
671話
中心街ソルドヴァーク ゾンソーガ大陸
クウガ達は住民の称号で結界を通り抜けた
フィンブレク「誰だが知らないが、助かったな。知り合いかルイキー?」
ルイキー「いいや、あの男は知らない」
リボッグ「金の称号であの強さか。戦闘は避けたいな」
ルイキー「酒場を目指そう。住民の称号持ちが多くいるはず」
ズァク「これじゃ戦闘は避けるしかなさそうだな。銀でも」
フィンブレク。O○(気のせいだろうか、住民の称号をつけてから少し力が上がってるような・・・)
奴隷生成場 中心街ソルドヴァーク ゾンソーガ大陸
オジェライ。O○(時間がない。まさかここまで称号の力が増幅しているとは。クウガ達が危ない・・・やはり、逃げるしかないか)
オジェライを周りを見た
奴隷「か・・・体がもう限界なん・・・です・・・」
ドスラゲイモン「は、限界?しゃべってるじゃないか、お前」
奴隷「・・・足が痛くて・・・もう動けないんです・・・か、家族が待っているんです・・・どうか・・・命だけは・・・」
ドスラゲイモン「弱い奴は戦えない。そして、奴隷になっても使えなかった奴はゴミクズ同然!」
奴隷「どうか、許してください!せめて最後に家族にだけでも!」
ドスラゲイモン「貴様の首が俺のコレクションに値するか、判断してやろう」
ドスラゲイモンの攻撃
奴隷「ぎゃあああああ!!」
奴隷は首が飛んで死亡した
ドスラゲイモン「ゴミクズの首に価値はねえ!」
ドスラゲイモンは奴隷の首を蹴り飛ばした。
ドスラゲイモン「!?」
オジェライが逃げていた
ドスラゲイモン「オジェライ。ここを離れるということは命を捨てるという事だ。分かっているだろうな。紋章の力を失ったお前はもはや、銀の称号持ちにすら勝つことはできない」
酒場 ゾンソーガ大陸
マルボッチ「一体どうなってるんだい?」
ギオンバズズ「貴様の名は?」
ディーグ「ディーグ。狂人状態を克服した」
ディーグは酒場を出ようとした
マルボッチ「どこへ?」
ディーグ「中心街。スライグを止める」
マルボッチ「じゃあ、これをあげるよ」
ディーグ「これは?」
マルボッチ「銀の称号。僕にはもう必要ない。いや、君には必要なのかもしれない。力が大幅に上がるよ」
ディーグ「こんな大事なもの俺なんかにあげちゃダメだぞ」
マルボッチ「これがないと街の中にすら入れないよ」
ディーグ「おお、そうか、すまない・・・じゃあ、借りようかな。ところで、あんたもゾンソーガ大陸出身か?」
ギオンバズズ「まぁ、頑張れや。おれは外からきたモンで中心街のことはよくわからない。マルボッチともここで出会った」
ディーグ「ありがとう、いってくる」
672話
中心街ソルドヴァーク ゾンソーガ大陸
クウガ「・・・ぐ」
フィンブレク「しっかりしろクウガ、もうすぐ酒場だ。そこで手当てをする」
クウガ「何とか大丈夫だ、リボッグも大丈夫か?」
リボッグ「まあな。しかし、街の奴らだれも戦ってないぞ。どうなってるんだ」
ルイキー「住民の称号持ちが多いからね。みんな怯えてるんだ。あそこ見てみな」
フィンブレク「!」
銀の称号持ちがキョロキョロしている
ズァク「何だ、戦闘相手でも探してるのか?」
ルイキー「ある程度力を蓄え自信がついた銀の称号持ちは、さらに金を狙う。弱い奴を倒しても意味ないのさ」
グレフソン「では、あの二人は何でしょうか?」
男が二人こっちを見ている
ルイキー「あれは多分住民。力をつけたのかな、俺たちが銀の称号持ちに見えるんだろう。ここでは単独行動はさけたほうがいいよ」
クウガ「そうだな」
グレフソン「ではこうしますか、あの二人から新しい情報を得る」
グレフソンは二人に近づいた
ルイキー「おいおい・・・」
戦士1「な・・・何だよ」
戦士2「お前なんか一人だったら」
グレフソン「私一人で十分です」
東のほう 中心街ソルドヴァーク ゾンソーガ大陸
普通の戦士「く・・くそ、ど・・・奴隷に負けるなんて。戦闘能力が下がる称号のはず」
オジェライ「俺はもともと強かった。戦闘能力を下げられても勝てる自信はある」
オジェライは住民の称号を手に入れた
オジェライ「何!」
オジェライ。O○(住民でこれだけの力がつくのか。誰か特殊な術でも施したか。次は銀かな。能力を戻すことはできないが・・・。だが、銀はこのままでは勝てないだろう。・・・特殊な武器でも必要だ。力で劣っていても特殊な武器と俺の戦略があれば勝てる自信はある。それよりクウガ達ともはやく合流せねばな)
中心街ソルドヴァーク ゾンソーガ大陸
戦士1「そうか、本当にいいんだな、ゲハハハ!!」
戦士2「お前、銀だろ。けっこう強そうだし。いただくぜ!!」
グレフソン「血気盛んな戦士、練習台はうってつけですね」
戦士1の両腕が巨大化して硬化した
戦士2の装備していた剣が燃えた 魔法剣、炎
グレフソン「!」
戦士2「魔法剣だよ、修行を重ねようやくモノにできた。ようやく住民の称号から卒業できる!」
フィンブレク「魔法剣!?」
グレフソン「成程、それだけの力があるのなら、きっと耐久力もあるでしょう。楽しませてもらいますよ」
673話
中心街ソルドヴァーク ゾンソーガ大陸
戦士1「この腕を見よ!この拳から振り下ろされる拳は通常の何倍だと思う?」
グレフソン「さぁねえ」
クウガ。O○(あれと同じ能力を見たことがある。確かベルフ)
戦士1の攻撃
戦士1「教えてやろう。100倍だ!!おおおおお!!」
「スカッ」
戦士1「?」
グレフソンは攻撃をよけていた
グレフソン「遅いですね」
上からライトンが落ちてきた
戦士2「油断したな、俺は魔力がある!」
グレフソンはライトンを腕で弾いた
戦士2「!・・・く、くそ!」
戦士の攻撃 魔法剣:風
フィンブレク「確かに強いが、この程度では金は無理だな」
戦士2「何だと!?」
グレフソンはエアゾンカータを唱えた
戦士2に7500のダメージ
戦士2「ぐあぁっ!」
戦士1「に・・・逃げるぞ!!」
戦士1は逃げ出した
戦士2も逃げようとした ズァクの毛に足が絡まった
戦士2「ぐあああ」
ズァク「おい、酒場の場所教えろ、いや案内しろ。探すの面倒だ」
戦士2「は・・・はい分かりました」
酒場入口 中心街ソルドヴァーク ゾンソーガ大陸
オジェライ。O○(くそ…ドスラゲイモンの手下か)
酒場 中心街ソルドヴァーク ゾンソーガ大陸
酒場のマスター「ひぃい、ころさないでくださいゾンガライダさん」
ゾンガライダ(ドスラゲイモンの手下+銀の称号持ち)「は、びびってんじゃねえ。俺はオジェライを待ってるんだよ。頭はザコの首なんて興味ねえ」
酒場で飲んでる人A「あいつ・・・銀の称号持ちだ。手を出すな」
酒場で飲んでる人B「ああ、目を合わせないようにする」
酒場入口 中心街ソルドヴァーク ゾンソーガ大陸
オジェライ。O○(住民の称号の俺があいつに勝てるのか?・・・どうする)
酒場 中心街ソルドヴァーク ゾンソーガ大陸
ゾンガライダは酒を飲んだ
ゾンガライダ「おお!やっぱ酒はうめえな!!」
ゾンガライダは酒場で飲んでる人Aを見た
酒場で飲んでる人A「え?」
ゾンガライダ「酔っぱらったと俺は、殺人癖がでちまうんだ、うらうらうらあ!」
ゾンガライダの攻撃 連続阿修羅斬り
「ズバズバズバズバ!!!」
酒場で飲んでる人A「ぎゃああああ!」
酒場で飲んでる人Aは死亡して転送された
ゾンガライダ「おう、死なんだろうな。奴隷からやり直しだ」
ゾンガライダは血を浴びた剣をなめまわした
ゾンガライダは席についた
ゾンガライダ「さぁ、どんどん俺に酒をもってこい!マスター、楽しもうぜ!」
674話
酒場 中心街ソルドヴァーク ゾンソーガ大陸
酒場のマスター「ぐあああああ!!」
ゾンガライダ「貴様!俺はいい酒の味を覚えている、安いのばっか出してんじゃねえ!」
酒場のマスター「許してください、店の維持費が・・・」
ゾンガライダ「おお、そうだ。店の奥に家族がいるんだろ。紹介してくれよ」
酒場のマスター「そ・・・それだけは・・・」
ゾンガライダは控室のドアを系飛ばした
酒場のマスターの妻「ひっ・・・」
ゾンガライダは酒場のマスターの妻に剣を向けた
「やめろ!!」
ゾンガライダ「あ?」
オジェライだった。
オジェライ「くそ・・・」
酒場のマスター「オジェライ、久しぶりじゃないか。よかった、生きていたんだな」
オジェライ「すまないマスター。俺はもう特殊能力を失った」
ゾンガライダ「オジェライ!力を失ったとはいえ、称号創生者の貴様を打ちのめせば俺は成り上がれる!」
オジェライ「無理だな。お前には力がない」
ゾンガライダ「住民の称号に成り下がった貴様に言われたくない!」
ゾンガライダの攻撃 みだれ斬り
オジェライ「!」
オジェライは攻撃をよけた
ゾンガライダ「ほう、住民の称号でその回避能力」
ゾンガライダはゆっくり剣をオジェライに向けた
オジェライ「!」
ゾンガライダの攻撃 睡眠剣 オジェライは攻撃をよけた
ゾンガライダ「避けても俺の攻撃を見た限り、特殊催眠によって睡魔が貴様を襲い続ける」
オジェライは眠気に襲われた
オジェライの攻撃 ゾンガライダは攻撃を止めた
ゾンガライダ「派手に地獄に落ちろ」
ゾンガライダの攻撃 連続阿修羅斬り
男が攻撃を止めた
オジェライ「・・・!」
ゾンガライダ「・・・え!?ひ・・・ひぃいい」
ゾンガライダは逃げ出した
オジェライは倒れた
男「・・・」
男はいなくなった
ハッスン「し・・・しぬとこだった・・・」
オジェライ「助けてくれたのか・・・あの男・・・何者!?」
酒場 中心街ソルドヴァーク ゾンソーガ大陸
ズァク「ご苦労、もう行っていいぞ」
戦士2「は、はい」
戦士2は立ち去った
クウガ「ここなら情報が手に入るな」
ゾンガライダが酒場から出てきてそのままいなくなった
フィンブレク「何だあれは?」
リボッグ「何かあったんだろう」
オジェライが酒場の入り口から顔出した
オジェライ「やっと、再開できたな」
クウガ「オジェライ、本当に生きていたんだな」
オジェライ「それは称号のおかげだ。そして金までのすべての称号は、もともと俺が使っていた紋章だ」
フィンブレク「何!?」
クウガ「紋章と称号が同じ!?」
675話
酒場 中心街ソルドヴァーク ゾンソーガ大陸
オジェライ「 ではすべてを話そう」
クウガ「ああ、始めてくれ」
オジェライ「5年前・・・」
フィンブレク「5年前か」
オジェライ「俺は紋章で称号を造らされた」
5年前 城 中心街ソルドヴァーク ゾンソーガ大陸
オジェライ「できました。住民の称号が大量に。銀の称号はその半分。そして金の称号は15個」
王様「・・・そ、それでいい。私が病死すればこの街の秩序は崩壊する。だが、称号制度があれば強いものが弱い者に手を出すことはまず、なくなるだろう。そして力のあるものはわざわざ戦わずとも称号を見せるだけで力を誇示できる。無駄な争いはさけられるわけだ」
オジェライは銀の称号をつけた
オジェライ「称号には付加効力を施しています。住民が1.2倍の力の増加、銀が1.5倍。そして金は2倍です」
王様「それでいい、力の差がはっきり分かる」
オジェライ「そして、要望通り一度命を失うと称号にはもう一つの効果を加えることができました。一度だけなら復活できるのです」
王様「それは素晴らしい」
オジェライ「そのあと紋章は力を失い、見た目も悪くなります。金属が錆びたような色をした紋章ですね」
王様「敗北の称号としよう」
オジェライ「強い者はこれで手をだしませんね」
王様「これで私は安らかに眠れる・・・」
現在 酒場 中心街ソルドヴァーク ゾンソーガ大陸
オジェライ「称号は各々の力に見合った者に配られた。強い者には金を、弱い者には住民。それによって、同じ称号同士の戦いは始まったものの、それ以外は沈静化された」
フィンブレク「力の差がよりはっきりとしたからな」
オジェライ「だが、いつの間に、敗北の称号持ちが強い者に奴隷として働かされる風潮になっていった。ついには奴隷の称号という呼び名がついてしまった」
ルイキー「ひどいもんだぜ」
5年前 城 中心街ソルドヴァーク ゾンソーガ大陸
「ズバッ!!」
住民の称号持ちが倒された
オジェライ「やめろ!何してるんだ」
戦士(銀の紋章)「奴隷確保だよ。文句あるか、ハハハハハ!!」
5年前 隠れ家 中心街ソルドヴァーク ゾンソーガ大陸
デオガイア「この街はつまらねえ、俺はここを出る!港街カイズンだ。穴を空けろスライグ」
ルイキー「ついていきます!」
アゴン「いいねえ!!」
ブフィタギアス「行きましょう、デオガイア様!」
スライグは空間に穴を空けた
スライグ「では行きましょう」
デオガイア「この銀の紋章の力で、カイズンで暴れ回ってやるぜ」
スライグ「・・・」
676話
5年前 隠れ家 中心街ソルドヴァーク ゾンソーガ大陸
オジェライ。O○(ここで称号が消えた。どういう事だ・・・能力者でもいたのか。だが、称号の力はこの街を出ると無効になる。だが、もともと力のあるものならそんなことは関係ないか)
オジェライは戦士たちに囲まれた
オジェライ「!」
戦士1「お前が紋章の男か。あいにく俺らは銀の称号止まりよ。金の称号をつくってもらうぜ、へへへへへ」
戦士2「確かお前も銀だったな」
戦士3「俺なんてギリギリだめで住民だとよ。ふざけるなと言いたい!」
戦士4「ああ、金の称号がほしい!!」
戦士1「おし、囲むぞ」
オジェライ「俺が称号を作ったという事はどういうことか分かるかな?」
戦士1「意味がわからない・・・う・・・動けない・・・」
戦士全員の動きが止まった
オジェライ「こんなこともあろうかと思って、全ての称号に俺が動きを止めることのできるようにしておいた」
戦士1「く・・・くっそ!」
オジェライは称号とリンクさせた。
オジェライ。O○(デオガイアか・・・あんな危険な男を野放しにはできない)
オジェライは港町カイズンに向かった
5年前 港町カイズン ゾンソーガ大陸
住民「う・・・うわ!」
デオガイアの炎が舞い上がる
デオガイア「最高だ!決めた、俺はこの街の支配者になる!!」
住民「やめてくれ!」
ブフィタギアス「ならば、従え」
住民は逃げ出そうとした
ルイキー「つまらないねえ、もっと抵抗すれば役に立つと判断できるのにさ」
ルイキーの攻撃 住民は動けなくなった
アゴンがとどめをさした
ルイキー「あんた、ひどいことするなあ」
アゴン「俺は骨の砕ける音を聞きたかっただけだ!」
酒場 中心街ソルドヴァーク ゾンソーガ大陸
ルイキー「まぁ、そんなとこだ」
オジェライ「俺の知らないとこの説明どうも」
リボッグ「ルイキー、てめえも十分にひどいことしてるだろうが」
ルイキー「だって役に・・・」
クウガ「そんな男についていくのかお前は」
ルイキー「くっ・・・デオガイア様は強い。だからついていくんだよ」
オジェライ「では続けようか」
5年前 港町カイズン ゾンソーガ大陸
オジェライは住民達の死体を見つけた
オジェライ。O○(このまま放っておくわけにはいかない。奴らの力を封印するしかないようだな。デオガイア、ブフィタギアス、アゴン、スライグ、ルイキー)
677話
5年前 港町カイズン ゾンソーガ大陸
アゴン「な・・・なぜだ。一対一でもここまでの力の差とは・・・」
オジェライ「お前は目の前にある称号を効果をマイナスにさせることができる」
アゴン「ち・・・力が下がっているという事か・・・」
オジェライ「その通りだ」
オジェライは封印の紋章を使った
アゴン「何だそれは・・・やめろ・・・くそぉおお!!」
アゴンの力は封印された
アゴン「・・・ここはどこですか?」
オジェライ「まず一人」
5年前 酒場 港町カイズン ゾンソーガ大陸
ルイキーの力は封印された
オジェライ「二人目」
客達「た・・・助かった」
オジェライ「自分が蒔いた種だからな。称号制度が裏目に出るとは」
酒場 港町カイズン ゾンソーガ大陸
リボッグ「あっさりじゃねえか。昔のほうがつよかったのか」
オジェライ「ああ、5年のブランクだ。紋章は問題なかったが、戦闘能力が落ちたな。まさかブフィタギアスが戻されてくるとは思っていなかった・・・せめて力を維持する最低限の修行はしておけばよかったと後悔している」
5年前 港町カイズン ゾンソーガ大陸
ブフィタギアス「くそ・・・油断した・・・一人ずつやっているのか・・・」
オジェライ「そうだ」
ブフィタギアスは封印された ブフィタギアスは気絶した
オジェライ「気絶したか。よし、隔離はこいつにしよう」
10分後、ブフィタギアスは目が覚めた
ブフィタギアス「ここは・・・」
オジュライ。O○(封印の紋章は時間経過とともに解除されやすくなる。きっかけは封印された者同士が一定距離内に集まった場合。こいつを隔離しよう)
ブフィタギアス「俺は誰なんだ」
オジュライ「お前はブフィタギアス。俺についてこい、この大陸を出る」
ブフィタギアス「わ・・・分かった」
二人は船に乗った
オジュライ。O○(変化の紋章、念のためだ。効果が切れれば元の姿に戻るが。俺は離れた場所でも身代わりは操作できる)
酒場 中心街ソルドヴァーク ゾンソーガ大陸
フィンブレク「全く、とんでもない能力だな。紋章は」
オジェライ「もう使えないがな」
5年前 中心街ソルドヴァーク ゾンソーガ大陸
スライグ「・・・」
オジェライ「お前は封印すると老化するのか、不思議な現象だな」
スライグ。O○(記憶が残っていること、ばれてはいないようだな)
スライグ「こ・・・ここはどこ?」
オジェライ「さあな」
オジェライ。O○(最後はデオガイア。奴は一筋縄ではいかないだろう)
酒場 中心街ソルドヴァーク ゾンソーガ大陸
ズァク「奴が顔に穴を空けたのはそのあとらしい」
オジェライ「ああ、確かに封印状態では開いていたな」
ズァク「そしてふたたび能力が使えるようになったと、本人に聞いた」
クウガ「何てやつだ
」
678話
5年前 城 ゾンソーガ大陸
デオガイア「この俺が・・・まさか・・・・」
オジェライ「お前なら気づくと思ったんだが、称号はつけたままだったか?」
デオガイア「何だと?・・・まさか効果を」
オジェライ「その通りだ。俺が称号を作った張本人だという事を忘れていたか、
デオガイアは倒れた
デオガイア「くそおおおおお!!!」
デオガイアの力が封印された
5年前 リーゼイの街 アーガフ国
オジュライ「何がしたい?」
ブフィタギアス「町の兵士かな・・・とりあえず」
オジュライ。O○(弱体化しているとはいえ、まだ戦えるだけの力は十分あるな)
オジュライ「お前は風の斧を装備している。街の兵士・・・いいかもしれないな。ルフォルダーグ城が近くにある。募兵をしているようだから、いってみるといい」
ブフィタギアス「城で働ければ、給料もいいかもな、フッ」
オジュライ「じゃあな」
ブフィタギアス「あんたはどうする?」
オジュライ「この大陸で好きに生きていくよ」
オジュライ。O○(ここで紋章の力を使うわけにはいかないがな)
3年前 酒場 港町ファンヴァール アーガフ国
ベゼルワンコス「あははは、お前と俺気が合うな名前は?」
オジュライ「オジュライだ。よろしくな」
ベゼルワンコス「町で遊びつくそうぜ。俺たちいいコンビになるぜ」
けっこう最近 戦闘魔法円 通路 港町ファンヴァール アーガフ国
カラブマは歩いていた
オジュライとベゼルワンコス行く手を阻む
ガラプマ「ん?」
オジュライ「あの龍帝国ファンがあんな易々と負ける絶対何かあると思ってな」
ベゼルワンコス「好奇心ってやつぅ?どうやって勝ったか教えてほしいのよ」
カラブマは笑った
オジュライ「な・・・何がおかしい!」
ガラプマ「俺は優しいから、あんたの言う通り教えてやるさ」
ベゼルワンコス「ほう、意外とあっさり」
カラブマは手を動かした
ベゼルワンコス「痛っ」
ベゼルワンコスに1のダメージ
オジュライ「・・・」
ベゼルワンコス「・・・。そうかそうか、これが勝った理由か。痒いねぇ、蚊に・・・」
カラブマはさらに手を動かした
1が100になった
ベゼルワンコス「・・・ぐ!」
オジュライ「どうしたベゼルワンコス!!」
カラブマはさらに手を動かした
100が5000になった
ベゼルワンコス「ぎゃあぁあああああ!」
オジュライ「ひ・・・ひぃいいいい!」
オジュライは逃げ出した
ベゼルワンコスは気絶した
(455話参照)
オジュライ。O○(紋章の力を使わないというのも・・・けっこう辛いな)
酒場 中心街ソルドヴァーク ゾンソーガ大陸
リボッグ「戦闘大会に参加していたのか」
オジェライ「オジュライとワンコスの仲良しチーム。予選敗退だ」
クウガ「・・・う~ん」
リボッグ「・・・」
フィンブレク「・・・」
ズァク「どうしたお前ら、立派なチーム名だろ!」
オジェライ「場所を移す」
フィンブレク「そうだな、さっきの奴の仲間達がくるかもな」
オジェライ「ドスラゲイモンは特に危険だ。少し離れた倉庫に移動しよう」
クウガ「よし、行くか」
フィンブレク「金以上か?」
オジェライ「さっき見たが、金の称号だった。もともとは銀だったが、力をつけて金の称号持ちから奪い取ったのだろう」
クウガ達は移動した
679話
研究室 中心街ソルドヴァーク ゾンソーガ大陸
メタルスコーディオが数体粉々になっていた
男(炎使い・金の称号持ち)「称号狙いか。俺を過小評価しすぎだスライグ。穴から逃げたか、堕ちたものだな」
男の手下が数体現れた
男(炎使い)「何だ?」
手下「ゾイマラメガの件で」
男(炎使い・金の称号持ち)「待ってたぜ、四人目の8悪塊クウガ。ゾイマラメガよ、やっとお前の仇が取れる!!」
手下「8悪塊はもう五人目まできてます。ズァクです。クウガと組んでいると思われます」
男(炎使い)「・・・8悪塊、弱いうちにつぶしておく必要があるな。あの三人はもう手がつけられん」
メタルスコーディオが一体生き残っていた
手下「グラジウス様!」
グラジウスの攻撃 天龍獄炎
メタルスコーディオは天龍獄炎に包まれた
手下。O○(グラジウス様の天流獄炎は高速回転の柱となり、対象を炎で切り刻む)
メタルスコーディオ「オカシイ・・・オカシイ・・・!」
グラジウス「俺の天龍獄炎は生きている炎。どんな細かいところにも侵入する。内側の柔らかいところから溶かしていく。そして龍の牙で砕く」
メタルスコーディオは細かく砕けた
手下「心配する必要はありませんね」
グラジウス「メタルスコーディオか。面白いの作ってくれるなぁスライグ。まぁ、そいつを大量量産させてところですぐに戦闘に飢えたソディオライグの餌食だろうがな」
デオガイアとブフィタギアスが拘束されている
グラジウス「お前らの飼い主はスライグじゃなくて俺だ」
デオガイア「グオオオ」
ブフィタギアス「グァアアア!」
手下「もう少し時間が必要ですね」
倉庫 中心街ソルドヴァーク ゾンソーガ大陸
オジェライ「ここを拠点にするか」
クウガ「いい場所だな」
ルイキー「デオガイア様は」
オジェライ「デオガイアを探すにはスライグをたどっていく必要があるが今の俺たちでは力不足だ。銀の称号を集めよう。複数でかかれば金に匹敵する力にはなれる」
680話
酒場 中心街ソルドヴァーク ゾンソーガ大陸
ゾンガライダ「・・・くそ、あいつらめ」
バラシ(銀の称号持ち)「・・・遅かったようですね、ドスラゲイモンさん」
ドスラゲイモン「くそおおおおおお!!!」
客たち「ひっ・・・」
ドスラゲイモン「寂しいじゃねえかよ、オジェライ!」
ドスラゲイモンは斧をなめまわした
倉庫 中心街ソルドヴァーク ゾンソーガ大陸
オジェライ「・・・これは!!」
クウガ「?」
オジェライ「・・・銀の称号持ちが近くに来ている」
ルイキー「能力が失われても称号持ちが地下ずくだけで分かるのか、すごいな」
オジェライ「裏口から出ればここがバレることはないだろう」
グレフソンは出ようとした
リボッグ「お前がやるのか?」
グレフソン「別に称号なんて興味ありませんよ。ただ・・・魔力が疼いていましてね」
オジェライ「油断するなよ、銀の称号持ちでも力はまちまちだ」
グレフソン「わかってますよ」
グレフソンは裏口から出た
街路 中心街ソルドヴァーク ゾンソーガ大陸
グレフソン「!?」
ゾイマラメガに似た男だった
グレフソン「あなたは確か黒い用心棒の巣のメンバーでは?死んだと聞いたことがあります」
ゾイマラメガに似た男「俺はゾイマラメガじゃねえ、ゾイマラメジだ」
グレフソン「!?」
ゾイマラメジ「お前、クウガ一味だろう。よくもやってくれたな」
グレフソンの背後にも表れた
ゾイマラメジ「来たか、ゾイマラメル」
ゾイマラメル「おとり作戦成功だにゃん」
グレフソン「!?」
ルイキーが現れた
ルイキー「へえ、囮だったんだ。二人に増えたみたいだから助けに来たよ」
ゾイマラメジ「何!?何でお前がクウガ一味に!?」
グレフソン「これで銀の称号2ついただけますね」
ルイキー「驚くことはないよ。さぁ、楽しく始めようか」
ゾイマラメル「もー怒ったにゃん!」
ゾイマラメジ「まあいい。その分、手柄になるからな」