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671話~

671話

中心街ソルドヴァーク ゾンソーガ大陸

クウガ達は住民の称号で結界を通り抜けた

フィンブレクフィンブレク「誰だが知らないが、助かったな。知り合いかルイキー?」
ルイキールイキー「いいや、あの男は知らない」
リボッグリボッグ「金の称号であの強さか。戦闘は避けたいな」
ルイキールイキー「酒場を目指そう。住民の称号持ちが多くいるはず」
ズァクズァク「これじゃ戦闘は避けるしかなさそうだな。銀でも」

フィンブレクフィンブレク。O○(気のせいだろうか、住民の称号をつけてから少し力が上がってるような・・・)

奴隷生成場 中心街ソルドヴァーク ゾンソーガ大陸

男オジェライ。O○(時間がない。まさかここまで称号の力が増幅しているとは。クウガ達が危ない・・・やはり、逃げるしかないか)
オジェライを周りを見た

奴隷奴隷「か・・・体がもう限界なん・・・です・・・」
ドスラゲイモンドスラゲイモン「は、限界?しゃべってるじゃないか、お前」
奴隷奴隷「・・・足が痛くて・・・もう動けないんです・・・か、家族が待っているんです・・・どうか・・・命だけは・・・」
ドスラゲイモンドスラゲイモン「弱い奴は戦えない。そして、奴隷になっても使えなかった奴はゴミクズ同然!」
奴隷奴隷「どうか、許してください!せめて最後に家族にだけでも!」
ドスラゲイモンドスラゲイモン「貴様の首が俺のコレクションに値するか、判断してやろう」
ドスラゲイモンの攻撃
奴隷奴隷「ぎゃあああああ!!」
奴隷は首が飛んで死亡した
ドスラゲイモンドスラゲイモン「ゴミクズの首に価値はねえ!」
ドスラゲイモンは奴隷の首を蹴り飛ばした。

ドスラゲイモンドスラゲイモン「!?」
オジェライが逃げていた

ドスラゲイモンドスラゲイモン「オジェライ。ここを離れるということは命を捨てるという事だ。分かっているだろうな。紋章の力を失ったお前はもはや、銀の称号持ちにすら勝つことはできない」

酒場 ゾンソーガ大陸

マルボッチマルボッチ「一体どうなってるんだい?」
ギオンバズズギオンバズズ「貴様の名は?」

ディーグディーグ「ディーグ。狂人状態を克服した」
ディーグは酒場を出ようとした
マルボッチマルボッチ「どこへ?」
ディーグディーグ「中心街。スライグを止める」
マルボッチマルボッチ「じゃあ、これをあげるよ」
ディーグディーグ「これは?」
マルボッチマルボッチ「銀の称号。僕にはもう必要ない。いや、君には必要なのかもしれない。力が大幅に上がるよ」
ディーグディーグ「こんな大事なもの俺なんかにあげちゃダメだぞ」
マルボッチマルボッチ「これがないと街の中にすら入れないよ」
ディーグディーグ「おお、そうか、すまない・・・じゃあ、借りようかな。ところで、あんたもゾンソーガ大陸出身か?」
ギオンバズズギオンバズズ「まぁ、頑張れや。おれは外からきたモンで中心街のことはよくわからない。マルボッチともここで出会った」
ディーグディーグ「ありがとう、いってくる」

672話

中心街ソルドヴァーク ゾンソーガ大陸

クウガクウガ「・・・ぐ」
フィンブレクフィンブレク「しっかりしろクウガ、もうすぐ酒場だ。そこで手当てをする」
クウガクウガ「何とか大丈夫だ、リボッグも大丈夫か?」
リボッグリボッグ「まあな。しかし、街の奴らだれも戦ってないぞ。どうなってるんだ」
ルイキールイキー「住民の称号持ちが多いからね。みんな怯えてるんだ。あそこ見てみな」
フィンブレクフィンブレク「!」

銀の称号持ちがキョロキョロしている

ズァクズァク「何だ、戦闘相手でも探してるのか?」
ルイキールイキー「ある程度力を蓄え自信がついた銀の称号持ちは、さらに金を狙う。弱い奴を倒しても意味ないのさ」
グレフソングレフソン「では、あの二人は何でしょうか?」

男が二人こっちを見ている

ルイキールイキー「あれは多分住民。力をつけたのかな、俺たちが銀の称号持ちに見えるんだろう。ここでは単独行動はさけたほうがいいよ」
クウガクウガ「そうだな」
グレフソングレフソン「ではこうしますか、あの二人から新しい情報を得る」

グレフソンは二人に近づいた


ルイキールイキー「おいおい・・・」

戦士戦士1「な・・・何だよ」
戦士戦士2「お前なんか一人だったら」
グレフソングレフソン「私一人で十分です」

東のほう 中心街ソルドヴァーク ゾンソーガ大陸

普通の戦士普通の戦士「く・・くそ、ど・・・奴隷に負けるなんて。戦闘能力が下がる称号のはず」
男オジェライ「俺はもともと強かった。戦闘能力を下げられても勝てる自信はある」
オジェライは住民の称号を手に入れた
男オジェライ「何!」
男オジェライ。O○(住民でこれだけの力がつくのか。誰か特殊な術でも施したか。次は銀かな。能力を戻すことはできないが・・・。だが、銀はこのままでは勝てないだろう。・・・特殊な武器でも必要だ。力で劣っていても特殊な武器と俺の戦略があれば勝てる自信はある。それよりクウガ達ともはやく合流せねばな)

中心街ソルドヴァーク ゾンソーガ大陸

戦士戦士1「そうか、本当にいいんだな、ゲハハハ!!」
戦士戦士2「お前、銀だろ。けっこう強そうだし。いただくぜ!!」
グレフソングレフソン「血気盛んな戦士、練習台はうってつけですね」
戦士1の両腕が巨大化して硬化した
戦士2の装備していた剣が燃えた 魔法剣、炎
グレフソングレフソン「!」
戦士戦士2「魔法剣だよ、修行を重ねようやくモノにできた。ようやく住民の称号から卒業できる!」

フィンブレクフィンブレク「魔法剣!?」

グレフソングレフソン「成程、それだけの力があるのなら、きっと耐久力もあるでしょう。楽しませてもらいますよ」

673話

中心街ソルドヴァーク ゾンソーガ大陸

戦士戦士1「この腕を見よ!この拳から振り下ろされる拳は通常の何倍だと思う?」
グレフソングレフソン「さぁねえ」

クウガクウガ。O○(あれと同じ能力を見たことがある。確かベルフ)

戦士1の攻撃
戦士戦士1「教えてやろう。100倍だ!!おおおおお!!」
「スカッ」
戦士戦士1「?」
グレフソンは攻撃をよけていた
グレフソングレフソン「遅いですね」
上からライトンが落ちてきた
戦士2「油断したな、俺は魔力がある!」

グレフソンはライトンを腕で弾いた

戦士戦士2「!・・・く、くそ!」
戦士の攻撃 魔法剣:風

フィンブレクフィンブレク「確かに強いが、この程度では金は無理だな」

戦士戦士2「何だと!?」

グレフソンはエアゾンカータを唱えた
戦士2に7500のダメージ
戦士戦士2「ぐあぁっ!」

戦士戦士1「に・・・逃げるぞ!!」
戦士戦士1は逃げ出した
戦士2も逃げようとした ズァクの毛に足が絡まった
戦士戦士2「ぐあああ」
ズァクズァク「おい、酒場の場所教えろ、いや案内しろ。探すの面倒だ」
戦士戦士2「は・・・はい分かりました」

酒場入口 中心街ソルドヴァーク ゾンソーガ大陸

男オジェライ。O○(くそ…ドスラゲイモンの手下か)

酒場 中心街ソルドヴァーク ゾンソーガ大陸

酒場のマスター「ひぃい、ころさないでくださいゾンガライダさん」

ゾンガライダゾンガライダ(ドスラゲイモンの手下+銀の称号持ち)「は、びびってんじゃねえ。俺はオジェライを待ってるんだよ。頭はザコの首なんて興味ねえ」

酒飲んでる人A酒場で飲んでる人A「あいつ・・・銀の称号持ちだ。手を出すな」
酒飲んでる人A酒場で飲んでる人B「ああ、目を合わせないようにする」

酒場入口 中心街ソルドヴァーク ゾンソーガ大陸

男オジェライ。O○(住民の称号の俺があいつに勝てるのか?・・・どうする)

酒場 中心街ソルドヴァーク ゾンソーガ大陸

ゾンガライダは酒を飲んだ
ゾンガライダゾンガライダ「おお!やっぱ酒はうめえな!!」
ゾンガライダは酒場で飲んでる人Aを見た
酒飲んでる人A酒場で飲んでる人A「え?」

ゾンガライダゾンガライダ「酔っぱらったと俺は、殺人癖がでちまうんだ、うらうらうらあ!」
ゾンガライダの攻撃 連続阿修羅斬り
「ズバズバズバズバ!!!」
酒飲んでる人A酒場で飲んでる人A「ぎゃああああ!」
酒場で飲んでる人Aは死亡して転送された
ゾンガライダゾンガライダ「おう、死なんだろうな。奴隷からやり直しだ」
ゾンガライダは血を浴びた剣をなめまわした
ゾンガライダは席についた
ゾンガライダゾンガライダ「さぁ、どんどん俺に酒をもってこい!マスター、楽しもうぜ!」

674話

酒場 中心街ソルドヴァーク ゾンソーガ大陸

酒場のマスター酒場のマスター「ぐあああああ!!」
ゾンガライダゾンガライダ「貴様!俺はいい酒の味を覚えている、安いのばっか出してんじゃねえ!」
酒場のマスター酒場のマスター「許してください、店の維持費が・・・」
ゾンガライダゾンガライダ「おお、そうだ。店の奥に家族がいるんだろ。紹介してくれよ」
酒場のマスター酒場のマスター「そ・・・それだけは・・・」
ゾンガライダは控室のドアを系飛ばした
酒場のマスターの妻酒場のマスターの妻「ひっ・・・」
ゾンガライダは酒場のマスターの妻に剣を向けた

「やめろ!!」

ゾンガライダゾンガライダ「あ?」
オジェライだった。
男オジェライ「くそ・・・」

酒場のマスター酒場のマスター「オジェライ、久しぶりじゃないか。よかった、生きていたんだな」
男オジェライ「すまないマスター。俺はもう特殊能力を失った」
ゾンガライダゾンガライダ「オジェライ!力を失ったとはいえ、称号創生者の貴様を打ちのめせば俺は成り上がれる!」
男オジェライ「無理だな。お前には力がない」
ゾンガライダゾンガライダ「住民の称号に成り下がった貴様に言われたくない!」
ゾンガライダの攻撃 みだれ斬り
男オジェライ「!」
オジェライは攻撃をよけた
ゾンガライダゾンガライダ「ほう、住民の称号でその回避能力」
ゾンガライダはゆっくり剣をオジェライに向けた
男オジェライ「!」

ゾンガライダの攻撃 睡眠剣 オジェライは攻撃をよけた
ゾンガライダゾンガライダ「避けても俺の攻撃を見た限り、特殊催眠によって睡魔が貴様を襲い続ける」
オジェライは眠気に襲われた
オジェライの攻撃 ゾンガライダは攻撃を止めた
ゾンガライダゾンガライダ「派手に地獄に落ちろ」
ゾンガライダの攻撃 連続阿修羅斬り

男が攻撃を止めた

男オジェライ「・・・!」
ゾンガライダゾンガライダ「・・・え!?ひ・・・ひぃいい」

ゾンガライダは逃げ出した
オジェライは倒れた

男男「・・・」
男はいなくなった

酒場のマスターハッスン「し・・・しぬとこだった・・・」
男オジェライ「助けてくれたのか・・・あの男・・・何者!?」

酒場 中心街ソルドヴァーク ゾンソーガ大陸

クウガフィンブレクリボッグズァクグレフソンルイキー戦士
ズァクズァク「ご苦労、もう行っていいぞ」
戦士戦士2「は、はい」
戦士2は立ち去った
クウガクウガ「ここなら情報が手に入るな」
ゾンガライダが酒場から出てきてそのままいなくなった
フィンブレクフィンブレク「何だあれは?」
リボッグリボッグ「何かあったんだろう」

オジェライが酒場の入り口から顔出した

男オジェライ「やっと、再開できたな」
クウガクウガ「オジェライ、本当に生きていたんだな」
男オジェライ「それは称号のおかげだ。そして金までのすべての称号は、もともと俺が使っていた紋章だ」
フィンブレクフィンブレク「何!?」
クウガクウガ「紋章と称号が同じ!?」

675話

酒場 中心街ソルドヴァーク ゾンソーガ大陸

クウガフィンブレクリボッグズァクグレフソンルイキー男

男オジェライ「 ではすべてを話そう」
クウガクウガ「ああ、始めてくれ」
男オジェライ「5年前・・・」
フィンブレクフィンブレク「5年前か」
男オジェライ「俺は紋章で称号を造らされた」

5年前 城 中心街ソルドヴァーク ゾンソーガ大陸

男オジェライ「できました。住民の称号が大量に。銀の称号はその半分。そして金の称号は15個」
王様「・・・そ、それでいい。私が病死すればこの街の秩序は崩壊する。だが、称号制度があれば強いものが弱い者に手を出すことはまず、なくなるだろう。そして力のあるものはわざわざ戦わずとも称号を見せるだけで力を誇示できる。無駄な争いはさけられるわけだ」
オジェライは銀の称号をつけた
男オジェライ「称号には付加効力を施しています。住民が1.2倍の力の増加、銀が1.5倍。そして金は2倍です」
王様「それでいい、力の差がはっきり分かる」
男オジェライ「そして、要望通り一度命を失うと称号にはもう一つの効果を加えることができました。一度だけなら復活できるのです」
王様「それは素晴らしい」
男オジェライ「そのあと紋章は力を失い、見た目も悪くなります。金属が錆びたような色をした紋章ですね」
王様「敗北の称号としよう」
男オジェライ「強い者はこれで手をだしませんね」
王様「これで私は安らかに眠れる・・・」

現在 酒場 中心街ソルドヴァーク ゾンソーガ大陸

男オジェライ「称号は各々の力に見合った者に配られた。強い者には金を、弱い者には住民。それによって、同じ称号同士の戦いは始まったものの、それ以外は沈静化された」
フィンブレク「力の差がよりはっきりとしたからな」
男オジェライ「だが、いつの間に、敗北の称号持ちが強い者に奴隷として働かされる風潮になっていった。ついには奴隷の称号という呼び名がついてしまった」
ルイキールイキー「ひどいもんだぜ」

5年前 城 中心街ソルドヴァーク ゾンソーガ大陸

「ズバッ!!」
住民の称号持ちが倒された

男オジェライ「やめろ!何してるんだ」

戦士(銀の紋章)「奴隷確保だよ。文句あるか、ハハハハハ!!」

5年前 隠れ家 中心街ソルドヴァーク ゾンソーガ大陸

デオガイアデオガイア「この街はつまらねえ、俺はここを出る!港街カイズンだ。穴を空けろスライグ」
ルイキールイキー「ついていきます!」
アゴンアゴン「いいねえ!!」
ブフィタギアスブフィタギアス「行きましょう、デオガイア様!」
スライグは空間に穴を空けた
顔に穴が開いた男スライグ「では行きましょう」
デオガイアデオガイア「この銀の紋章の力で、カイズンで暴れ回ってやるぜ」
顔に穴が開いた男スライグ「・・・」

676話

5年前 隠れ家 中心街ソルドヴァーク ゾンソーガ大陸

男オジェライ。O○(ここで称号が消えた。どういう事だ・・・能力者でもいたのか。だが、称号の力はこの街を出ると無効になる。だが、もともと力のあるものならそんなことは関係ないか)
オジェライは戦士たちに囲まれた
男オジェライ「!」
戦士1「お前が紋章の男か。あいにく俺らは銀の称号止まりよ。金の称号をつくってもらうぜ、へへへへへ」
戦士2「確かお前も銀だったな」
戦士3「俺なんてギリギリだめで住民だとよ。ふざけるなと言いたい!」
戦士4「ああ、金の称号がほしい!!」
戦士1「おし、囲むぞ」

男オジェライ「俺が称号を作ったという事はどういうことか分かるかな?」

戦士1「意味がわからない・・・う・・・動けない・・・」

戦士全員の動きが止まった
男オジェライ「こんなこともあろうかと思って、全ての称号に俺が動きを止めることのできるようにしておいた」

戦士1「く・・・くっそ!」

オジェライは称号とリンクさせた。
男オジェライ。O○(デオガイアか・・・あんな危険な男を野放しにはできない)

オジェライは港町カイズンに向かった

5年前 港町カイズン ゾンソーガ大陸

住民「う・・・うわ!」
デオガイアの炎が舞い上がる
デオガイアデオガイア「最高だ!決めた、俺はこの街の支配者になる!!」
住民「やめてくれ!」
ブフィタギアスブフィタギアス「ならば、従え」
住民は逃げ出そうとした
ルイキールイキー「つまらないねえ、もっと抵抗すれば役に立つと判断できるのにさ」
ルイキーの攻撃 住民は動けなくなった
アゴンがとどめをさした
ルイキールイキー「あんた、ひどいことするなあ」
アゴンアゴン「俺は骨の砕ける音を聞きたかっただけだ!」

酒場 中心街ソルドヴァーク ゾンソーガ大陸

ルイキールイキー「まぁ、そんなとこだ」
男オジェライ「俺の知らないとこの説明どうも」
リボッグリボッグ「ルイキー、てめえも十分にひどいことしてるだろうが」
ルイキー「だって役に・・・」
クウガクウガ「そんな男についていくのかお前は」
ルイキールイキー「くっ・・・デオガイア様は強い。だからついていくんだよ」
男オジェライ「では続けようか」

5年前 港町カイズン ゾンソーガ大陸

オジェライは住民達の死体を見つけた
男オジェライ。O○(このまま放っておくわけにはいかない。奴らの力を封印するしかないようだな。デオガイア、ブフィタギアス、アゴン、スライグ、ルイキー)

677話

5年前 港町カイズン ゾンソーガ大陸

アゴンアゴン「な・・・なぜだ。一対一でもここまでの力の差とは・・・」
オジェライオジェライ「お前は目の前にある称号を効果をマイナスにさせることができる」
アゴンアゴン「ち・・・力が下がっているという事か・・・」
オジェライオジェライ「その通りだ」
オジェライは封印の紋章を使った
アゴンアゴン「何だそれは・・・やめろ・・・くそぉおお!!」
アゴンの力は封印された
アゴンアゴン「・・・ここはどこですか?」
オジェライオジェライ「まず一人」

5年前 酒場 港町カイズン ゾンソーガ大陸

ルイキーの力は封印された
オジェライオジェライ「二人目」
客達「た・・・助かった」
オジェライオジェライ「自分が蒔いた種だからな。称号制度が裏目に出るとは」

酒場 港町カイズン ゾンソーガ大陸

リボッグリボッグ「あっさりじゃねえか。昔のほうがつよかったのか」
オジェライオジェライ「ああ、5年のブランクだ。紋章は問題なかったが、戦闘能力が落ちたな。まさかブフィタギアスが戻されてくるとは思っていなかった・・・せめて力を維持する最低限の修行はしておけばよかったと後悔している」

5年前 港町カイズン ゾンソーガ大陸

ブフィタギアスブフィタギアス「くそ・・・油断した・・・一人ずつやっているのか・・・」
オジェライオジェライ「そうだ」
ブフィタギアスは封印された ブフィタギアスは気絶した
オジェライオジェライ「気絶したか。よし、隔離はこいつにしよう」
10分後、ブフィタギアスは目が覚めた
ブフィタギアスブフィタギアス「ここは・・・」
オジュライオジュライ。O○(封印の紋章は時間経過とともに解除されやすくなる。きっかけは封印された者同士が一定距離内に集まった場合。こいつを隔離しよう)
ブフィタギアスブフィタギアス「俺は誰なんだ」
オジュライオジュライ「お前はブフィタギアス。俺についてこい、この大陸を出る」
ブフィタギアスブフィタギアス「わ・・・分かった」

二人は船に乗った

オジュライオジュライ。O○(変化の紋章、念のためだ。効果が切れれば元の姿に戻るが。俺は離れた場所でも身代わりは操作できる)

酒場 中心街ソルドヴァーク ゾンソーガ大陸

フィンブレクフィンブレク「全く、とんでもない能力だな。紋章は」
オジェライオジェライ「もう使えないがな」

5年前 中心街ソルドヴァーク ゾンソーガ大陸

スライグスライグ「・・・」
オジェライオジェライ「お前は封印すると老化するのか、不思議な現象だな」
スライグスライグ。O○(記憶が残っていること、ばれてはいないようだな)
スライグスライグ「こ・・・ここはどこ?」
オジェライオジェライ「さあな」
オジェライオジェライ。O○(最後はデオガイア。奴は一筋縄ではいかないだろう)

酒場 中心街ソルドヴァーク ゾンソーガ大陸

ズァクズァク「奴が顔に穴を空けたのはそのあとらしい」
オジェライオジェライ「ああ、確かに封印状態では開いていたな」
ズァクズァク「そしてふたたび能力が使えるようになったと、本人に聞いた」
クウガクウガ「何てやつだ 」

678話

5年前 城 ゾンソーガ大陸

デオガイアデオガイア「この俺が・・・まさか・・・・」
オジェライオジェライ「お前なら気づくと思ったんだが、称号はつけたままだったか?」
デオガイアデオガイア「何だと?・・・まさか効果を」
オジェライオジェライ「その通りだ。俺が称号を作った張本人だという事を忘れていたか、
デオガイアは倒れた
デオガイアデオガイア「くそおおおおお!!!」
デオガイアの力が封印された

5年前 リーゼイの街 アーガフ国

オジュライオジュライ「何がしたい?」
ブフィタギアスブフィタギアス「町の兵士かな・・・とりあえず」
オジュライオジュライ。O○(弱体化しているとはいえ、まだ戦えるだけの力は十分あるな)
オジュライオジュライ「お前は風の斧を装備している。街の兵士・・・いいかもしれないな。ルフォルダーグ城が近くにある。募兵をしているようだから、いってみるといい」
ブフィタギアスブフィタギアス「城で働ければ、給料もいいかもな、フッ」
オジュライオジュライ「じゃあな」
ブフィタギアスブフィタギアス「あんたはどうする?」
オジュライオジュライ「この大陸で好きに生きていくよ」
オジュライオジュライ。O○(ここで紋章の力を使うわけにはいかないがな)

3年前 酒場 港町ファンヴァール アーガフ国

ベゼルワンコスベゼルワンコス「あははは、お前と俺気が合うな名前は?」
オジュライオジュライ「オジュライだ。よろしくな」
ベゼルワンコスベゼルワンコス「町で遊びつくそうぜ。俺たちいいコンビになるぜ」

けっこう最近 戦闘魔法円 通路 港町ファンヴァール アーガフ国

カラブマは歩いていた
オジュライとベゼルワンコス行く手を阻む
?ガラプマ「ん?」
オジュライオジュライ「あの龍帝国ファンがあんな易々と負ける絶対何かあると思ってな」
ベゼルワンコスベゼルワンコス「好奇心ってやつぅ?どうやって勝ったか教えてほしいのよ」

カラブマは笑った

オジュライオジュライ「な・・・何がおかしい!」
?ガラプマ「俺は優しいから、あんたの言う通り教えてやるさ」
ベゼルワンコスベゼルワンコス「ほう、意外とあっさり」
カラブマは手を動かした
ベゼルワンコスベゼルワンコス「痛っ」
ベゼルワンコスに1のダメージ
オジュライオジュライ「・・・」
ベゼルワンコスベゼルワンコス「・・・。そうかそうか、これが勝った理由か。痒いねぇ、蚊に・・・」

カラブマはさらに手を動かした
1が100になった

ベゼルワンコスベゼルワンコス「・・・ぐ!」
オジュライオジュライ「どうしたベゼルワンコス!!」

カラブマはさらに手を動かした
100が5000になった
ベゼルワンコスベゼルワンコス「ぎゃあぁあああああ!」
オジュライオジュライ「ひ・・・ひぃいいいい!」
オジュライは逃げ出した

ベゼルワンコスは気絶した

(455話参照)

オジュライオジュライ。O○(紋章の力を使わないというのも・・・けっこう辛いな)

酒場 中心街ソルドヴァーク ゾンソーガ大陸

フィンブレクリボッグ「戦闘大会に参加していたのか」
オジェライオジェライ「オジュライとワンコスの仲良しチーム。予選敗退だ」
クウガクウガ「・・・う~ん」
リボッグリボッグ「・・・」
フィンブレクフィンブレク「・・・」
ズァクズァク「どうしたお前ら、立派なチーム名だろ!」
オジェライオジェライ「場所を移す」
フィンブレクフィンブレク「そうだな、さっきの奴の仲間達がくるかもな」
オジェライオジェライ「ドスラゲイモンは特に危険だ。少し離れた倉庫に移動しよう」
クウガクウガ「よし、行くか」
フィンブレクフィンブレク「金以上か?」
オジェライオジェライ「さっき見たが、金の称号だった。もともとは銀だったが、力をつけて金の称号持ちから奪い取ったのだろう」

クウガフィンブレクリボッググレフソンズァクルイキーオジェライ

クウガ達は移動した

679話

研究室 中心街ソルドヴァーク ゾンソーガ大陸

メタルスコーディオが数体粉々になっていた
男男(炎使い・金の称号持ち)「称号狙いか。俺を過小評価しすぎだスライグ。穴から逃げたか、堕ちたものだな」
男の手下が数体現れた

男男(炎使い)「何だ?」
手下「ゾイマラメガの件で」

男男(炎使い・金の称号持ち)「待ってたぜ、四人目の8悪塊クウガ。ゾイマラメガよ、やっとお前の仇が取れる!!」
手下「8悪塊はもう五人目まできてます。ズァクです。クウガと組んでいると思われます」
男男(炎使い)「・・・8悪塊、弱いうちにつぶしておく必要があるな。あの三人はもう手がつけられん」
メタルスコーディオが一体生き残っていた
手下「グラジウス様!」
グラジウスの攻撃 天龍獄炎
メタルスコーディオは天龍獄炎に包まれた
手下。O○(グラジウス様の天流獄炎は高速回転の柱となり、対象を炎で切り刻む)
メタルスコーディオメタルスコーディオ「オカシイ・・・オカシイ・・・!」
グラジウスグラジウス「俺の天龍獄炎は生きている炎。どんな細かいところにも侵入する。内側の柔らかいところから溶かしていく。そして龍の牙で砕く」
メタルスコーディオは細かく砕けた
手下「心配する必要はありませんね」

グラジウスグラジウス「メタルスコーディオか。面白いの作ってくれるなぁスライグ。まぁ、そいつを大量量産させてところですぐに戦闘に飢えたソディオライグの餌食だろうがな」
デオガイアとブフィタギアスが拘束されている
グラジウスグラジウス「お前らの飼い主はスライグじゃなくて俺だ」
デオガイアデオガイア「グオオオ」
ブフィタギアスブフィタギアス「グァアアア!」
手下「もう少し時間が必要ですね」

倉庫 中心街ソルドヴァーク ゾンソーガ大陸

クウガフィンブレクリボッググレフソンズァクルイキーオジェライ

オジェライオジェライ「ここを拠点にするか」
クウガクウガ「いい場所だな」

ルイキールイキー「デオガイア様は」
オジェライオジェライ「デオガイアを探すにはスライグをたどっていく必要があるが今の俺たちでは力不足だ。銀の称号を集めよう。複数でかかれば金に匹敵する力にはなれる」

680話

酒場 中心街ソルドヴァーク ゾンソーガ大陸

ゾンガライダドスラゲイモンバラシ

ゾンガライダゾンガライダ「・・・くそ、あいつらめ」
バラシバラシ(銀の称号持ち)「・・・遅かったようですね、ドスラゲイモンさん」

ドスラゲイモンドスラゲイモン「くそおおおおおお!!!」
客たち「ひっ・・・」
ドスラゲイモンドスラゲイモン「寂しいじゃねえかよ、オジェライ!」
ドスラゲイモンは斧をなめまわした

倉庫 中心街ソルドヴァーク ゾンソーガ大陸

オジェライオジェライ「・・・これは!!」
クウガクウガ「?」
オジェライオジェライ「・・・銀の称号持ちが近くに来ている」
ルイキールイキー「能力が失われても称号持ちが地下ずくだけで分かるのか、すごいな」
オジェライオジェライ「裏口から出ればここがバレることはないだろう」
グレフソンは出ようとした
リボッグ「お前がやるのか?」
グレフソングレフソン「別に称号なんて興味ありませんよ。ただ・・・魔力が疼いていましてね」
オジェライオジェライ「油断するなよ、銀の称号持ちでも力はまちまちだ」
グレフソングレフソン「わかってますよ」
グレフソンは裏口から出た

街路 中心街ソルドヴァーク ゾンソーガ大陸

グレフソングレフソン「!?」

ゾイマラメガに似た男だった
グレフソングレフソン「あなたは確か黒い用心棒の巣のメンバーでは?死んだと聞いたことがあります」
ゾイマラメガに似た男「俺はゾイマラメガじゃねえ、ゾイマラメジだ」
グレフソングレフソン「!?」
ゾイマラメジ「お前、クウガ一味だろう。よくもやってくれたな」
グレフソンの背後にも表れた
ゾイマラメジ「来たか、ゾイマラメル」
ゾイマラメル「おとり作戦成功だにゃん」
グレフソングレフソン「!?」

ルイキーが現れた
ルイキールイキー「へえ、囮だったんだ。二人に増えたみたいだから助けに来たよ」

ゾイマラメジ「何!?何でお前がクウガ一味に!?」
グレフソングレフソン「これで銀の称号2ついただけますね」
ルイキールイキー「驚くことはないよ。さぁ、楽しく始めようか」
ゾイマラメル「もー怒ったにゃん!」
ゾイマラメジ「まあいい。その分、手柄になるからな」


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