様の血を俺に見せろ!!」
ぺザギルは刃を眼鏡をかけた男に向けた
「!」
フィンブレク「よし、止めにいこう」
157話
酒場 クロデュスの街 北部
ペザギルの攻撃
眼鏡をかけている男は消えた
ペザギル「!」
眼鏡をかけている男は入り口にいた
ペザギル「そこか!」
クウガ達がでてきた
ペザギル「何だ貴様ら!邪魔だどけ!!」
フィンブレク「!」
眼鏡をかけている男は逃げ出した
ペザギルが追いかけてきた
ペザギル「待て!!」
眼鏡をかけている男。o○(あと10分)
フィンブレク「俺達も追うか」
クロデュスの街 西部

ネジェロイの攻撃 ゼイパは攻撃をよけた

眼鏡をかけている男が現れた
ペザギルが現れた



クウガ達が覗きに来た



いよいよ正義の味方が邪悪な賞金首どもを成敗いたす時間が
せまってまいりました!!」
街の人達が現れた




「ゴゴゴゴゴゴ・・・・」


ゼイパは特殊回復薬で全回復した




158話
クロデュスの街 西部
30。
眼鏡をかけている男。o○(残り30秒)
ペザギル「フヘヘヘヘ!!」
ペザギルが刃を掲げた
ペザギルの手下達「おお!!」
ペザギルは刃をネジェロイに向けている
ネジェロイ「?」
25。
ペザギル「4000Gはいただくぜ」
ペザギルの攻撃 ネジェロイは攻撃をよけた
ゼイパ。o○(地面が・・・揺れている?)
20。
眼鏡をかけている男。o○(残り20秒)
フィンブレク「クウガ。お前は気がついたか?」
クウガ「ああ。地面がビリビリしている」
フィンブレク「飯どころではないぞ」
ゼイパはクウガ達に気がついた
15。
ゼイパ「何をしに来た?」
フィンブレク「悪人退治ってとこかな・・・だが」
ゼイパ「それどころではなくなった」
フィンブレク「その通り」
ゼイパ。o○(・・・地面の揺れがさらに・・・!?)
10。
眼鏡をかけている男。o○(残り10秒)
街の人達「うわっ地震だ」
クウガ「なんで揺れてるんだ?」
フィンブレク「別に巨人がくるからではない。ただ、巨大な力を持つ者の
中には、地面をゆらすほどの”気”のようなものを常に発生させて
いる者もいると聞いたことがある」
5。
眼鏡をかけている男。o○(残り5秒)
「ズオオオオオオ!!」
4。
ペザギルの動きが止まった
ペザギル「!?」
ネジェロイ「クソ!ゼイパ!回復薬をよこせ!」
ゼイパはネジェロイに回復薬を渡した。ネジェロイは回復した。
ネジェロイ「正義の味方だかなんだか知らんが、切り刻んでやる!」
3。
眼鏡をかけている男。o○(残り3秒)
「ズォォォォオオオオオ!!!」
159話
クロデュスの街 西部
2。
ペザギル。o○(・・・この揺れは?)
1。
街の人達「この揺れは正義の揺れだ!」
0。
スワイドゥーラ達が現れた
街の人達「おおーーっ!!」
揺れがおさまった
スワイドゥーラ「楽しみにしてたかいキミ達?」
ペザギル「フヘヘヘヘへ!どんなにでかい奴かと思ったらこれかよ!」
女達「きゃっ、この人こわーい」
スワイドゥーラ「誘導ご苦労レインド」
レインド(眼鏡をかけた男)「お役にたてて光栄です」
スワイドゥーラが賞金首たちの近づいた
「!」
ネジェロイ「エアカータ!」
ネジェロイはエアカータを唱えた
スワイドゥーラは攻撃を吸収した
ネジェロイ「!」
レインド「10秒あれば十分ですね」
ペザギルは刃を振り上げた
ペザギルの手下達「でたっ!魔力で刃の重さを数倍にし、
威力を増加させるというペザギル様の振り下ろし技!!」
「ボンッ!!」
ペザギルとネジェロイとゼイパの体の中で爆発が起きた
300のダメージ
ペザギル「ぐああああ!!」
街の人達「おおーっ!!」
スワイドゥーラ「俺のために死んでくれ」
病院 クロデュスの街 中心部
アシュトウ「おいおい、何かやばいのを感じないか?」
ブフィタギアス「・・・」
医師「始まっているみたいだ」
クロデュスの街 西部
ペザギルが死亡した。ネジェロイが死亡した。
ゼイパが気絶した。
街の人達「おおっ!!さすが正義の味方スワイドゥーラ様!!」
クウガ「何が起こったんだ?」
フィンブレク「触れただけで・・・そんな事が・・・」
スワイドゥーラ「手ごたえがまったくない。やだねえこういうの」
160話
戦士育成道場レイヴェイン
カトゥン達が帰ってきた
コフェン「早いな」
カトゥン「今回は見送りだ」
ミング「あいつは?」
コフェン「相変わらず、例の部屋にこもりっきりだ」
カトゥン「・・・今、あの街は危険だ」
クロデュスの街 西部
街の人達は喜び、元の生活に戻った。
スワイドゥーラはクウガ達を見た
「!?」
スワイドゥーラ「ようこそクロデュスの街へ」
クウガ「廃道場を探してるんだ」
フィンブレク「おい・・・」
レインド「廃道場なら東部にあるから探してみるといい」
クウガ「東部か」
スワイドゥーラ「・・・」
フィンブレク「本当に倒してくれたんだな」
レインド「では、私たちは役目を終えたので失礼します」
スワイドゥーラ達はいなくなった。
クウガ「とりあえず、安心だな」
フィンブレク「さて、東部で探すか」
クウガ達は東部に移動した
ゼイパは目が覚めた
ゼイパ「がはっ・・・」
ゼイパは回復薬を使って回復した
ゼイパ「くそ・・・騙された」
ゴールドタワー
ゴールドナイト達「お帰りなさい。スワイドゥーラ様、レインド様」
スワイドゥーラ「レインド」
レインド「はい」
スワイドゥーラ「あの2匹、邪魔」
レインド「賞金首でなければ、うかつに始末はできませんね」
スワイドゥーラは手で合図した
レインド「なるほど、またあれを使うのですか」