531話
魔法円 戦闘大会会場 港町ファンヴァール
フィンブレク「そうか、じゃあ遠慮はいらないな」
フィンブレクの攻撃 魔法剣:炎
「ズバッ!」
シンピオンは攻撃を止めた
フィンブレク「!」
シンピオン「破ッ!」
シンピオンの攻撃 二段斬り
フィンブレクに500のダメージ フィンブレクに500のダメージ
フィンブレク(・・・!太刀が速すぎて避けきれない)
司会者ワイドラクセル「フィンブレク選手の攻撃が当たりません!」
シャフタ。o○(よくここまで強くなった)
過去 訓練場
シンピオン「ぐぁっ!」
シンピオンは倒れた
普通の戦士「あんた、弱いな」
シャフタ「・・・」
過去 シャフタ道場 夜
シンピオン「おおおおお!!」
シンピオンは素振りを数万回やっていた
シャフタが現れた
シャフタ。O○(この男・・・)
過去 訓練場
普通の戦士「少しは強くなったようだな」
シンピオン「どうだ!」
普通の戦士「悪いけど、俺は強いとかそういうの興味ないの」
シンピオン「何!?」
バルクフンフが現れた
バルクフンフ「あいつは、健康のために入ってるだけ。俺はレギュラー目指してるんだ」
普通の戦士「こいつ、才能ないくせに強くなりたいとか言ってるんだ。教えてやってくれよ」
バルフフンフ「叩きのめしてやるぜ!」
バルクフンフは無限の目を発動させた
シンピオン「な・・・!」
過去 シャフタ道場 夜
シンピオン「とあああああ!!!」
シンピオンは修行を続けていた
シャフタ。O○(この男やるのう・・・。強くなっていくどころか、特殊能力まで自分のものにしようとしている・・・)
シンピオンは無限の目を使えるようになった
シャフタ「何と!?」
過去 半年後 訓練場
バルクフンフは倒れた
バルクフンフ「ぐあああああ!」
シンピオン「無限の目に加え、黒い砂漠の目を手に入れた。どうする?」
バルクフンフ「やめてくれ・・・!いや、やめてください!」
シャフタ。O○(シンピオン。人間の限界を超えた独自の修行で、戦闘能力が大幅にアップしている。なんという努力家)
10日後・・・。
バルクフンフ「レギュラーは親父さんとシンピオンと俺だな・・・?ん、何だお前新入りか?レギュラーになるには1年かかるぜ」
ダイジュガン(新入り)「何だそれ?」
シャフタ。O○(即、レギュラー入りだな)
この頃、ダイジュガンは爆撃槍を持っていなかったが、恐るべき反応速度で力を発揮。一日でレギュラー入りを獲得する。
魔法円 戦闘大会会場 港町ファンヴァール
シャフタ。o○(そしてとうとうシンピオンは戦闘において無限の目は不要になるほどに成長した。五感が極限まで研ぎ澄まされ、自分の力で相手の位置を把握できる)
シンピオンの目が動いた
フィンブレク「無限の目か?」
シンピオン「黒い砂漠の目だ」
フィンブレク「それなら対策を」
フィンブレクの背後から目が開いた
フィンブレク「!」
司会者ワイドラクセル「でました!シンピオン選手得意の砂漠の目です!!」
シャフタ。O○(会得した技は納得いくまで磨きあがる。それがシンピオン)
532話
魔法円 戦闘大会会場 港町ファンヴァール
リボッグ「フィンブレクにもう黒い砂漠の目は聞かないな」
クウガ「ああ。だがフィンブレクの攻撃を特殊の目で止められた」
フィンブレク。O○(無効化の目・・・これを使われる前に攻撃を成功させなければならない。となると、炎と氷は厳しいな)
シンピオンの攻撃 二段斬り
フィンブレク。O○(来た!)
フィンブレクは魔法剣 風を発動させた
シンピオンの攻撃を止めた
シンピオン「スピードで対抗したか」
シンピオンの攻撃 十文字斬り
フィンブレクは攻撃を止めた
シンピオンが十文字を解いたとき、無効化の目が見えた
フィンブレク。O○(しまった!)
シンピオンの攻撃 二段斬り
フィンブレクに500のダメージ フィンブレクに500のダメージ
フィンブレク「・・・くっ。な・・・!?」
シンピオンの剣が青白く輝いている
シンピオン「お前にも青白く見えるか。この現象は俺にもよく分からない。戦闘開始から一定時間経つと、体が温まっていき。攻撃が数段階レベルアップする」
フィンブレク「アップは終わりか」
フィンブレクは魔法剣 風を発動した
フィンブレクの攻撃 シンピオンは攻撃をよけた
フィンブレク「速い!」
シンピオンの攻撃 二段斬り・戦
フィンブレクに2000のダメージ フィンブレクに2000のダメージ
フィンブレク「・・・ぐ!」
司会者ワイドラクセル「フィンブレク選手、体勢を崩しました!!」
クウガ「な・・・!」
リボッグ「い・・・今までのは何だったんだ!?」
フィンブレク。O○(攻撃する位置が正確。そしてスピードがついていけない・・・・)
シンピオン「いくぞ白い砂漠の目だ」
フィンブレク。O○(くるか・・・!!)
533話
魔法円 戦闘大会会場 港町ファンヴァール
リボッグ「あの目か!」
スフィム城
ファウサン「今頃、クウガ達はシンピオン辺りと戦っているかも」
セキ「シンピオンの黒い砂漠の目、お前のとどう違う?」
ファウサン「威力は俺のほうが自信ある。だが、奴は黒い砂漠の目にアレンジを加えている」
セキ「・・・無限の目か」
ファウサン「あれはどこでも発生させられるからな。応用が利くだろう・・・だが俺にはそんな器用なことはできない」
セキ「・・・」
ファウサン「それよりも、特に危険なのは・・・奴の目が白くなったとき」
選手観覧席 戦闘大会会場
フィンブレク。O○(目・・・目が背後から!?)
フィンブレクはライズンを唱えた シンピオンは攻撃をよけた
シンピオン。O○(振り向きざまライズンか)
司会者ワイドラクセル「フィンブレク選手!ライズンの光を使ってシンピオンの攻撃を阻止しました!」
シンピオン。O○(ライズンをわずか1秒で唱えるとは・・)
シンピオンの攻撃 二段斬り
フィンブレクに500のダメージ フィンブレクは攻撃を止めた
フィンブレク「な・・・何!?」
シンピオンの剣に目があった
シンピオン「これなら逃れられないな」
砂漠の世界がフィンブレクに襲い掛かる
リボッグ「気をつけろ!」
フィンブレクはダメージを受けなかった
シンピオン「何!」
フィンブレク「魔法剣:風で砂を操作した」
シンピオン「依然お前なら無理だったはずだ。戦闘経験がそうさせたのか」
フィンブレク「そうかもしれないな」
フィンブレクは魔法剣:光を発動させた しかし何も起こらなかった
フィンブレク「!」
シンピオン「無効化の目だ」
フィンブレク。O○(いつの間にか目を切り替えている。何種類だ?ファウサンの鏡の目も使ってくる可能性がある。最も危険なのは・・・白だが)
534話
魔法円 戦闘大会会場 港町ファンヴァール
シンピオンの背後に巨大な白い目が現れた
司会者ワイドラクセル「でました!シンピオン選手の白い砂漠の目です!この攻撃を食らって立ち上がれる選手はほとんどおりません!!」
「ズバッ!」
白い砂漠の目は開かなかった
シンピオン「!」
選手観覧席 戦闘大会会場 港町ファンヴァール
オーラムク「ライトンを3発。瞬時に放った」
ソロウズ「おそらくフィンブレクは今大会NO1の魔法詠唱速度だろう」
魔法円 戦闘大会会場 港町ファンヴァール
シンピオン。O○(何・・・俺の白い砂漠の目をとめただと!?)
フィンブレク「使わせるわけにはいかないな」
フィンブレクは魔法剣:炎を発動させた
シンピオンは無効化の目を使った
フィンブレクの魔法剣が無効化された
フィンブレク「食らえ!」
シンピオン。O○(今のは・・・接近するための布石!?)
フィンブレクの攻撃 魔法剣:雷
「バリバリバリバリ」
シンピオンは攻撃を止めた
フィンブレク。O○(今のこいつは動きが一段階上がっている!油断はできない!)
フィンブレクの攻撃 魔法剣:雷
司会者ワイドラクセル「フィンブレク選手!止められつつも連続攻撃です!」
フィンブレクの魔法剣が無効化された
フィンブレク「・・・!」
シンピオンの剣に無効化の目があった
クウガ「あれ?」
リボッグ「ん?」
司会者ワイドラクセル「フィンブレク選手!シンピオン選手とまったく関係ない方向を向いています!」
フィンブレク「な・・・何だこれは」
選手観覧席 戦闘大会会場 港町ファンヴァール
ジメンティス「フィンブレクに目が無限の目になっている・・・いや、正しくは無理やりそうさせられている」
ヨージュ「フィンブレクの頭に入ってるのはもしかして、シンピオンが見ている情報?」
ジメンティス「そうだ。混乱しているだろう」
魔法円 戦闘大会会場 港町ファンヴァール
フィンブレク「どうすればいい・・・」
シンピオンの攻撃 二段斬り・戦
「ズバァアアン!!」
シンピオンに2500のダメージ
シンピオン「・・・なっ!」
ライズンだった。
フィンブレク「お前の動きは気配で分かる」
シンピオン「・・・だますとは。やっぱりお前は強いな」
535話
魔法円 戦闘大会会場 港町ファンヴァール
司会者ワイドラクセル「フィンブレク選手!シンピオンの攻撃を逆手にとってうまくライズンを当てました!」
フィンブレク。O○(同じ手は二度も通用しないだろう)
シンピオンの攻撃 フィンブレクは攻撃をよけた
シンピオン「・・・」
フィンブレクはシンピオンの剣に無効化の目がついていることに気づいた
フィンブレク。O○(魔法剣を出すところだった・・・」
シンピオン「破ッ!」
シンピオンの攻撃 二段斬り・戦
フィンブレク。O○(これを止めなければ・・・!!)
フィンブレクに2000のダメージ フィンブレクに2000のダメージ
フィンブレク。O○(だめだ・・・避けきれない。もう少しなんだが)
シンピオン。O○(動きを読もうとしている)
クウガ「ただの二段斬りのように見えるが、剣を振ると速度が急に上がる」
リボッグ「今までの感覚でかわそうとすると無理だな」
シンピオン。O○(白い砂漠の目が開く前に0.5秒の時間を要する。その間に奴はライトンを3発放つことができる。・・・さて、どうするか)
司会者ワイドラクセル「両者、互いの次の行動を伺っております!どちらが先に動くのでしょうか!?」
フィンブレク。O○(魔法剣が解除されても、もう一度魔法剣を発動させればいい話)
フィンブレクの攻撃 魔法剣・風
シンピオン。O○(来たか!)
無効化の目 フィンブレクの魔法剣・風が無効になった
フィンブレクの攻撃 魔法剣:光
フィンブレク。O○(攻撃回数でカタをつける!)
シンピオンに1000のダメージ シンピオンに1000のダメージ
シンピオンに1000のダメージ シンピオンに1000のダメージ
シンピオンに1000のダメージ
シンピオン「ぐ・・・!」
フィンブレク。O○(おかしい・・・まるで俺の攻撃を予測してきたかのように)
フィンブレクの背後で、白い砂漠の目が開いた
シンピオンは体勢を崩した
フィンブレク「な・・・何!?」
シンピオン「さすがだ。いずれ二段斬り・戦も止められてしまうだろう。お前に確実に勝つにはやっぱりこれを使うしかないな」
フィンブレク。O○(くそ・・・攻撃に集中していて背後に気が回らなかった)
司会者ワイドラクセル「ついに開きました!白い砂漠の目です!!」
536話
魔法円 戦闘大会会場 港町ファンヴァール
フィンブレク「しまった!」
砂漠の世界の白い砂が襲いかかる
「サラサラサラ・・・・」
フィンブレク。O○(だめだ・・・粒子が細かくて反応できない)
シンピオン。O○(白い砂漠の目は黒い砂漠の目を進化させたもの。その無数の砂は目では捉えられないどころか、気配を察知することもできない。そして予測不可能な動きは花粉そのもの)
空中に散りばめられた砂が見えない針に変わる
「ズバッ!」
フィンブレクに1000のダメージ フィンブレクに1000のダメージ
フィンブレクに1000のダメージ フィンブレクに1000のダメージ
シンピオン。O○(いつどの砂が針に変化するか俺でさえも分からない。これが白い砂漠の目!だが、あまりにも予測不可能な攻撃故、己自信攻撃を受けることがある)
シンピオンに1000のダメージ
フィンブレクに1000のダメージ フィンブレクに1000のダメージ
フィンブレクに1000のダメージ フィンブレクに1000のダメージ
フィンブレクに1000のダメージ フィンブレクに1000のダメージ
フィンブレクに1000のダメージ フィンブレクに1000のダメージ
シンピオンに1000のダメージ
フィンブレクに1000のダメージ フィンブレクに1000のダメージ
フィンブレクに1000のダメージ フィンブレクに1000のダメージ
シンピオンに1000のダメージ
フィンブレクに1000のダメージ フィンブレクに1000のダメージ
フィンブレク「だめだ・・・!」
クウガ「フィンブレク!!」
フィンブレクに1000のダメージ フィンブレクに1000のダメージ
フィンブレクに1000のダメージ フィンブレクに1000のダメージ
フィンブレクに1000のダメージ フィンブレクに1000のダメージ
フィンブレクは気絶した
司会者ワイドラクセル「やはりフィンブレク選手でも止められませんでした!白い砂漠の目恐るべし!!」
クウガ「白い砂漠の目か・・・」
シンピオン。O○(だが、この目がなければ確実に俺は負けていた。剣術をもっと鍛え上げなければ!!)
フィンブレクは目が覚めた
フィンブレク「完敗だ」
司会者ワイドラクセル「シンピオン選手の勝利です!!」
シンピオン「いい試合ができた。おれ自身お前から学ぶものが多い。だめだな、この目に頼ってばかりでは」
フィンブレク「いや、俺こそ魔法剣に頼りすぎた」
シンピオン「フッ」
フィンブレクとシンピオンは握手をした
537話
魔法円 戦闘大会会場 港町ファンヴァール
フィンブレクは戻った
フィンブレク「やっぱりシンピオンは強かった・・・。クウガ、シャフタは間違いなく今まで戦った相手の中では一番強いはずだ」
リボッグ「実力もチャコルダよりもさらに上だろうな」
クウガ「それでも勝つ!」
クウガは前に出た
シンピオン「まかせたぞオヤジさん」
シャフタ「さて、やるかいのう!」
シャフタは前に出た
ダイジュガン「腰痛めたりすんなよ」
司会者ワイドラクセル「いよいよクウガチームVSシャフタチームの最終決戦!クウガ選手対シャフタ選手です!」
選手観覧席 戦闘大会会場 港町ファンヴァール
オーラムク「派手な戦いになりそうだ」
ソロウズ「そうだな」
ヨージュ「今度の相手はまともそうだね」
牛人間ギャウ「かなり強そうだけどな」
魔法円 戦闘大会会場 港町ファンヴァール
シャフタ「若造、手加減はなしだ」
クウガ「始めるか!」
クウガ VS シャフタ
司会者ワイドラクセル「それでは戦闘開始です!」
シンピオン。O○(クウガ、お前には悪いがオヤジさんの力は想像以上だ。俺でも勝てたことがない・・・)
538話
魔法円 戦闘大会会場 港町ファンヴァール
クウガの攻撃
シャフタは攻撃を止めた
司会者ワイドラクセル「まずはクウガ選手の攻撃ですが、シャフタ選手に止められました!」
クウガ「そこだ!」
クウガの攻撃 漆黒の三日月
シンピオン。O○(オヤジさんへの正面からの属性攻撃は自殺行為だ)
シャフタは右腕を漆黒の三日月に叩きつけた
「ズバン!」
漆黒の三日月が2倍になってクウガに返った
クウガ「何!」
「ズオオオオオオオ!!」
クウガは攻撃をよけた
司会者ワイドラクセル「出ました!シャフタ選手の黄金の右腕!全ての攻撃を2倍にして返します!!さらに!!」
シャフタの右腕の周囲に水球が無数に浮かび上がっている
シャフタ「よく避けたものだ」
クウガ「水属性に黄金の右腕か。変だな」
司会者ワイドラクセル「水を自在に操ることができるのです!!」
シャフタ「さて」
「ザッ!」
シャフタがクウガの真上に移動した
フィンブレク「な・・・何だその速度は!?いや、クウガも反応している!!」
よく見たらシャフタが揺れていた
シャフタ「下だ」
クウガ「な・・・!」
それは水面に反射しているシャフタだった
シャフタの地面からの攻撃 破壊の拳
クウガに2500のダメージ
クウガ「!」
フィンブレク「クウガ!水属性は戦場のあるあらゆるものを水に変えることができる!どんな地形でも自在に水に変えてしまうのでどこからでも攻撃が来る!空中もも水を利用して移動が可能だ!」
クウガ「何だと!?」
シャフタ「フン!」
クウガの上にシャフタがいた
クウガ「!」
シャフタの攻撃 破壊の拳 クウガは攻撃をよけた
選手観覧席 戦闘大会会場 港町ファンヴァール
グレフソン。O○(水の扱いが去年より上達してますね)
魔法円 戦闘大会会場 港町ファンヴァール
クウガ。O○(危ないところだった・・・)
シャフタ「・・・」
クウガ。O○(まずは奴に攻撃を当てることに集中だ)
司会者ワイドラクセル「クウガ選手、ふたたび攻撃の構えに入りました!)
クウガの攻撃 漆黒の双月
シャフタ「受け止めてやろう」
シャフタは右腕を漆黒の双月に叩き付けた
「ズバン!」
攻撃が2倍になってクウガに返った
フィンブレク。O○(俺の物理攻撃を跳ね返す壁よりやっかいだな)
クウガは攻撃をよけようとした 攻撃が追尾してきた
クウガ。O○(しまった!漆黒の双月は追尾するんだった)
クウガに5000のダメージ
クウガ「ぐっ・・・」
司会者ワイドラクセル「クウガ選手またもや倍返しされてしまいました!シャフタ選手の黄金の右腕です!」
リボッグ「あれは闇で消せないのか?」
フィンブレク「多分、効かないんだろう。俺の物理攻撃を返す壁も相手のレベルによってはまったく役に立たない」
クウガ。O○(強い・・・うかつに攻撃は・・・!?)
シャフタの攻撃 破壊の拳
クウガ「!?」
クウガの攻撃 拳めがけて漆黒の三日月
フィンブレク「そうか。相手が攻撃しているときなら倍返しは食らわない!」
「ズバン!!」
クウガは吹き飛んだ 2500のダメージ
シンピオン「オヤジさんの右腕は最強だ」
クウガ「・・・ぐっ!」
539話
魔法円 戦闘大会会場 港町ファンヴァール
クウガは倒れた
シャフタ「そんなものか小僧」
クウガは起き上がった
クウガ。O○(魔法はどうだ。だが俺にはフィンブレクのような魔力はない)
クウガはダークボールを唱えた
フィンブレク。O○(魔法も右腕で返すのか!?)
「ボトッ」
ダークボールが落ちた
クウガ「・・・!」
フィンブレク「は・・・覇気だけで落としたのか!」
シャフタ「全力で来い」
クウガ「くそ!」
クウガはダークルを唱えた
シャフタ「ぬん!」
右腕で弾き飛ばした
「ズドン!」
クウガ「!」
フィンブレク「だめだ・・・あの腕の前ではどうにもならない!」
シャフタ。O○(この腕は長い年月を経てようやく完成させた)
過去 練習場
シャフタは右腕を負傷した
シャフタ「ぐあ」
シンピオン「な・・・また痛めのかオヤジさん!」
シャフタ「半年前、この拳を痛めるのに1時間かかった。ところが今は3時間」
シンピオン「・・・頑丈になっているのか?」
シャフタ「今はな。だが、それにも限界がある・・・そこを超えれば人間が到達できないものに昇華できるのだ」
シャフタ「そんな事があり得るのか・・・!?」
その2ヵ月後、シャフタの右腕が黄金に輝いた
シンピオン「これは・・・!」
シャフタ「これだ。まだ未完成だが、1年半後には最強の右腕が完成する」
魔法円 戦闘大会会場 港町ファンヴァール
シャフタ。O○(去年、右腕は未完成のまま、優勝を逃した。だが、今年になってようやく大会を目前に完全なものとなった)
司会者ワイドラクセル「シャフタ選手!その黄金の右腕は去年よりもさらに進化しています!!」
クウガ「まいったな、だがこうでなくては戦いは面白くないな」
クウガは笑った
シャフタ「?」
フィンブレク「活き活きしてきたな」
リボッグ「あいつはあの程度で諦めねえのは分かってるぜ」
540話
魔法円 戦闘大会会場 港町ファンヴァール
クウガ「いくぞ」
シャフタ「来い!わしを楽しませてみろ」
クウガの攻撃 漆黒の三日月
「ズバッ」
シャフタの右腕が2倍にして返す
クウガは攻撃をよけた
クウガ。O○(このタイミングだ!)
クウガは左側から間合いを詰めた
フィンブレク。O○(うまい。左側ならそう簡単に右腕は使えないはず)
シャフタ「レーザータウォーギュ」
クウガ「!?」
シャフタは唱えた レーザータウォーギュ
「スパン!!」
クウガに1000のダメージ
クウガ「!」
フィンブレク。O○(な・・・!何だ今の速度は!?クウガの動きが一瞬止まった)
シャフタの攻撃 破壊の拳
リボッグ「またか!」
フィンブレク「いや、反応している」
クウガ。O○(この距離なら確実に当てられる)
クウガの攻撃 新・暗黒十字刃
破壊の拳と新・暗黒十字刃が激突!
「ズバン!!」
シャフタは攻撃を止めた
司会者ワイドラクセル「すごい激突です!!」
クウガ。O○(攻撃モーションから防御に切り替えたか)
シャフタ「それがお前の最高の攻撃なら、ワシも最高の力みせてやろう。水の力の恐ろしさを知れ!」
シャフタは海王の渦潮を発生させた
「ズズズ・・・・」
地面に渦潮が発生していく
クウガ「な・・・何だ!?」
クウガが渦潮に飲み込まれていく
「ズズズズ・・・」
司会者ワイドラクセル「こんな攻撃、見たことありません!巨大な渦潮が発生しております!!」