261話
バトル場 戦闘大会会場
応援団「セーキ!セーキ!」
セキはフィンブレクに両手を向けた
セキ「おおおお!!」
セキはファイヤーボールを唱えた
「ボボボボボボボボボボボボ!!!」
リボッグ「通常のファイヤーボールに変え、数を増やしたか。
なんて数だよ」
クウガ「これが最後の攻防になりそうだ」
フィンブレクはタウォーギュを唱えた
ウォーターボールが飛んでいく
「ドドドドドドドドドド!!」
セキ。O○(タウォーギュで対抗か!)
バトル場 戦闘大会会場
ブレイザ「勝負が決まった」
ダーキェ「あん?互角だぜ」
ジュオア「・・・いや、セキの魔力が切れかかっている」
ダーキェ「まじかよ!」
ジュオア「この試合でもフィンブレクは魔力の底を見せないようだ。
セキは間違った選択をした」
バトル場 戦闘大会会場
「ドドドドドド!」
打ち合いが続いている
セキ。O○(く・・・なぜ・・・・!なぜ
あれだけ打っているのに尽きない・・・俺の魔力が
奴に劣っているのか・・・!)
ファウサンが戦闘の準備に入った
ファウサン「・・・フィンブレクか。名前を覚えておこう」
司会者ネクタル「セキ選手!フィンブレクのタウォーギュに押されぎみだ!」
セキ「まけてたまるか!まけてたま・・・!!」
セキに100のダメージ セキに100のダメージ
セキに100のダメージ セキに100のダメージ
セキ「ぐあっ!」
セキに100のダメージ セキに100のダメージ
司会者ネクタル「おっと!とうとうヒットしました!
セキ選手に次々とタウォーギュが!」
セキに100のダメージ セキに100のダメージ
セキに100のダメージ セキに100のダメージ
セキ「うおおお!」
セキの攻撃 太陽炎
フィンブレク「!」
「ビーーーー!!!」
フィンブレクは攻撃をよけた
応援団「セーキ!セーキ!」
セキに100のダメージ セキに100のダメージ
セキに100のダメージ セキに100のダメージ
セキ「がは・・・!」
セキは気絶した
フィンブレク「や・・・やった!!!」
司会者ネクタル「フィンブレク選手!何とスフィム城の
セキ選手に勝利してしまいました!」
262話
バトル場 戦闘大会会場
司会者ネクタル「会場中がどよめいています!
セキを倒した無名のフィンブレクに対して注目が集まったのです!」
客達「フィンブレクか・・・いい選手だな・・・」
客達「すげぇ・・・魔法剣かっこいいよまじで」
フィンブレク「勝った・・・俺が・・・」
クウガ「あいつなら勝つと思っていた」
ファウサン「決勝でまさか一敗をしてしまうとは・・・!」
セキが目を覚めた
セキ「・・・くそ。負けたのか」
フィンブレク「いい戦いだった」
セキ「・・・知らんな」
セキは戻った
フィンブレク「・・・」
フィンブレクは戻った
フィンブレク「答えが見つかった。戦いを始めてよかった。
最初はどうかと思ったが、ついに勝ってしまった。
クウガ、お前も強い奴に勝ちたいのだろう?」
クウガ「ああ。俺も同じだ」
リボッグ「勝つには世界だろ。うぜぇほどクソ強えのがいやがる。
たとえば、裏の牛人間とかな」
クウガ。O○(まだいるのか・・・)
リボッグ「さて、俺はあんまり戦ってねえから、あとの二人は
まとめてぶっつぶしてやるぜ」
観覧席1 戦闘大会会場
アルバズン「この試合を、ゼムディグループはどう思ったかな?」
ジュオア「フィンブレクの潜在能力には気づくはず」
ブレイザ「俺も修行をしないと奴らに置いていかれるか」
ヨージュ「いい仲間を見つけたなあ、クウガは」
バトル場 戦闘大会会場
セキ「エリクィーダ様。すいません」
エリクィーダ「僕の描いた芸術じゃない」
セキ「・・・この償いはします」
ファウサン「おまかせくださいエリクィーダ様。
フィンブレクはもう戦えない状態。あとの二人は私が無傷で終わらせましょう」
エリクィーダ「期待していようファウサン君」
ファウサンが前に出た
リボッグが前に出た
応援団「スフィム城!ファウサン!ファウサン!」
司会者ネクタル「両選手前に出ました!このリボッグ選手は前回の試合で
ミング選手にまったく手出しをさせませんでした!おそらく強いのでしょう!
しかし今度の相手はスフィム城のファウサン選手!
ミング選手とはまったく違うレベルなのです!」
観覧席2 戦闘大会会場
ミング「かんべんしてくれ」
ストライバ「気にするなよ」
バトル場 戦闘大会会場
ファウサン「残りはザコだ。この試合、5分もいらんな」
応援団「ファウサン!ファウサン!ファファファファファウサン!」
司会者ネクタル「それでは、試合をはじめてください!」
263話
バトル場 戦闘大会会場
応援団「ファウサン!ファウサン!スフィム城のファウサン!!」
リボッグ「うるせえな」
リボッグVSファウサン
戦闘開始
リボッグの攻撃 ファウサンは攻撃をよけた
リボッグ「あん?」
ファウサン「・・・スキだらけだ」
ファウサンはレイピアをリボッグに向けた
クウガ「速い!あっというまにリボッグの背後を取った!」
フィンブレク「危険なのは速さではない。
戦士育成道場レイヴェインにはコフェンという特殊な目を持つ男がいるが、
実は奴もそれをもっている」
クウガ「!」
フィンブレク「それも3つだ」
ファウサンの攻撃
司会者ネクタル「おっと、ファウサン選手!リボッグの背後とり、
攻撃をしかけた!」
「ガキィン!」
ミス リボッグにダメージを与えられない
ファウサン「?」
リボッグ「おいクソ野郎。何かするんじゃなかったのか?」
ファウサンの攻撃
「ガキィン!」
ミス リボッグにダメージを与えられない
ファウサン。o○(どうなっている。コイツの体は)
リボッグは振り向いた
リボッグ「・・・5分もいらんと言ったな。その通りだぜ」
リボッグの攻撃 頭突き
ファウサン「!」
ファウサンに100のダメージ
リボッグ「てめえが俺に破壊されるんだからよ!」
リボッグの攻撃 ハイスピンホーン
「ギュルルゴゴゴー!!」
ファウサンに200のダメージ
ファウサン「・・・く」
セキ「く、何者だあいつは。見たところ牛人間。・・・それに
あれは特殊金属でしょうか?」
エリクィーダ「オリハルコンだ」
セキ。o○(オリハルコン・・・ここで見るとは)
264話
バトル場 戦闘大会会場
ファウサン「・・・大した攻撃力だ」
リボッグ「あん?これが最高だと思ってるのか?
おっと、会話している間に5分になっちまうぜ」
リボッグの攻撃 突進
ファウサンは攻撃をよけた
応援団「ファウサン!ファウサン!」
セキ「さっさと終わらせるんだファウサン!」
ファウサン「負けた奴に言われたくない」
ファウサンの攻撃 レイピアダンス
「ギュルルルルルル!!」
リボッグ「!」
ファウサン「これがお前に・・・!」
「ドシィン!!」
ファウサンに200のダメージ
リボッグの突進だった
リボッグ「これが俺の衝撃弾突進だ」
ファウサン「・・・!」
クウガ「いい調子だ。ファウサンという男、一方的にやられてる」
フィンブレク「リボッグが予想外に強かったのだろう」
ファウサンの攻撃 ミス リボッグにダメージを与えられない
リボッグ「無駄だ」
ファウサン「オリハルコンとはいえ、強大な攻撃力には耐えられまい」
ファウサンの攻撃 レイピアダンス
クウガ「まずい、この至近距離では・・!」
リボッグに100のダメージ
リボッグ「くそ!それが狙いだったか」
ファウサン「くそはこっちだ。すでに5分を過ぎている」
リボッグ「てめえが見たくもない踊りをするからだ」
クウガ「特殊金属だったはず・・・」
フィンブレク「相手はファウサンだ。特殊金属でも突破口は簡単に開ける」
ファウサンは無限の目を発動した
会場全体にファウサンの目が張り巡らされる
「!!」
フィンブレク「使ってきた!」
応援団「おーー!ファウサン!ファウサン!」
リボッグ「あん?」
ファウサン「断言しよう。これから一方的な攻撃が始まる」
リボッグ「無限の目か」
265話
観覧席2 バトル場
ジメンティス「知っていたか?」
コフェン「知っていた」
バトル場 戦闘大会会場
司会者ネクタル「ファウサン選手!無限の目が発動しました!」
応援団「ファウサン!ファウサン!ファウサン!」
ファウサンの攻撃 リボッグは攻撃をよけた
ファウサン。o○(何!)
フィンブレク「よけてる!リボッグはスピードもある」
リボッグ「俺を誰だと思ってる?牛王だぜ」
ファウサン「あまり調子に乗らない方がいい」
ファウサンはリボッグのすぐ後ろにいた
リボッグ「!」
ファウサンの攻撃 リボッグに25のダメージ
リボッグ「ちっ」
ファウサン。o○(くそ・・!オリハルコンだった)
リボッグの攻撃 ファウサンは攻撃を避けた
フィンブレク「リボッグ!全方向から見られている!
これから攻撃をしてくるぞと思わせないようにするんだ!
フェイントをかけるか、いきなり攻撃をしかけるかどちらかに・・・」
リボッグ「いわれなくても分かってるぜ」
リボッグの攻撃 ファウサンは攻撃をよけた
ファウサン「すべ分か・・・」
「ドシィン!!」
ファウサンに300のダメージ
司会者ネクタル「おっとファウサン選手油断していたのでしょうか!
リボッグのフェイントにあっさりとひっかかった!」
セキ。o○(無限の目で攻撃が完全に把握できるのではない。
あくまでも全方向から見るだけ。フェイントには逆にかかりやすいわけだ)
リボッグ「俺にその目は通用しないぜ」
ファウサン「こんなところで・・・!」
観覧席2 バトル場
コフェン「この試合は焼き付けておくつもりだ」ストライバ「なんで?」
コフェン「去年見たあの目をこちらのものにするためにも」
バトル場 戦闘大会会場
ファウサン。O○(・・・ただ硬いだけじゃないのか!
あの目を・・・あの目を使うしかないのか)
リボッグ「おいおい、なに暗い顔してんだよ。降参のサインか?あん?」
ファウサン「・・・」
ファウサンは目に意識を集中させた
「ゴゴゴゴゴ・・・・」
応援団「スフィム城!スフィム城!ファウサン!ファウサン!」
フィンブレク「・・・あれがくるぞ。2つめの目が」
クウガ「無限の目よりやっかいそうか?」
フィンブレク「残り二つの目はそうとうやっかいだ」
観覧席1 バトル場
ダーキェ「おいおい、あの紫ヘアーの野郎どうしたんだ?」ジュオア「ファウサンは目を変更している。
ゼムディグループとの戦いでは、いきなりあの目を使う」
アルバズン「強敵と戦う以外は極力避ける。どうも体力消耗に絡むらしい」
266話
バトル場 戦闘大会会場
リボッグ「何だ今度は?」
ファウサン「鏡の目は、全てを映し出す」
ファウサンの鏡の目が発動した
観覧席1 バトル場
フィンブレク「鏡の目は、その名のとおり鏡。
見た相手そのものを自分の目に映し出し、全てが把握できる。
それだけではない。鏡のように攻撃を反射する」
クウガ「反射?」
フィンブレク「ああ、しかもそれを自分でコントロールできるからやっかいだ」
クウガ「?」
バトル場 戦闘大会会場
リボッグ「なんだかよく知らねえが、つぶしてやるぜ」
ファウサン「無駄だ。何もかもわかる。手に取るように。
見ているのではく、お前の内側にいるような感覚だ」
リボッグ「あん?」
リボッグの攻撃
ファウサン「読めた」
ファウサンはリボッグの真横に回り込んだ
リボッグ「!」
カウンター ファウサンの攻撃 リボッグに50のダメージ
リボッグ「この野郎!」
リボッグは攻撃しようとした
ファウサン「それも読んでる」
カウンター ファウサンの攻撃 リボッグに50のダメージ
リボッグ。O○(ま・・・まるで先に攻撃を読まれている・・・)
ファウサン「お前が少しづつダメージを受けているのが分かる」
リボッグ「あん?」
観覧席2 バトル場
ストライバ「覚えたい目ってのは、あれのことか?」
コフェンはうなづいた
バトル場 戦闘大会会場
リボッグ「おらよ!」
リボッグの攻撃 フェイントだった
ファウサン「ああ、フェイントだろうな」
リボッグ「くそっ!」
クウガ「あれ・・・リボッグの頭上・・・」
フィンブレク「リボッグのちょうど真上に
レイピアがあんなにたくさん・・リボッグ!!」
リボッグは上を見た
リボッグ「あん?」
ファウサン「霊力で生成されたレイピアだ」
レイピアの雨がリボッグに向かって降ってきた
「ドドドドドドドド!!」
267話
観覧席1 バトル場
ブレイザ。o○(あの霊力・・・俺よりはるかに高い)
ヨージュ「レイピアの雨だ!」
バトル場 戦闘大会会場
クウガ「・・・なんだあの攻撃は!?」
フィンブレク「ファウサンは魔力がない代わりに霊力が高い。
霊力による攻撃を仕掛けてくる。
それを具現化したのが今の攻撃だ」
「ズバッ!!」
リボッグに150のダメージ
リボッグ「!」
ファウサン「霊力は防御力を無効化する場合がある」
リボッグ「おいおい調子に乗るなよ!」
リボッグの攻撃 ハイスピンホーン
ファウサン「見え見えだ」
ファウサンはリボッグの横に回り込んだ
クウガ「攻撃する前から読まれている」
フィンブレク「相手の思考も鏡に映し出すからだ」
リボッグ「回り込んだところでそこに攻撃を加えればいいんだよ!」
リボッグの攻撃
ファウサン「こうもできる」
ファウサンはリボッグの目を見た
リボッグ「!」
リボッグに30のダメージ
クウガ「な・・・何が起こった!位置が入れ替わったぞ!」
フィンブレク「今、リボッグはファウサンに攻撃をしかけたが、わざと
ファウサンが攻撃を受けようとした。
ところが寸前に位置が入れ替わり、リボッグが自分の攻撃を
自分で受けてしまったのだ。物理的に不可能だと思われるが、
鏡の目の特殊な作用で可能になる」
クウガ「鏡の目か・・・」
ファウサンの攻撃 リボッグに30のダメージ
リボッグ。o○(くそ・・!もしこの体がオリハルコンでなければ今頃
とんでもないことになっている・・・)
ファウサン「もたもたしているヒマがあるか?」
リボッグ「!」
「ドドドドドドドド!!」
フィンブレク「全方向からレイピアの刃だ!」
クウガ「どうする!」
リボッグ「うおおおお!!」
リボッグは腕を振り回した 全てのレイピアが破壊された
ファウサンの攻撃 紫霊残月
「ズバッ!」
セキ「囮にかかるとはバカな牛だ」
応援団「おおお!ファウサン!ファウサン!」
リボッグに660のダメージ
ファウサン「言っただろう?すべての動きを把握しているって」
268話
バトル場 戦闘大会会場
応援団「ファウサン!ファウサン!」
司会者ネクタル「リボッグ選手!ついにファウサン選手の攻撃をもろに
食らってしまいました!防御が強くかなりの長期戦になると思いましたが、
そろそろ決着がつくのでしょうか!?」
リボッグ「く・・・そ!なんだ今の破壊力は・・・!!」
ファウサン「自分の防御力に過信しないことだ。
オリハルコンとはいえ、攻撃によっては無に等しい場合もある」
フィンブレク「防御力を無効化している・・・!」
クウガ「今の攻撃か」
リボッグ「だが、今ので完全に目がさめたぜ」
ファウサン「?」
リボッグ「かつて、裏の牛人間と戦ったときのことをよ」
ファウサン「何をするか分かっている」
リボッグの攻撃 高速衝撃弾突進
ファウサンは攻撃をよけた
リボッグ「そこだろ!」
リボッグの攻撃 ファウサンは攻撃をよけた
リボッグの攻撃 ファウサンは攻撃をよけた
ファウサン「何度やっても同じ結果だ!」
ファウサンの攻撃 リボッグに50のダメージ
クウガ「だめだ!攻撃を全て読まれている!」
フィンブレク「まずい・・・まずいぞ」
クウガ「?」
フィンブレク「そろそろ今までの攻撃が全て跳ね返ってくる」
ファウサン「さぁ、攻撃をしてこい」
リボッグ「人間ごときが!」
リボッグの攻撃 ファウサンは攻撃をよけた
リボッグの攻撃 ファウサンは攻撃をよけた
リボッグの攻撃 ハイスピンホーン ファウサンは攻撃をよけた
リボッグの攻撃 ファウサンは攻撃をよけた
リボッグ。O○(・・・おかしい)
ファウサン「おかしいと思って正解だ」
リボッグ。O○(・・・!心が読まれてる!鏡の目の効果かよ)
鏡の目 反射が発動した
今まで攻撃がすべてリボッグに襲い掛かる
リボッグ「あん?」
269話
バトル場 戦闘大会会場
リボッグ「・・・こんなのありかよ!」
クウガ「フィンブレク!リボッグの分身のようなものが
リボッグに攻撃をしている!」
フィンブレク「くそ。これが鏡の目で一番厄介な所だ」
応援団「ファウサン!ファウサン!」
ファウサン「じっくりと見物させてもらおう。
この鏡の目で」
セキ「勝負は決まりましたね」
エリクィーダ「セキ君。あの牛の目を見ろ」
セキ「?」
エリクィーダ「自分の攻撃ならかわせる自信を持った目だ」
セキ。O○(魔法剣使いといい、常識はずれの牛人間といい
なんなんだあのチームは・・・)
リボッグ「この程度大したことないぜ!」
司会者ネクタル「おっと!リボッグ選手!鏡の目によって
反射してきた今までのリボッグの攻撃をことごとく
かわしているではありませんか!」
ファウサン「何だと!」
フィンブレク「・・・とんだ心配だった」
クウガ「ああ。これならいける!」
フィンブレク「・・・」
ファウサン。O○(なぜ、攻撃があたらないんだ?
奴は鏡の目の事を知っていたのか!
よけるために、でわざと今まで攻撃のスピードを遅くしていたのか!)
リボッグ「なんでた?・・・て目ぇしてやがるな。教えてやるぜ。
裏の牛人間の攻撃に慣れているからだよ。残念だったな。
俺はそいつらを倒すためにここにやってきた」
ファウサン「・・・あのチームか」
リボッグは鏡の目によって反射してきた攻撃を全てよけた
ファウサン「しかし、お前の攻撃は俺には当たらない。
状況に変わりはないのだ」
フィンブレク「・・・攻撃が当たらなければ
ずっとファウサン優勢だ。リボッグはじわりじわりとやられていく。
・・・何かいい方法はないのだろうか?」
クウガ。O○(何か、あるはずだ。鏡の目を攻略する方法が!)
リボッグ。O○(・・・とにかく当てるしかねえだろうが)
270話
バトル場 戦闘大会会場
応援団「スフィム城!スフィム城!
ファウサン!ファウサン!」
ファウサン「教えてやろう。今の状況を。
お前に勝ち目がないという事だ」
リボッグ。O○(仕方ねえな。やるしかねえな)
ファウサン「何だ?」
リボッグ「分かってるだろう?」
ファウサン「鏡の目で全てお見通しだからな。
受けてやろう。最高速のお前の突進を」
フィンブレク「今までの突進は何だったんだ?」
クウガ「最高速?」
リボッグ「最高速は体力を消耗する。
使わなかったのはそのためだ。一気に決めるぜ」
ファウサン「紫霊残月でとどめをさす」
リボッグ「二度目はくらわねえ」
リボッグの攻撃 突進
ファウサン「!」
ファウサンに100のダメージ
ファウサン。O○(・・・!・・・鏡の目で把握しているが
つ・・・ついていけない)
リボッグの攻撃 突進 ファウサンに100のダメージ
リボッグ「うおおおお!!」
セキ「攻撃が急に当たった」
エリクィーダ「動物的本能によるものか。
鏡の目で把握できても、人の脳では動物的本能には対応しきれない」
クウガ「突進が早い・・・あとは」
フィンブレク「ああ。それだけないな。独特なリズムをだしている。
俺達にはない、牛人間独特のリズムだ」
リボッグの攻撃 突進 ファウサンに100のダメージ
ファウサン「・・・!」
リボッグの攻撃 突進 ファウサンに100のダメージ
ファウサン。O○(何だ?何を考えているのか分からない。
つぎはどこから突進が・・・)
リボッグの攻撃 高速衝撃弾突進 ファウサンに500のダメージ
ファウサン「ぐああ・・!」
リボッグ。O○(体力が・・・決めなければ)
リボッグの攻撃 突進 ファウサンに100のダメージ
リボッグの攻撃 突進 ファウサンに100のダメージ
リボッグの攻撃 突進 ファウサンに100のダメージ
リボッグの攻撃 突進 ファウサンに100のダメージ
ファウサン。O○(・・・ま・・・負ける!)
ファウサンは両目を手で覆った
リボッグ「!」
ファウサンは黒い砂漠の目を発動させた
「!!」
フィンブレク「ついに使ったか!最後の目を」
セキ「くっ・・・それほどの相手なのか!」
バトル場 戦闘大会会場
アルバズン。O○(予選決勝では負けたくないというプライド絡みか)