161話
クロデュスの街 東部
フィンブレク「廃道場だ!」
クウガ「ああ」
フィンブレク「じゃあ中に入って掃除を始めるぞ」
クウガ「一日で終わりそうもないな・・・」
地下牢 ゴールドタワー
レインドは鉄格子に近づいた。牢屋の中にいる?が反応した
?「みんないなくなっちまった。やっと俺の出番か?」
レインド「街にいい死体が置いてます。1000を超える賞金首らしいから
キミのコピー能力にうってつけではありませんか?」
?「さっさとここから出してくれ。罪は全てなかったことにしてくれよ」
レインド「頼みますよ。ドボギエルさん」
レインドは牢屋の鍵を開けた。
ドボギエル「早速、死体の場所を教えてもらおうか!」
病院 クロデュスの街 中心部
アシュトウ「回復したぜ。世話になったな」
医師「驚く回復力の速さだね」
ブフィタギアス「アシュトウ。俺は回復したら、ここを出る。
また、どこかで会えるといいな」
アシュトウ「戦いの日々が続く限り、会えるかもしれないぞ」
アシュトウは病院を出た。
クロデュスの街 西部
ドボギエル「死体はこの辺だったなあ!!!!」
ドボギエルはペザギルの死体とネジェロイの死体を見つけた
ドボギエル「あったあった!しかし、ゼイパの死体がないぞ。まあいい」
ドボギエルは二つの死体を自分の体の中にコピーした
ドボギエルはペザギルになった
ドボギエル「こいつはイイ!!まさかあのペザギルとネジェロイを
自分のものにできるとはっ!まずはこの
右手の刃が何でも切りたくなってくるような感覚!最高じゃねえか!」
162話
廃道場 クロデュスの町 東部
クウガ達は掃除を始めた
フィンブレク「けっこう最近まで使っていた形跡がある」
クウガ「大会があるのはまだ先だけど、3人じゃ足りないな」
フィンブレク「まだ3ヶ月もあるから焦る必要はない」
「ドカァン!!」
入り口のドアが勢いよく開いた!!
ドボギエルだった。
「!!」
ドボギエル「てめえらだな?例の二人ってえのは?」
フィンブレク「例の二人?」
ドボギエル「覚悟しろや」
ドボギエルはペザギルになった
「!」
ドボギエル「俺様が今までコピーしてきた奴らは星の数だが、
こいつはすごいぜまじで。ためさせてもらうぞ!!」
フィンブレクは前にでた
ドボギエル「その勇気を認めてやるぞ」
フィンブレクvsドボギエル
フィンブレクは魔力で反射の壁を張った
ドボギエル「俺の右腕が叫んでいるぞ!!」
ドボギエルの攻撃 攻撃が跳ね返った
ドボギエル「何ぃ!!」
ドボギエルは攻撃をよけた
ドボギエル「・・・この野郎なんだそりゃあ?」
フィンブレク「見ての通りだ」
ドボギエル。o○(横か後ろからの攻撃しかねえな)
フィンブレクはドボギエルの真上にいた
ドボギエル「ぬ!?」
フィンブレクの攻撃 ドボギエルは攻撃をよけた
ドボギエル「くたばれ!!」
ドボギエルの攻撃 正面 フェイントだった。
フィンブレク「!」
ドボギエルの右側からの攻撃
ドボギエル「壁はないぞ!さあ、真っ二つになれ!!」
ドボギエルは右手の刃を魔力で重くした
ドボギエルの攻撃
「ゴオオオオオオオオ!!!!」
しかし、水がドボギエルを包み込む
水属性攻撃魔法 タウォーギュ
「グググ・・・・」
ドボギエル「なんだこりゃあ!?ぐ・・・・!!」
ドボギエルに50のダメージ
クウガ。o○(横から攻撃がくることを予測して
あらかじめ魔法攻撃の準備をしていたのか)
ドボギエル「貴様!俺を怒らせやがったな!!」
163話
ドボギエルは右手の刃を大きくした
フィンブレク「?」
ドボギエル「破壊力が増すぜ!」
ドボギエルの攻撃 フィンブレクは攻撃をよけた
フィンブレクの攻撃 ドボギエルに40のダメージ
ドボギエル「この野郎!ペザギルの最大の力を見せてやろうか!!」
フィンブレク「見せてみな」
ドボギエルの攻撃 赤い斬月
「ギュオオオオ!!」
クウガ。o○(速い・・・!)
フィンブレクは攻撃をよけた
ドボギエル「な・・・!?」
フィンブレクの攻撃 ドボギエルに40のダメージ
ドボギエル「ぐっ!貴様!!!」
ドボギエルはネジェロイになった
ドボギエル「切り裂きのネジェロイを知っているか?」
フィンブレク「知っている」
ドボギエルの攻撃 スクリュウクロウ
「ギュオオオオ!!!」
フィンブレク「・・・!!」
フィンブレクは攻撃を受け止めた
フィンブレク「うん・・・ブランクはそれほどなさそうだ
・・・ためさせてもらおうか」
ドボギエル「は?」
戦士育成道場レイヴェイン
ミング「フィンブレクはもったいないな」
カトゥン「何を今さら・・・」
ミング「あいつにはあれがあるじゃないか。リネを倒したあれが」
カトゥン「いずれ俺は奴を越えてみせる。そしてあいつもな・・・」
ミング「・・・」
廃道場 クロデュスの町 東部
ドボギエルはエアカータを唱えた
「ギュオオオオ!!!」
「バッシュウウウウ!!」 エアカータがふっとんだ!
ドボギエル「!?」
クウガ「・・・・あれは確か・・・」
フィンブレクの剣が風に包まれていた
フィンブレク「魔法剣だ」
164話
廃道場 クロデュスの町 東部
ドボギエル「何だ・・・!?」
フィンブレクの攻撃
「ビュオオオオ!!」
ドボギエルは攻撃をよけた
剣の先から風の刃が飛んできた
「バシュ!!」
ドボギエルに80のダメージ
ドボギエル「ぐあああ!!」
フィンブレクは魔法剣の属性を変えた 魔法剣・水
ドボギエル「この野郎ぉぉぉ!!」
ドボギエルの攻撃 スクリュウクロウ
フィンブレクの反射の壁が攻撃を跳ね返した
ドボギエル。o○(しまったクソ!奴にはそれがあったんだ!!)
ドボギエルに60のダメージ
フィンブレクの攻撃 ドボギエルに50のダメージ
ドボギエルの顔に水の塊ができた
ドボギエル「ゴボゴボ・・・」
ドボギエルは息ができない
ドボギエル「たすけ・・・ゴボゴボ・・・・」
フィンブレク「・・・」
フィンブレクはドボギエルを元に戻した
ドボギエル「ぜえ・・・ぜえ・・・」
ドボギエルは元に戻った
フィンブレク「おそらく誰かの差し金だろう?」
ドボギエル「・・・もう、おしまいだ・・・」
休憩所 クロデュスの町
ゼイパ。o○(スワイドゥーラめ。この町に賞金首が集まってると聞き、
この町にやってきたが、俺はあいつのために動いたにすぎなかった。
このままじゃ黙っては帰れない)
ゴールドタワー最上部
ゴールドナイト「賞金首3200Gのマティウがもうすぐ来るとのことです」
スワイドゥーラは頷いた
レインド。o○(兵器完成まで、あとわずか15000Gだから、
今回が最後の募集になりそうですね・・・)
ゴールドナイト「今回は何人ぐらい集めるんですか?」
レインド「いつも通りです。高額賞金首を3名。低額を複数。
また町で暴れてもらいましょう」
165話
廃道場 クロデュスの町 東部
フィンブレク「それで俺たちが邪魔だってのか」
ドボギエル「そ・・・そうだ。お前らが賞金首を倒しちまうと、
ゴールドタワーの奴らに金が入らなくなる」
クウガ「破壊兵器とは・・・」
フィンブレク「ドボギエル。お前はこれからどうするんだ?」
ドボギエル「この町を去るぜ。もし、殺したいなら、今殺すがいいさ」
アシュトウが現れた
フィンブレク「よくここが分かったな」
アシュトウはドボギエルに指をさした
アシュトウ「そいつは何だ?」
フィンブレク「死体を自分にコピーする変な奴だ。
スワイドゥーラの差し金らしい」
入り口 ゴールドタワー
ゼイパが現れた
ゴールドナイト「ゼイパ!生きていたのか!?」
ゼイパ「死んでもらおうか」
ゴールドナイト「うおおおお!!」
ゴールドナイトの攻撃 ゼイパは攻撃をよけた
ゼイパの攻撃 十文字斬り
ゴールドナイトは気絶した
ゼイパは入り口の扉を見た
ゼイパ「この扉、攻撃して壊さないと開きそうにないな」
ゼイパは入り口の扉を攻撃した。
廃道場 クロデュスの町 東部
ドボギエルはいなくなった。
アシュトウ「クウガ、本気か?」
クウガ「ああ。やるしかない」
アシュトウ「仕方ない。お前の奇跡に賭けるか」
フィンブレク「俺の奇跡か?」
アシュトウ「お前じゃない。クウガだよ」
フィンブレク「今のは聞かなかった事にしておく」
クウガ「待ってろスワイドゥーラ!」
クウガ達は道場をあとにした
166話
クロデュスの町東部
フィンブレク「ドボギエルの話では、ゴールドタワーは、
南部の出口から、少し進んだところらしいが・・・聞くまでもなかったかな」
クウガ「あれだけ高いと、ここからでも見えるぞ」
ゴールドタワー最上階
レインドは望遠鏡を使っていた。
レインド「ドボギエルがしくじりました。奴らがこちらに向かっています」
スワイドゥーラ「しくじった?」
レインド「・・・ええ」
スワイドゥーラ「おしおきが必要だね」
平地
ドボギエル。o○(このままどこかへ・・・)
ドボギエルの身体に変化がおきた
ドボギエル「!!」
ドボギエルの体の中であらかじめスワイドゥーラが仕掛けておいた
魔法が発動して、爆発がおきた
ドボギエル「ぐああああ!!!!」
ドボギエルは死亡した
ゴールドタワー1F
マティウが死亡した
ゼイパ「・・・」
ゼイパは階段を上がった
ゴールドタワー最上階
レインド「私達が手を下すしかないようですね」
スワイドゥーラ「配置につけ、レインド、プォン、ライデーネ」
プォン「また人肉食えるのだな。グフフフフ!!」
レインド「私は4階ですね」
ライデーネ「さて、6階だな。あーあ、そのためにわざわざあの8階を通る
んだからイヤ~になってちまうぜ。プォンのすりぬけを使いたいくらいだ」
レインド「仕方のない事でしょう。彼は、スワイドゥーラ様が
再構築する世界に必要な人間なのですから」
3人はそれぞれ配置についた
167話
ゴールドタワー入り口
アシュトウ「兵士が倒れてるぞ。先客がいるみたいだな」
フィンブレク「さあ、行くぞ!」
クウガ、フィンブレク、アシュトウは中に入った。
ゴールドタワー2F
プォン「まだ、誰も来ていねえみたいだな」
ゼイパはプォンに見つからないように通った
ゼイパ。O○(無駄な労力は使いたくない)
ゴールドタワー3F
ゼイパは鉄の壁を見つけた
ゼイパ。o○(これを壊さない限り、通れないのか)
ゴールドタワー1F
マティウの死体があった
フィンブレク「・・・!死体があるぞ」
アシュトウ「・・・これはゼイパがやったな」
クウガ「ゼイパ?」
アシュトウ「間違いない。あいつがここに侵入しやがったんだ」
クウガ「いや、ゼイパはさっきスワイドゥーラにやられたはずだ」
フィンブレク「生きていたんだ・・・あれを食らって」
アシュトウ「ま、手間は省けたな」
クウガ達は2Fに上がった。
ゴールドタワー2F
プォン「グフフ!人肉の匂いだ!!!」クウガ達が現れた
「!?」
プォンはヨダレをたらした
プォン「美味そうじゃねえか!やっぱ持ち場が下の階で正解だったぜ!
横どりされちゃ、美味い人肉は食えないからなぁ!!」
アシュトウ「何だこいつ?俺がつぶしてやろうか?」
プォン「てめえはまずそうだ!俺が指名する!そこのあんちゃん!」
プォンはクウガを見た。
クウガ「!」
プォン「貴様に決定!グヒョヒョヒョヒョ!!」
168話
ゴールドタワー2F
クウガvsプォン
戦闘開始
プォン「グフフフフ・・・」
クウガ「始めるか!」
クウガの攻撃 ミス プォンへの攻撃がすり抜けた
クウガ「!?」
プォン「さあ、人肉を食わせろぉぉぉ!!」
プォンの攻撃 クウガは攻撃をよけた
フィンブレク「アシュトウ。今の見たか?」
アシュトウ「攻撃がすり抜けたな」
クウガの攻撃
プォン「無駄なあがきはよせ!」
ミス プォンへの攻撃がすり抜けた
クウガ「バカな・・・!?」
プォン「その肉を食わせろぉおおお!!」
プォンは炎を吐いた
クウガ「く!」
クウガは攻撃をよけた
炎の中からプォンが現れた
プォンの攻撃 クウガに30のダメージ
クウガ「!」
プォン「その血が食欲をそそるなぁ、あんちゃん」
プォンは強力胃酸を吐いた
「ドバァーー!!」
クウガは攻撃をよけた
クウガ「この!」
クウガの攻撃 プォンへの攻撃がすり抜けた
プォン「グヒョヒョヒョヒョ!!
プォンは胃液を吐いて、右手で胃液の塊を作った。
クウガ「?」
プォンは胃液の塊を上に投げた
クウガ。o○(・・・何を始める?)
169話
ゴールドタワー2F
プォン「砕けろ!」
プォンは右手をパーにした。
上の胃液の塊が弾けた
プォンの攻撃 イェローアシッドレイン
「ジュワアアアアア!!」
フィンブレク「クウガ!」
クウガ「!」
クウガに70のダメージ
クウガ「ぐっ!」
プォン「グフフフフ!!」
プォンは強力胃酸を吐いた
クウガは攻撃をよけた
クウガ。o○(まずい・・・何とか攻撃を当てる方法はないのか・・・!)
プォンは壁をすりぬけて消えた
クウガ「!!」
プォンがクウガの後ろの壁からでてきた
プォン「食わせろぉぉ!!!」
プォンがクウガがを掴んだ」
クウガ「ぐ!!」
プォンは強力胃酸を吐いた クウガは攻撃をよけた
クウガ(くそっ!掴まれていて避けるのもきつい・・・)
プォン「ムダに長生きするよりも、さっさと死んだ方が楽になるぜ」
プォンは強力胃酸を吐いた クウガは攻撃をよけた
クウガ(く!よく考えるんだ・・・なぜ奴の攻撃だけはオレに当たるのか・・・)
プォン「避けるなよ」
クウガ(そうか!!)
プォンは強力胃酸を吐いた クウガのカウンター
乱れ斬り プォンに140のダメージ
プォン「ぎゃあああああああ!!」
フィンブレク「よし!」
アシュトウ「当たった!」
クウガ「やっぱりそうか!お前は攻撃をする瞬間だけ、
すり抜け効果を解除しているんだ。オレに攻撃を当てるために!」
プォン「貴様・・・!」
プォンの表情が変わった
170話
ゴールドタワー2F
プォン「食わせろぉぉぉ!!!」
プォンの攻撃 クウガのカウンター
プォンに50のダメージ
プォン「うおおおお!!」
プォンの攻撃 クウガのカウンター
プォンに50のダメージ
プォン「クソッ!!」
プォンの動きがとまった
クウガ「・・・」
プォンは動かない クウガも動かない
フィンブレク「クウガが優勢になったが、そのクウガも
ヤツが攻撃を仕掛けてこない限り、攻撃ができないな」
アシュトウ「このまま上がっちまうか?」
プォン「・・・降参だ。好きにしな」
クウガ「・・・?」
プォン「オレの負けだって事」
プォンは壁に消えた
クウガ「じゃあ3階に上がるぞ」
アシュトウ「あの野郎。逃げたのか」
クウガ達は3階に上がろうとした
フィンブレク「・・・ん?」
クウガの後方にでかい塊ができていた
クウガは振り向いた
クウガ「なんだこれは!!」
プォンの声が壁から聞こえてきた
プォン「グフフフフフ!!
そいつは巨大な胃液の塊さ。食らえばひとたまりもない」
クウガ「お前の場所はすでに把握ずみだ!」
クウガはプォンのいる壁に攻撃をした 乱れ斬り
「ズババババッ!!」
プォン「ぎゃああ!!貴様・・・俺が見えるのか!!」
クウガ「気配で分かる」
クウガの攻撃 乱れ斬り プォンに150のダメージ
プォン「がはっ!!」
巨大胃液の塊が床に散らばった プォンは死亡した