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511話~520話

511話

魔法円 戦闘大会会場 港町ファンヴァール

ギレイグロムは剣の攻撃力を上げている
クウガは眠っている

レイグロム(6神塊)ギレイグロム「毒より睡魔が勝ったか」
ギレイグロムの攻撃
「ズドォオオオオンン!!!!」
クウガに7000のダメージ クウガは目が覚めた
クウガクウガ「ぐああああああああ」

フィンブレクフィンブレク「何という破壊力・・・」
ジメンティスジメンティス「闇の力ではどうにもならないのか」

負の空間がクウガに触れた クウガのすべての能力が下がった

カトゥンカトゥン「終わりだな」」

クウガ1000の毒ダメージを受けた 
クウガクウガ「ぐぁっ!」
ギレイグロムは睡眠息を吐いた クウガは眠くなった
クウガクウガ「・・・く、くそ!」

フィンブレクフィンブレク「ま・・・またか!」

観覧席

ダークロダークロ「やばいぞ」
リボッグリボッグ「そうか」

魔法円 戦闘大会会場 港町ファンヴァール

クウガは眠った
レイグロム(6神塊)ギレイグロム「ご苦労さん」

フィンブレクフィンブレク。O○(眠るのが早い・・・)

ギレイグロムは剣を振り上げた

ジメンティスジメンティス「夢で目が覚めたことがあるか?」
フィンブレクフィンブレク「いや?」
ジメンティスジメンティス「正夢で窮地にさらされたとき、突然目が覚めることがあるが・・・もしかするとクウガは・・・」

クウガは目が覚めた
クウガクウガ「うおおおおおおお!」

レイグロム(6神塊)ギレイグロム「!?」

フィンブレクフィンブレク「あの霧を受けたクウガなら可能か!眠った中で、意識をコントロール!?」
ジメンティスジメンティス「しかし・・・攻撃力の下がったクウガに打つ手はあるのか?」

512話

魔法円 戦闘大会会場 港町ファンヴァール

クウガの攻撃 ギレイグロムは攻撃をよけた
レイグロム(6神塊)ギレイグロム「・・・」
クウガは目が覚めた

フィンブレクフィンブレク「だめか・・・本来のスピードを失っている」

クウガクウガ。O○(攻撃力とスピードはなくなった。残っているのは・・・・闇の力と魔力)
周囲が真っ暗になった
レイグロム(6神塊)ギレイグロム「!」

フィンブレクフィンブレク。O○(そうか。まだクウガには闇の力と魔力が残っている。しかし魔力はあまり高くないから・・・制限がある!)

レイグロム(6神塊)ギレイグロム「残念だが、貴様の位置は気配で把握している」
ギレイグロムの攻撃 クウガに500のダメージ
クウガクウガ「・・・!」

ジメンティスジメンティス「上か!」
フィンブレクフィンブレク「!」

クウガクウガ「かかったな、ギレイグロム」
ダークルが2発ギレイグロムに落ちてきた
レイグロム(6神塊)ギレイグロム「俺がそれに反応できないとでも?」

クウガ1000の毒ダメージを受けた
クウガクウガ「・・・!」

ギレイグロムはダークルを止めた
レイグロム(6神塊)ギレイグロム「まだ魔法と闇の力が使える?いや、魔法と闇の力しか使えないのだ。俺にとって貴様は、死人扱い」
クウガクウガ「無理だ・・・勝てない」

観覧席 戦闘大会会場 港町ファンヴァール

ヨージュヨージュ「ビス戦では相手の力を無効にできたのに・・・なぜ」
リボッグリボッグ「ビスは最初からずっと発動させていたので、無効化するのは簡単だった。ギレイグロムは瞬時に能力を発動させているため、スキが少ない」
ヨージュヨージュ「な・・・!!」

魔法円 戦闘大会会場 港町ファンヴァール

レイグロム(6神塊)ギレイグロム「何かいったか?よく聞こえないぞ」
クウガクウガ「ダメだ・・・勝てない」
レイグロム(6神塊)ギレイグロム「そうか、じゃあさようなら」
ギレイグロムは剣を振り上げた

フィンブレクフィンブレク「クウガ、しっかりしろ!!」
ジメンティスジメンティス「せ・・・戦意喪失している。まずい」
フィンブレクフィンブレク。O○(ど・・・どうする!?)

513話

魔法円 戦闘大会会場 港町ファンヴァール

ギレイグロムは剣の攻撃力を上げている

クウガクウガ。O○(勝てない・・・!?)
クウガはフィンブレク達に気づいた
クウガクウガ。O○(な・・・仲間)
レイグロム(6神塊)ギレイグロム「終われ!」

ギレイグロムの攻撃
「ズドォオオオオンン!!!!」
クウガは攻撃をよけていた
レイグロム(6神塊)ギレイグロム「!」
クウガクウガ「ここで終わるわけにはいかないんだ!」

カトゥンカトゥン。O○(気持ちの問題ではない。実力差の問題だよ)

ギレイグロムの攻撃 麻痺爪
「ズバッ!」
クウガは麻痺した
クウガクウガ「いや、それでいい」
レイグロム(6神塊)ギレイグロム「?」

フィンブレクフィンブレク「スピードは落ちたが、明らかにわざと攻撃を受けた。しかも・・・」
ジメンティスジメンティス「ああ、負の空間だ」

ギレイグロムの攻撃力と速度が下がった
レイグロム(6神塊)ギレイグロム。O○(しまった・・・)

フィンブレクフィンブレク「だが、クウガは二度も食らっている。今のでクウガは三度目だが、これ以上は下がらないようだな。まだギレイグロムの方に部があると思われるが・・・」
ジメンティスジメンティス「ああ、速度が下がった分、攻撃が当たるようになる」

ギレイグロムに2500のダメージ
レイグロム(6神塊)ギレイグロム「・・・!」

クウガクウガ「ようやく、突破口が見えてきたぞ」
レイグロム(6神塊)ギレイグロム「・・・」

514話

魔法円 戦闘大会会場 港町ファンヴァール

レイグロム(6神塊)ギレイグロム「その魔法、はたして何発打てるかな?」
クウガクウガ「・・・」

フィンブレクフィンブレク。O○(確かにクウガはMPが少ない・・・)

数週間前 パンパンの道場

クウガはダークルを何度も放っていた
リボッグリボッグ「すげえな。MPが尽きたら、回復を待ちふたたび魔法を放つ。もう何発目になるのだろうか」
フィンブレクフィンブレク「昔の俺を思い出す・・・・だが、クウガにとってきっと実践で役立つはず」
リボッグリボッグ「そうだな」
パンパンパンパン「お~いい感じ」
クウガクウガ「うおおおおお!!

魔法円 戦闘大会会場 港町ファンヴァール

クウガはダークルを唱えた ギレイグロムに2500のダメージ
レイグロム(6神塊)ギレイグロム。O○(絶えろ・・・もう少しで奴の魔力は尽きる)
クウガはダークルを唱えた ギレイグロムに2500のダメージ
ギレイグロムは仰け反った

司会者ワイドラクセル司会者ワイドラクセル「クウガ選手!やや動きの鈍ったギレイグロム選手に!魔法を当てていきます!!」

クウガはダークルを唱えた ギレイグロムは辛うじて攻撃を受け止めた
クウガクウガ「・・・くっ!」
レイグロム(6神塊)ギレイグロム「残念だったな!貴様の情報はある程度把握・・・」
クウガはダークルを唱えた

レイグロム(6神塊)ギレイグロム「な・・・何だと!?」

ギレイグロムに2500のダメージ
ギレイグロムは倒れた

司会者ワイドラクセル司会者ワイドラクセル「クウガ選手!あっというまに優勢に!ギレイグロム選手、とうとう倒れてしまいました!!」

カトゥンカトゥン「バカな・・・!!6神塊だぞ」

フィンブレクフィンブレク「よし、いけるぞ!」
ジメンティスジメンティス「MPの低さを克服したか」

515話

魔法円 戦闘大会会場 港町ファンヴァール

司会者ワイドラクセル司会者ワイドラクセル「クウガ選手!ついにギレイグロム選手からダウンを奪いました!」

ギレイグロムは倒れている
クウガはダークルを唱えようとした MPが足りない
クウガクウガ「・・・!まずいもう魔法は」
クウガの状態が元に戻った
クウガクウガ「!?」
ギレイグロムは起き上がらない

フィンブレクフィンブレク「油断するな!」

クウガに負の空間が迫っていた クウガは避けた
クウガクウガ。O○(負の空間の位置は把握できる)
ギレイグロムは起き上がった
レイグロム(6神塊)ギレイグロム「能力が元に戻ったか。しかしもう魔法は打てない」
クウガクウガ「ああ、そうだな」

クウガの攻撃 ギレイグロムに700のダメージ

司会者ワイドラクセル司会者ワイドラクセル「クウガ選手、もう魔法は打てないようですが動きは元に戻っています!!」


レイグロム(6神塊)ギレイグロム「!」

クウガクウガ「能力が元に戻った以上、お前に勝ち目はない。そして・・・」
クウガは負の空間を避けた
クウガクウガ「その空間は場所を把握できるようになった・・くっ!」
クウガは1000の毒のダメージを受けた
ギレイグロムの負の空間の効果が切れた
レイグロム(6神塊)ギレイグロム「フッ」

ギレイグロムの攻撃 クウガは攻撃をよけた

フィンブレクフィンブレク。O○(ギレイグロムの動きが元に戻った。クウガの戦闘能力はチャコルダと戦ったときより、今のほうがはるかに上だ)

ギレイグロムの攻撃 麻痺爪 クウガは攻撃を受け止めた
レイグロム(6神塊)ギレイグロム「・・・ほう」
ギレイグロムは大きく睡眠息を吐いた クウガは距離をとった
クウガクウガ。O○(一瞬でも手を抜けば攻撃を受ける・・・。奴も負の空間の効果が切れたか・・・それにしても早いな。)

ギレイグロムは呼吸を眠りの息に変化させた

フィンブレクフィンブレク「・・・?」
ジメンティス「呼吸が変わっているように見えるが・・・」
フィンブレクフィンブレク「息を止めながら戦わないといけないのか」

クウガは息を止めた
レイグロム(6神塊)ギレイグロム「気づいたか。息を止めてももって3分だ」
クウガクウガ。O○(くそ・・・!)

カトゥンカトゥン。O○(息を止めている間、間違いなく奴は集中力が低下する。3分の制限時間に気を取られるクウガ・・・その心の隙を伺いつつ、絶妙なタイミングを見計らって一撃で仕留めるつもりだな。あの禁断の技で)

516話

魔法円 戦闘大会会場 港町ファンヴァール

クウガクウガ。O○(3分もあれば十分だ!)
クウガの攻撃 漆黒の双月
ギレイグロムは攻撃をよけた

「グググ・・・」

漆黒の双月がギレイグロムに追尾していく
レイグロム(6神塊)ギレイグロム「!」

フィンブレクフィンブレク「クウガ・・・技を進化させたか」

ギレイグロムに2000のダメージ
クウガの攻撃 みだれ突き ギレイグロムに500のダメージ
ギレイグロムに500のダメージ ギレイグロムに500のダメージ
ギレイグロムに500のダメージ ギレイグロムに500のダメージ

レイグロム(6神塊)ギレイグロム「小物が・・・!こうなったら禁断のあれを!!」

カトゥンカトゥン。O○(バカな・・・!能力低下から開放されてから一段階動きがよくなってきている。どういう体をしているんだ奴は!)

ギレイグロムの背後に腕が現れた
レイグロム(6神塊)ギレイグロム「何をする!ガディウレイズ!!」

クウガクウガ「・・・な、何だ!?」

レイグロム(6神塊)ギレイグロム「離せガディウレイズ!!」
ギレイグロムはガディウレイズの腕にひっぱられその場からいなくなった

司会者ワイドラクセル司会者ワイドラクセル「・・・ギ、ギレイグロム選手!勝手に場外へいってしまいました!!クウガ選手の勝利です!!」

フィンブレクフィンブレク「まだ何か隠してそうだったが、何とか勝てて一安心だな」
ジメンティスジメンティス「何だあの腕は?」
フィンブレクフィンブレク「6神塊ガディウレイズだ。このままではクウガに負けると判断したのだろう。6神塊面子の問題か」

カトゥンカトゥン「ギレイグロム様・・・俺はこれからどうしたらいいんだ?」

観覧席 戦闘大会会場 港町ファンヴァール

スコーディオスコーディオ「・・・」

魔法円 戦闘大会会場 港町ファンヴァール

司会者ワイドラクセル司会者ワイドラクセル「クウガチーム、ついに準決勝進出です!!」

クウガクウガ「・・・」
フィンブレクフィンブレク「どうしたクウガ?」
クウガクウガ「誰か見ているような気が。多分気のせいだ」

カトゥンカトゥン「・・・ん?何だあの腕は」

ガディウレイズの腕がクウガにゆっくり近づいていく

選手観覧席 戦闘大会会場 港町ファンヴァール

オーラムクオーラムク「む、あれは!」
ソロウズソロウズ「また現れたか!」

517話

魔法円 戦闘大会会場 港町ファンヴァール

フィンブレクフィンブレク「あれは!」

ガディウレイズ腕がクウガを掴んだ
クウガクウガ「ぐ!」
その腕の爪に死の毒が塗られている

フィンブレクフィンブレク「くそっ!間に合わない!!」
ジメンティスジメンティス「・・・ん?」

ガディウレイズの腕が落ちた
クウガクウガ「ん?」

会場裏 戦闘大会会場 港町ファンヴァール

ガディウレイズは倒れた
レイグロム(6神塊)ギレイグロム「おい!」
チャコルダガディウレイズ「映像が・・・頭の中にいくつもの映像が・・・!誰だこんな事をしたのは!目がたくさん増えたような感覚で頭がついていかない・・・!!」
レイグロム(6神塊)ギレイグロム「映像?」

選手観覧席 戦闘大会会場 港町ファンヴァール

スコーディオスコーディオ。O○(間に合ったか)
スコーディオは第三の目を発動していた

オーラムクオーラムク「奴らを探すぞ」
ソロウズソロウズ「ああ」
スコーディオが近づいてきた
スコーディオスコーディオ「俺も加えろ、役に立つ」
ソロウズソロウズ「そうか、お前が助けてくれたのか」

魔法円 戦闘大会会場 港町ファンヴァール

司会者ワイドラクセル司会者ワイドラクセル「さぁ、5分後には次の試合です!」

廊下 戦闘大会会場 港町ファンヴァール

クウガフィンブレクリボッグジメンティスヨージュダークロ

クウガクウガ「リネとカトゥンはいなくなったか」
フィンブレクフィンブレク「さぁ、食事の時間だ。その後シャフタチームの試合を見に行こう」
クウガクウガ「そうだな」
リボッグリボッグ「やっと俺の出番がきそうだ」
ジメンティスジメンティス「そういえば朝から何も食っていない」

会場裏 戦闘大会会場 港町ファンヴァール

オーラムクオーラムク「見つけたぞ」

レイグロム(6神塊)ギレイグロム「そうか、そこの男の仕業か」
チャコルダガディウレイズ「君達と遊んでいる暇はないんだよぉ、グェッヘッヘッヘッ」
ガディウレイズとギレイグロムはいなくなった。

ソロウズソロウズ「くそ。ガディウレイズめ、ギレイグロムごと移動しやがった」
スコーディオスコーディオ「もう少し早く見つけていれば」

518話

会場裏 戦闘大会会場 港町ファンヴァール

オーラムクとソロウズはいなくなった

スコーディオスコーディオ「・・・」

スコーディオスコーディオスコーディオ
スコーディオが3人現れた
スコーディオスコーディオ2「クウガを助けたのか?」
スコーディオスコーディオ「いや、あのすぐ後に別の奴が助けていた筈だ」
スコーディオスコーディオ3「そういう事か。うまくだませた訳だ・・・ぐぇっへっへっ!!」
スコーディオシコーディオ2「しかしチャコルダの死体を回収できなかったのは残念だ。解剖してやろうと思ったのにな」

スコーディオ達は緑色の液体を吐いた

食堂 戦闘大会会場 港町ファンヴァール

クウガフィンブレクリボッグジメンティスヨージュダークロ

ランチタイムだった

ダークロダークロ「砂糖まぶしパン最高だな」
フィンブレクフィンブレク「ダークロ、かけすぎだ。ところでクウガ、お前彼女はいないのか?」
クウガクウガ「すまないな・・・出会いが・・・ない」
フィンブレクフィンブレク「落ち込むな。ちなみに俺は結婚している」
クウガクウガ「!?」
ジメンティスジメンティス「落ち込むな。ちなみに俺はピアスに髭は気持ち悪いと言われフラれた経験の持ち主だ」
フィンブレクフィンブレク「お前はまだ若い。頑張れよ」
ヨージュヨージュ「何だフィンブレク、お前も結婚していたのか」

オーラムクとソロウズが現れた
オーラムクソロウズ

クウガクウガ「無事で良かった」
オーラムク「逃してしまったがな」
ソロウズソロウズ「いよいよ次か」
クウガクウガ「ああ・・・」
オーラムクオーラムク「シャフタチームは強いぞ。そう簡単に勝てる相手ではない」
フィンブレクフィンブレク「だろうな」
ソロウズ「今までの試合が圧倒的すぎるんだ」
クウガクウガ「!」
オーラムクオーラムク「次の試合も見ておいたほうがいいが・・・全ての試合が」
ソロウズソロウズ「一人当たり2分で終わっている」
フィンブレクフィンブレク「2分!?」
ソロウズソロウズ「2分きっちり。1分台や2分1秒以降もない。全てが2分なんだ」
ヨージュヨージュ「世界大会だぞ。・・・ありえない。何を意味しているのか!?」
フィンブレクフィンブレク「2分というルールを決めることによって、各試合の難易度を高める・・・。そして強い相手と当たったとき初めてそのルールを解けば・・・」
クウガクウガ「通常以上に楽に戦えるってとこか」
リボッグリボッグ「さすが4強だけのことはあるな」

食事の時間が終わった

クウガクウガ「よし、試合を見に行こう」

519話

魔法円 戦闘大会会場 港町ファンヴァール

カイエムカイエム(ソドム戦士育成道場)「くそ・・・!」
シンピオンの攻撃 カイエムは攻撃をよけようとした
シンピオンシンピオン「右か」
カイエムに1000のダメージ

司会者ワイドラクセル「試合開始一分経過!シンピオン選手の一方的な攻撃です!カイエム選手のHPを徐々に減らしていきます!」
カイエムカイエム。O○(ここまで無敗だったのに・・・これが4強か!いや、俺達はこの世界大会で圧倒的な強さでここまで買ってきたんだ!負けるわけないだろう!!)
カイエムは剣を回した
シンピオンシンピオン「なるほど」

司会者ワイドラクセル司会者ワイドラクセル「でたぁ!カイエム選手の円を描いてその円から無数の剣が相手に飛び交う技!」

カイエムカイエム「飛来円剣!!」
シンピオンシンピオン。O○(成るほど。単に円を描いているわけでない。ミリ単位で時空間を切り裂いている。その結果、一度の攻撃で0.1秒前の攻撃や1秒後の攻撃などを現在の時間に呼び出せるというわけか。その結果、無数の攻撃が一気に飛ぶ)
「ズバババババ!!」
シンピオン選手は全ての攻撃をよけた
カイエムカイエム「ば・・・バカな」
シンピオンシンピオン。O○(残り30秒・・・)

選手観覧席 戦闘大会会場 港街ヴァンヴァール

フィンブレクフィンブレク「無限の目か・・・しかしそれだけではない。シンピオン自身、並外れた身体能力を持っている。カイエム選手も優秀なはずだ」
クウガクウガ「それだけシンピオンが強いということか」
フィンブレクフィンブレク「今度の相手は本当に強い。負の力とかそういうものではなく・・・」
クウガクウガ「ああ、これまで以上にきつい戦いになるな」

魔法円 戦闘大会会場 港町ファンヴァール

カイエムはライトンを唱えた
シンピオンシンピオン。O○(ライズンを唱えず、あえてライトンか、それは)
シンピオンはライトンを止めた
上からライズンが放たれた
シンピオンシンピオン「小手先の囮手段かな」
シンピオンはライズンをよけてカイエムの背後についた
カイエムカイエム「!!」

シンピオンの攻撃 黒い砂漠の目 カイエムは気絶した 

司会者ワイドラクセル司会者ワイドラクセル「に・・・2分です!この試合も2分で終わらせました!」

魔法円 戦闘大会会場 港町ファンヴァール

フィンブレクフィンブレク「きっちり2分か。そして次は・・・あの男か」

魔法円 戦闘大会会場 港町ファンヴァール

シャフタシャフタ「調子はどうだ、ダイジュガン」
ダイジュガンダイジュガン「2分は長すぎないか?」

ダイジュガンダイジュガンは前に出た

520話

魔法円 戦闘大会会場 港町ファンヴァール

ダイジュガンは前に出た
ダイジュガンダイジュガン。O○(俺の相手は誰かな♪)

司会者ワイドラクセル司会者ワイドラクセル「ダイジュガン選手入場です!」

ソドムソドム「シャフタ戦は棄権する。せめて1勝だけでも」
カイエムカイエム「あの男ならまだ勝てる可能性はある」
ソドムは前に出た

司会者ワイドラクセル司会者ワイドラクセル「ソドム選手前に出ました!」

ダイジュガンダイジュガン。O○(大将のお出ましか)

シンピオンシンピオン「あの選手も悪くはないのだが・・・」
シャフタシャフタ「・・・」

魔法円 戦闘大会会場 港町ファンヴァール

司会者ワイドラクセル司会者ワイドラクセル「それでは試合を始めてください!!」

ダイジュガンは武器をソドムに見せた
ダイジュガンダイジュガン「俺の武器だ、どうだ?」
ダイジュガンは爆撃槍をかざした
ソドムソドム「・・・それがどうした」

ソドムの攻撃 風刃神剣
「ババババババ!」

選手観覧席 戦闘大会会場 港町ファンヴァール

クウガクウガ「あれは・・・チャコルダが使っていた黒い用心棒の巣のメンバー技!?」

魔法円 戦闘大会会場 港町ファンヴァール

ダイジュガンダイジュガン「そこだぁ!」
ダイジュガンの攻撃
「ズバッ!」
ソドムは吹き飛んだ ソドムに1000のダメージ

司会者ワイドラクセル司会者ワイドラクセル「な・・・なんとソドム選手!技を放ちましたが、タイジュガン選手の一突きで吹き飛んでしまいました!・・・・なんという力でしょう!!」

ダイジュガンタイジュガン「おっと今ので30秒か」
ソドムソドム。O○(くそ・・・俺の技がまさか奴のパワーに劣るなんて)

選手観覧席 戦闘大会会場 港町ファンヴァール

リボッグリボッグ「面白ぇ。あいつは俺がとるぜ」
フィンブレクフィンブレク「言うと思ったよ」

魔法円 戦闘大会会場 港町ファンヴァール

ソドムソドム「ならば」
ソドムはエアカータの魔法を唱えた
「ズバッ!」
ダイジュガンダイジュガン「困ったな、魔法苦手なんだよ」

カイエムカイエム「さぁ、ここからがソドムの本領発揮だ」

ソドムは指先を動かした エアカータが大量に増殖した
ダイジュガンダイジュガン「!」

司会者ワイドラクセル司会者ワイドラクセル「でたぁ!ソドム選手の特殊能力、魔法攻撃増殖です!!」

ダイジュガンダイジュガン「レベル高ぇな。いいこと思いついたよ」


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