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631話~640話

631話

グレフソングレフソン「なんで私まで・・・」
フィンブレク「それにしても抵抗せずに船に乗ったな」
グレフソングレフソン「逃げてもどうせ追ってくるでしょう。・・・見えてきました、あれです」
グレフソンは研究所に指差した。
リボッグリボッグ「あれか」

研究所前

フィンブレクフィンブレク「静かだな。気をつけろ・・・何がくるか分からないぞ」

クウガたちは研究所に入った

研究所

「ガシャン!」
入口が閉まった ゲジガゲジが遅れて入れなかった
フィンブレクフィンブレク「しまった!」

研究所前

ゲジガゲジゲジガゲジ「くっ・・・!開かないデス!」
顔に穴が開いた男が現れた
顔に穴が開いた男顔に穴が開いた男「楽しむために分断させただけだ」
ゲジガゲジゲジガゲジ「あなたは一体誰なんデスか?」
顔に穴が開いた男顔に穴が開いた男「スライグ。ゾンソーガ大陸出身だ」
ゲジガゲジゲジガゲジ。O○(ゾンソーガ大陸・・・8悪塊の数人が強くなりすぎ、力を求めてあっちのほうに行ったという話はよく聞きマスが・・・本当にそんな大陸が存在していたとは)
顔に穴が開いた男スライグ「外側は弱者の戦争が楽しめる」
ゲジガゲジは闇の剣を装備した
顔に穴が開いた男スライグ「抵抗するな。俺はこう見えてとても優しい」
ゲジガゲジの攻撃 渦魔空破
「ズズズズズ・・・」
顔の穴から謎の物体が出てきた

ゲジガゲジゲジガゲジ「!?」
謎の物体が複数ゲジガゲジに襲い掛かる
「ドバドバドバドバ!!!」
顔に穴が開いた男スライグ「研究室内で開発された意思のある細胞用の生物。人間の血液に反応し、体力が尽きて自らが滅びるまで破壊活動を続ける」
「ガツガツガツガツ!!」
ゲジガゲジゲジガゲジ「ぐああああああ!!」

研究所

クウガクウガ「くそ!開け!!」
フィンブレクフィンブレク「壁はどうだ?地面とか」
リボッグは壁に突進した 壁は壊れなかった
リボッグリボッグ「成程・・・」

研究所前

ゲジガゲジは身動きが取れない
顔に穴が開いた男スライグ「生き残れたか。細胞破壊玉は自滅した。どうだ、俺の研究はすばらしいだろう?」
ゲジガゲジゲジガゲジ「ひ・・・一人では・・・」
スライグは穴から破壊兵器を出した
ゲジガゲジゲジガゲジ「!?」
スライグは自分の顔の穴に破壊兵器を向けた

研究所

クウガクウガ「くそ!!」
フィンブレクフィンブレク「くっ・・・!」
グレフソングレフソン「そういえば・・・」
クウガクウガ「?」
グレフソングレフソン「裏口があったのを覚えています」

床に穴が開いた

632話

研究所

フィンブレクは床の穴を発見した
フィンブレクフィンブレク「この穴は・・・!?何か見える!」
クウガクウガ「は・・・破壊兵器!?なぜここに!?」

カルージャの町 数時間前

リネリネ「・・・こんなものがあるから、戦争が起きるんだ」
リネは破壊兵器を壊そうとした
地面に穴が開いた
リネリネ「!?」
穴から手が出てきた
リネリネ「な・・・何をする!」
謎の物体がリネを襲った
リネリネ「ぐ・・・ぐああああ!!」
リネは気絶した
手が破壊兵器を奪った!
スライグ男の声が聞こえた
スライグスライグ「俺の穴は一度行ったところであればどこでも繋げることができる。人体を研究することで体はいくらでも変化させられる」

研究所前

スライグスライグ「気づいたか。破壊兵器の力を見せてやろう。俺を楽しませろ!」
スライグは破壊兵器を使おうとした

研究所

フィンブレクフィンブレク「ぜ・・・全滅するぞ!」

研究所前

スライグの攻撃 破壊兵器出力LV2
リボッグリボッグ「うおおおおおおお!!」
リボッグは穴を体全体で塞いだ
フィンブレク「よせリボッグ!!」
リボッグリボッグ「俺は特殊金属だ!」

「ズン!!」
リボッグは瀕死状態になった
リボッグリボッグ「はやく・・・裏口へ・・・」
フィンブレクフィンブレク「リボッグ!!」
グレフソングレフソン「今は急ぐのです!」
クウガクウガ「くそ!死ぬなよリボッグ!」

研究所

スライグスライグ「すばらしい!破壊兵器で生き延びるとは!出力レベルを上げてみよう」

研究所前

クウガたちは急いで裏口へ向かった
クウガクウガ「あれか!」
扉を見つけた

扉に穴が開いていた 穴の向こうに破壊兵器が見える
フィンブレクフィンブレク「な・・・何だと!?」
グレフソングレフソン「いよいよ終わりですか・・・」
クウガは構えた
フィンブレクフィンブレク「どうしたクウガ!?」
クウガクウガ「ちょうどいいな。こっちが先に攻撃すればいい」

研究所前

スライグスライグ「若造。貴様の声は聞こえている。さぁ、死の叫びで俺を喜ばせろ!研究所ごと散れ!」
スライグの攻撃 破壊兵器 出力LV3

633話

研究所前

スライグの攻撃 破壊兵器 出力LV3

研究所

クウガクウガ。O○(だめだ・・・こっちの攻撃が遅れる!)

研究所前

黒い渦が発生していた
スライグスライグ「!」
破壊兵器を取り込もうとしている
スライグスライグ。O○(しまった・・・!こいつを忘れていた)
ゲジガゲジゲジガゲジ「今デス!」

研究所

クウガクウガ「これならいける!!」
クウガの攻撃 高速斬り
「ズバッ!!」

研究所前

スライグスライグ「俺の・・・破壊兵器が!!」
スライグの破壊兵器が粉々になった

クウガ達が現れた

クウガクウガ「あとはお前だけだ!」
フィンブレクフィンブレク「覚悟しろ」
スライグは穴から謎の物体を出した
「ズズズズズ・・・」

ゲジガゲジゲジガゲジ「させまセン!」

黒い渦が謎の物体を吸い込んでいく
スライグスライグ「!」

クウガクウガ「自分で戦え!」
クウガの攻撃 みだれ斬り
スライグスライグ「!」
「ズバズバズバズバ!!!」

スライグは攻撃を止めた

フィンブレクフィンブレク「油断するな!」
クウガクウガ「ああ」

スライグスライグ「その通り。俺は戦闘向けに構成された体ではない」
スライグは自分の顔の穴に手を突っ込んだ
「ズバッ!!」

クウガは攻撃をよけた
クウガクウガ「・・・あぶ」
手から数発の光を発した
クウガクウガ「な・・・!」

強化型ライトン クウガに8000のダメージ

スライグスライグ「この穴を通じて、特殊加工されたライトンを研究所地下から発した」
フィンブレクフィンブレク。O○(それだけではない・・・こいつ魔力が相当ある)

クウガクウガ「く・・・そ・・・!?」
強化型ライトン クウガに8000のダメージ
強化型ライトン クウガに8000のダメージ

スライグスライグ「攻撃が終わったと油断したか?
スライグは手を元に戻した

クウガクウガ「ぐあっ・・・!」

リボッグリボッグ「おおおお!」
リボッグの攻撃 刃地獄

スライグスライグ「!」

スライグに2000のダメージ スライグに2000のダメージ
スライグに2000のダメージ スライグに2000のダメージ
スライグに2000のダメージ スライグに2000のダメージ
スライグスライグ「く・・・油断したか」

フィンブレクフィンブレク「・・・何だ?この違和感は」

スライグは穴から特殊回復薬を出した スライグは全回復した
リボッグリボッグ「!」

スライグスライグ「この回復薬は特殊だ。攻撃者へのダメージへと変換する」

リボッグに2000のダメージ リボッグに2000のダメージ
リボッグに2000のダメージ リボッグに2000のダメージ
リボッグに2000のダメージ リボッグに2000のダメージ
リボッグリボッグ「ぐっ!」

フィンブレクフィンブレク「リボッグ!」

スライグスライグ「破壊兵器がなくても俺の研究成果で十分に弱者の世界を掌握できる」

634話

研究所前

フィンブレクフィンブレク「あの回復薬がある限り俺たちに勝ち目はないぞ」
リボッグ「数に制限はあるだろう」
フィンブレクフィンブレク「・・・くそ」

スライグスライグ「やっと諦めてくれたか。俺は嬉しいぞ!スコーディオやガオブレクはもういない。駒にしてやるから、一緒に戦争を楽しもう」

クウガクウガ「フィンブレク、とりあえず逃げるか?」
フィンブレクフィンブレク「ああ」
ゲジガゲジゲジガゲジ。O○(回復薬の場所を特定し、破壊するしかないようデスね)

研究所地下

ジュラミジュラジュラミジュラ「なんでこんなこと・・・」
研究所地下には毒ガスが充満している

研究所前

スライグスライグ「ぐあああああああ!!」

クウガフィンブレクリボッグゲジガゲジグレフソン「???」

スライグは突然苦しみだした

フィンブレクフィンブレク「あ!!」
ラインブレクが現れた
ラインブレクラインブレク「どういう風の吹き回しか・・・ズァクがここを教えてくれた」
スライグスライグ「おあああああ!!」
ラインブレクラインブレク「ついでに地下の存在もな」
クウガクウガ「何をしたんだ一体!?」
ラインブレクラインブレク「毒が回ってきたようだな。こいつを確実に仕留めるには研究所を破壊するよりも、気づかれない別の方法がいいと思ってな。面白いものを捕まえた」
リボッグリボッグ「なんだそりゃ?」
ラインブレクラインブレク「賞金首4万。毒ガスのジュラミジュラ。回復薬の情報源もズァクだ。本当に裏切りが好きな奴だな」
フィンブレクフィンブレク「裏切りのズァクか・・・」
グレフソングレフソン「あの男も何を考えてるか分かりませんね」
ラインブレクラインブレク「クウガ、たぶんお前だな」
クウガクウガ「?」
ラインブレクラインブレク「アーウェイもそうだが、お前に出会うやつは変わるようだ。なんとなくわかる気がする」
クウガクウガ「そうか。それはそれで嬉しいな。俺は何もしてないぞ」
リボッグリボッグ「フッ、そうかもしれないな」

スライグスライグ「なんてことを・・・俺の研究を台無しにしやがって!!俺だけが見て俺だけが満足する戦争の世界!何もかもおしまいだ!」
スライグは顔の穴にに手を突っ込んだ
スライグスライグ「・・・・!?」

クウガクウガ「ん?」
ゲジガゲジゲジガゲジ「どうしマシた?」

スライグの腕が抜けない
スライグスライグ「その手を離せぇえええええええ!!」
フィンブレクフィンブレク「な・・・何が起きているんだ!?」

635話

研究所前

スライグスライグ「くそ・・・こんなところで・・・見つかるなんて・・・・!!」

スライグの体が少しずつ消えていく
クウガクウガ「な・・・何が起きているんだ」
フィンブレクフィンブレク「わ・・・分からない・・・」

スライグスライグ「くそ・・・もう少しだった・・・のに・・・」
スライグは消えた

グレフソン「何が何だか・・・」
リボッグリボッグ「意外とあっけなかったが、終わったようだな」
クウガクウガ「ああ」
フィンブレクフィンブレク「さぁ、道場に帰ってパーッとやるか。兄貴もどうだ?」
ラインブレクラインブレク「しょうがないな・・・まあ打ち上げは明日になりそうだ。今日は回復に専念だな」
リボッグリボッグ「泊まってけ」

クウガ達は戻った グレフソンとは別れた

カルージャの町

ケルガーはリボッグに突進された
ケルガーケルガー「ひっ・・・」
リボッグリボッグ「てめえはこれからこの町で死ぬ気で働け」
ケルガーケルガー「は、はい・・・」
町民達「平和だ!平和だ!!」
フィンブレクフィンブレク「破壊兵器はもうないんだな」
クウガクウガ「ああ。また誰かが悪さをしようとしたら倒そう」

ラインブレクラインブレク。O○(コルクバーベン、お前にもこの瞬間を見せてやりたかった)

翌日。

ラングの村

ヨージュビス? デモクーア

ヨージュヨージュ「さすが、クウガ達。さて、大会に向けて修行しようか」
ビスビス「そうだな。この村も悪くない」

スフィム城下町

エリクィーダエリクィーダ「終わったか」
ファウサンファウサン「あいつら・・・またいいとことったな」
セキセキ「このままでは力の差は広がる一方だ。より質の高い修行が必要だな」
エリクィーダエリクィーダ「あいつらにできて僕にできないことはない」

カヌイ街 バスクズドゥン国

ギュスタンギュスタン「平和か・・・つまらんな」

道場 バスクズドゥン国

シャフタシャフタ「ついにやりおったか」
シンピオンシンピオン「さぁ、修行だ」
ダイジュガンダイジュガン「何だ。もう修行か」

オーラムク瞑白教会

オーラムクオーラムク「やったか」
ソロウズ「そうらしいね。国際部隊はどうなるんだろう」
オーラムクオーラムク「生き残ってるのはゲジガゲジだけになるが、彼はクウガ君と一緒にいるからもう国際部隊はないかもしれない」

船 セパーツタ海峡

グレフソングレフソン「ふっ・・・暇ですね」
グリバーグリバー「そうだなぁ・・・」
ルーベイタ「しばらくのんびりしたら修行再開とでもいくか」

サルフライド道場

ジュオアジュオア「さすがクウガチームだな」
アルバズンアルバズン「またやってくれたか」
ベルフベルフ「そうだな、俺もクウガチームに入ろうかな?」
ポセロポセロ「あれ?ベルフそんな理由でこの合同合宿から逃げちゃうの?」
ベルフベルフ「かんべんしてくれよ」
ガウンブリザーガウンブリザー「楽しい修行になりそうだ」
ゼムディゼムディ「手は抜かない。回復薬は大量に用意してある。納得いくまで修行しよう」
ジュオアジュオア「そうこなくちゃな」

パンパンの道場

パンパンパンパン「おっかえりー!」
クウガクウガ「カルージャの町で一泊してきた」
リボッグはたくさん荷物を持っている
パンパンパンパン「何それ?」
フィンブレクフィンブレク「酒、おつまみ、ん?肉とか野菜があるぞ。料理できるのか?」

ラインブレクラインブレク「それなら俺がやろう」
フィンブレクフィンブレク「あれ?いつの間に料理を?」
ラインブレクラインブレク「6神塊のとき、来客が多くてな。言っておくが、戦いよりも得意分野だからな」

?「じゃあ料理勝負と行こうかしら」

ラインブレクラインブレク「何!?」

ブレイザ達だった

ブレイザザバドダーキェアヴィ
アヴィアヴィ「私得意よ。ラインブレク、勝負ね」
ダーキェダーキェ「こいつの作った料理、本当に信じられないほどうまいんだ!」

誰かがこっちを見ている
キドンオ
クウガクウガ「キドンオ、いつの間に!?」
フィンブレクフィンブレク「料理勝負やる気まんまんだな。さすが酒場のマスター。なんかいつの間にか食材も大量に増えてるし」
キドンオは自信ありげに笑っている

パンパンパンパン「今日は楽しもう!さぁ、だれが作った料理が一番おいしいかな~わくわく♪」

636話

パンパンの道場

ラインブレクの料理が完成
フィンブレクフィンブレク「おおっこれは!」
ブレイザブレイザ「家庭料理って感じだな」
クウガ達は食べた
クウガクウガ「うまい!」
ラインブレクラインブレク「いつものペースだ」

ダーキェダーキェ「こっちもすごいぞ!」

クウガは食った
クウガクウガ「こ・・・これは!」
ダーキェダーキェ「ご飯の上に乗せた数種類の肉、さらにその上に絶妙なタイミングで火を止めた最高の卵をとじ!つゆの調味料は独自の組み合わせで数パターンの隠し味があるが・・・今回もすごいぞ!副菜はオリジナル野菜炒め!」
クウガは食った
クウガクウガ「うまい!この丼、肉の量もすごいな」

キドンオは笑った
パンパンパンパン「キドンオさん、あなたは・・・もはや神」
クウガクウガ「な・・・何だこの輝くものは!?」
ラインブレクラインブレク「な・・・んだ・・・と・・・」

そこにはだれにもまねできないような料理が数点並んでいた。

ブレイザブレイザ「こいつは驚いた。酒場では質素なものばかりな印象だが・・・」
ダーキェダーキェ「うおおお!うめええええええ!!」
クウガクウガ「と・・・止まらない!助けてくれ!」
リボッグリボッグ「最高だこいつは、一番じゃねえの!?」

「ズドン!」

「!?」

ゲジガゲジゲジガゲジ「これ、私がつくりマシた」
大きな焦げた塊があった
ブレイザブレイザ「まぁ・・・どうせ見た目だけだろ」
ブレイザは一口食った
ブレイザブレイザ「・・・おぇええええ!」
ブレイザは気絶した
ダーキェダーキェ「ブ・・・ブレイザさん!」
ゲジガゲジゲジガゲジ「あれ?失敗デスかね?私はこれ、けっこういけるんデスが」

パンパンパンパン「っというわけで料理王はキドンオさんで決定」

ザバドザバド「お前はすごいなキドンオ」
キドンオは笑った
アヴィアヴィ「悔しい・・・」
ラインブレクラインブレク「うっ・・・もっと料理の腕を磨かねば」

翌日

クウガフィンブレクリボッグゲジガゲジパンパン

パンパンパンパン「あー楽しかったねー」
フィンブレクフィンブレク「みんな無事に帰れたかな?」

謎の収容所

スライグは縛られていた
顔に穴が開いた男スライグ「・・・」

637話

パンパンの道場

クウガ達は修行していた

フィンブレクフィンブレク「さすがだな、魔法剣フレアに耐えるとは」
クウガクウガ「ああ、俺たちも強くなったものだな」

ゲジガゲジゲジガゲジ「ちょうど2対2で修行ができて良いデスね」
リボッグリボッグ「まあな・・・ん?」

パンパンの道場前

パンパンパンパン「ん~弁当は美味しい」
パンパンは弁当を食っていた

パンパンの道場

クウガクウガ「さぁ、続きを・・・・!!」
フィンブレクフィンブレク「どうした!」

リボッグとゲジガゲジが穴に吸い込まれていく

クウガクウガ「な・・・いつの間に!!」
フィンブレクフィンブレク「ひっぱるぞ!」
クウガ達は二人をひっぱろうとした、間に合わない

リボッグとゲジガゲジは穴に吸い込まれた

パンパンが戻った
パンパンパンパン「な・・・何があったの!?」
クウガクウガ「突然、空間に穴が開いて・・・あっという間に二人が・・・」
フィンブレクフィンブレク「どこかで見たことが・・・スライグだ!」

牢獄F 謎の収容所 ゾンソーガ大陸

ゲジガゲジゲジガゲジ「・・・こ、ここはどこデスか?」
干からびた死体がいくつが転がっている
目の前に鉄格子がある
ゲジガゲジの攻撃 鉄格子はびくともしない
ゲジガゲジゲジガゲジ「!?」

向かいの牢屋から笑い声がした

ゲジガゲジゲジガゲジ「?」
牢獄Eのズァクだった

ズァクズァク「お前も捕えられたか」
ゲジガゲジゲジガゲジ「ここはどこデスか!?」
ズァクズァク「ソンソーガ大陸・・・俺たちは家畜同然」
ゲジガゲジゲジガゲジ「?」
「ガラガラガラガラ!!」

牢獄Cの鉄格子が上がった

ズァクズァク「始まった」
ゲジガゲジゲジガゲジ「?」

牢獄Cからカトゥンが出てきた

カトゥンカトゥン「俺はほかのやつのようにはいかんぞ」
???(食欲旺盛の男)「ほう・・・」
カトゥンは負の力を増幅させた
カトゥンカトゥン「こんなところに用はない」
カトゥンの攻撃 破速突
「ドシュッ!!」
カトゥンカトゥン「ぐ・・・ぐあああああああ!!」
???が向かってきたカトゥンに噛みついた
???(食欲旺盛な男)???(食欲旺盛の男)「人間のいい肉の味がするぜ!!オオオオオォオ!!」
???はカトゥンの肉を食いちぎった
カトゥンカトゥン「ぐああああ」
「ガリッガリッガリッガリッ!!」

ゲジガゲジゲジガゲジ「な・・・何デスかあれは」
ズァクズァク「ここは凶悪な2名の支配下にある。そのうち1名は・・・元7神塊。もう一人は・・・まだ見てないがとにかく危ない奴だ」
ゲジガゲジゲジガゲジ「あの男は?」
ズァクズァク「あれは間違いねえ・・・正義とはいえ、その残忍なやり口に平和委員長は男を7神塊退任させた。倒れた相手をそのまま喰らいつくすなんて普通じゃねえからな・・・。見ないと思ったらこのソンソーガ大陸にいやがったか」

カトゥンは倒れた
???(食欲旺盛な男)???(食欲旺盛な男)「食わせろ!強者の肉は最高だ!!」
「ガリッガリッガリッガリッ!!」
カトゥンカトゥン「う・・・やめてくれ・・・」
???(食欲旺盛な男)???(食欲旺盛な男)「この辺やめるぜ。いずれ貴様の肉は修復するだろう、その時はまた美味しく食ってやるぜ。楽しみにしてろよ」

ゲジガゲジゲジガゲジ「恐ろしいデスね」
ズァクズァク「あれで一応人間らしい。人喰らいのギオンバズズ」

ギオンバズズは牢獄Dを見た
牢獄Dに入ってる戦士はびっくりした
ギオンバズズギオンバズズ「明日は貴様の肉だ、いい具合に回復してるな。楽しみにしてるぜ!」

監視室 謎の収容所 ゾンソーガ大陸

顔に穴が開いた男スライグ(拘束状態)「・・・」
スライグの目の前に危険な目をした男が立っていた

牢獄A 謎の収容所 ゾンソーガ大陸

リボッグは目が覚めた
リボッグリボッグ「・・・?」

638話

牢獄 謎の収容所 ゾンソーガ大陸

「ガシャン!」
鉄格子が一斉に開いた それぞれ牢屋の前は同じ長方形の広間だった
ゲジガゲジゲジガゲジ「リボッグ!?」
リボッグリボッグ「なぜここにぶちこまれた?」
ズァクズァク「始まった。餌の時間だぜ」
リボッグリボッグ「餌?」

広間の天井からパンや肉が落ちてきた

カトゥンが食べている
戦士「俺のものだ!!」
戦士は瀕死状態のカトゥンをどかした
カトゥンカトゥン「うっ!」
戦士「ぜってぇここから出てやるぜ!!」

剣を装備した男が戦士に襲い掛かってきた
戦士「ぎゃああああ!!」
戦士は死亡した

リボッグリボッグ「一体どうなってやがる」
ゲジガゲジゲジガゲジ「ジェルマ。賞金首4万G・・・噂が途絶えたと思ったら・・・こんなとこにいたのデスか」
リボッグリボッグ「体がボロボロじゃねぇか」

ジェルマジェルマ(剣を装備した男)「俺の食糧だ!!誰にも渡さねぇ!!」

監視室 謎の収容所 ゾンソーガ大陸

??「そろそろジェルマの肉は飽きたのでは?」
ギオンバズズギオンバズズ「・・・飽きたな。もう必要ない。次は心臓を食ってやるか。一匹に一度しか味わえない心臓、楽しみだぜ!」

牢獄 謎の収容所 ゾンソーガ大陸

警報が鳴った

ズァクズァク「牢屋に戻れ!」
リボッグリボッグ「?」
ズァクズァク「警報から1分後、この広間に電撃が走る」
リボッグリボッグ「何!」
ゲジガゲジゲジガゲジ「戻りまショウ!」

全員牢獄に戻った

「ガシャン!」

牢獄A 謎の収容所 ゾンソーガ大陸

リボッグリボッグ。O○(って・・・おい。向かいはジェルマか)

牢獄B 謎の収容所 ゾンソーガ大陸

ジェルマジェルマ「飢えやがれ、牛人間」

牢獄C 謎の収容所 ゾンソーガ大陸

カトゥンカトゥン「・・・」

牢獄D 謎の収容所 ゾンソーガ大陸

戦士が震えている・・・
戦士「あ・・・明日は僕の番だ・・・ひぃい・・・」

639話

牢獄 謎の収容所 ゾンソーガ大陸

翌朝、牢獄Dが開いた
戦士「う・・・」

牢獄A 謎の収容所 ゾンソーガ大陸

リボッグリボッグ「始まるようだな」

牢獄D 謎の収容所 ゾンソーガ大陸

戦士。O○(あれ・・・広間になかなか現れないな)
戦士は待った
戦士。O○(もしかして、逃げるチャンス!?)
その時、戦士の後ろに穴が出現した。スライグの穴だった
そこからギオンバズズがでてきた

ギオンバズズギオンバズズ「グオオオオオオ!!!」
戦士「ぎゃあああああ!!」
ギオンバズズは戦士に噛みついた
戦士「ぐあああ、助けて・・・ひぃい!!」
「ガリガリガリガリ!!」
戦士「ぎゃあああああ!!」
ギオンバズズギオンバズズ「ザコの肉は飽きたな!!まぁいい。もうすぐ心臓を食えるからな」

戦士は瀕死状態になった

ギオンバズズギオンバズズ「明日はAか」
ギオンバズズはAの牢屋の前に歩いた

牢獄A 謎の収容所 ゾンソーガ大陸

リボッグリボッグ「俺を食う気か?」
ギオンバズズギオンバズズ「貴様、人間じゃないな」
リボッグリボッグ「ならどうする?」
ギオンバズズギオンバズズ「牛人間の肉はいらねぇ。あいつにまかせるか」
リボッグリボッグ「?」
ギオンバズズは牢獄Gの前に移動した

牢獄G 謎の収容所 ゾンソーガ大陸

ブフィタギアスブフィタギアス「・・・」
ギオンバズズギオンバズズ「新入りか」
ブフィタギアスブフィタギアス「すまないな、昔この大陸にいたからな」
ギオンバズズギオンバズズ「明日は貴様の肉だ。死を覚悟している目だな」
ギオンバズズは涎をたらした

牢獄F 謎の収容所 ゾンソーガ大陸

ゲジガゲジゲジガゲジ「あの戦士も入ったばかりのようデスね」

牢獄E 謎の収容所 ゾンソーガ大陸

ズァクズァク「その次は俺かな?」

監視室 謎の収容所 ゾンソーガ大陸

顔に穴が開いた男スライグ(拘束状態)「ブ・・・ブフィタギアス!?」
??(危険な目をした男)「?」
顔に穴が開いた男スライグ(拘束状態)「や・・・やめろ。そいつには手を出すな!!」
スライグは恐怖におびえている

640話

監視室 謎の収容所 ゾンソーガ大陸

翌日

ギオンバズズギオンバズズ「朝飯の時間だ!」
顔に穴が開いた男スライグ「やめろ!ブフィタギアスに手を出すな!!」
??(危険な目をした男)「なぜ?」
ギオンバズズは牢獄に移動した

牢獄G 謎の収容所 ゾンソーガ大陸

ギオンバズズギオンバズズ「待たせたな、新鮮な肉!!」
ブフィタギアスブフィタギアス「!!・・・や、やめろ!!」
ギオンバズズギオンバズズ「グオオオオオオオオ!!」
「ガリガリガリガリ!!」
ブフィタギアスは気絶した
ギオンバズズギオンバズズ「ん?」

ブフィタギアスの背中に封印の紋章が刻まれていた

ギオンバズズギオンバズズ「紋章?・・・萎えるわ、明日はジェルマか」

ギオンバズズは激しい歯ぎしりをした
「ギギギッギイギ!!」

牢獄A 謎の収容所 ゾンソーガ大陸

ジェルマジェルマ「・・・」

監視室 謎の収容所 ゾンソーガ大陸

スライグの背中にも封印の紋章があった
ギオンバズズギオンバズズ「これだよ、気にならないか?」
顔に穴が開いた男スライグ(拘束状態)「・・・」
ギオンバズズギオンバズズ「マルボッチ、これはなんだ?」
?マルボッチ(危険な目をした男)「私も知らないな」
ギオンバズズギオンバズズ「まあいい、明日は心臓を喰らいつくしてやるぜ!グオオオオオ!」
顔に穴が開いた男スライグ。O○(手を出したな・・・)

?マルボッチ(危険な目をした男)「奴も終わりか。死体から目玉の回収頼むぞ」
ギオンバズズギオンバズズ「目玉を食うなんてイカれてるな?」
?マルボッチ「私から見たら人肉や心臓を食うキミこそがイカれてるよ・・・ジュルマの目玉。さてどんな味がするかな、フヒヒヒ」

牢獄A 謎の収容所 ゾンソーガ大陸

リボッグリボッグ「ジェルマ、おい聞こえるか。お前も戦力にはなるんだろ?あの肉野郎をどうにかしたいと思わないのか?」

牢獄B 謎の収容所 ゾンソーガ大陸

ジェルマジェルマ「お前と手を組む気はない」

牢獄G 謎の収容所 ゾンソーガ大陸

ブフィタギアスは夢を見ていた
背中に封印の紋章を刻まれた夢を見ていた


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