
491話
選手観覧席 戦闘大会会場 港町ファンヴァール
ヨージュ「一人やられただけで相手チームが棄権したぞ」
ダークロ「賢明な判断だ」
魔法円 戦闘大会会場 港町ファンヴァール
司会者ワイドラクセル「セパーツタ海峡!準々決勝勝進出です」
ルーベイタ(セパーツタ海峡)「降参か」
グリバー(セパーツタ海峡)「・・・」
選手観覧席 戦闘大会会場 港町ファンヴァール
ゼムディ「グレフソンは結局一試合も出ていないか」
ガウンブリザー「見たかったな・・・神がかり的な力をもつ男の今年を」
魔法円 戦闘大会会場 港町ファンヴァール
ルーベイタ「グレフソン、これじゃ準備運動にもならんよ」
グレフソン(セパーツタ海峡最強の男)「本当の戦いはこれからですよ」
食堂 戦闘大会会場
クウガ「なるほど・・・そんな事があったのか」
オーラムク「だからお前達は安心して試合に臨んでくれ」
フィンブレク「助かる」
ソロウズ「じゃあな。次の試合頑張れよ」
観覧席 戦闘大会会場 港町ファンヴァール
ヨージュ「また棄権とは・・・。ブランヴェスタ国際部隊の対戦相手。まだ結局一試合も見れてないよ」
牛人間ギャウ「シャフタチームも強かったな」
食堂 戦闘大会会場
クウガ「よし、そろそろ行くか」
リボッグ「・・・ん?」
フィンブレク「どうしたリボッグ」
ジメンティスだった
ジメンティス「順調そうじゃないか」
492話
食堂 戦闘大会会場
ジメンティス「次の試合、俺を使ってくれないか?」
フィンブレク「どうした急に?」
リボッグ「俺はかまわないぜ」
ジメンティス「本当か?」
リボッグ「その間、俺はリウジェイドと戦ってる」
クウガ「決まりだな。だがお前大丈夫なのか?この大会のレベルは高いぞ」
ジメンティス「問題ない。俺も更に強くなっている」
フィンブレク「頼もしいな」
クウガ「よし、行くか」
各試合が消化し、いよいよクウガ達の試合が始まる
魔法円 戦闘大会会場 港町ファンヴァール
司会者ワイドラクセル「さぁ、いよいよ準々決勝第一試合の始まりです!対戦カードはクウガチーム対平和委員会となります!要注目は初出場ながらあの優勝候補であったオーラムク瞑白教会です!平和委員会はもともと政府により構成された組織です。その下で働く強大な力をもつ6つの力、6神塊によって、世の均衡が保たれているのです。力で平和を維持する、その役割を担っているのが平和委員会。また賞金首の金額決定権も現在政府から委任されています!」
ギレイグロムが前に出た
司会者ワイドラクセル「その6神塊の一人がギレイグロム選手です!まさかこの大会でお目にかかれるとは!私も最初は気がつきませんでした!今回、果たして彼の戦いが見れるのでしょうか!?」
ギレイグロムは手を振った
観客達「おおおお!!」
フィンブレク「大げさな」
クウガ「チャコルダとどっちが強いかな?」
ジメンティス「よし、俺達も出るか」
クウガ達も前に出た
司会者ワイドラクセル「世界大会で毎年上位に食い込んでくるゼムディグループを下したクウガチームです!平和委員会と同じく、かなりの力をもっています!6神塊にどこまで粘れることができかが見ものです!」
リネとカトゥンが前に出た
リネ。O○(何だ、あの男は。見たことがない奴だな)
カトゥン。O○(なぜこんな所にジメンティスがいる?)
クウガ。O○(オーラムク。感謝する、心置きなく戦えるぞ)
裏側 戦闘大会会場 港町ファンヴァール
ガディウレイズ「いよいよか」
ブジェネイロ「そうですね」
ガディウレイズ「死体は俺に食わせろよ。グェッヘッヘッヘッ」
ガディウレイズは緑色のよだれを垂らした。
ブジェネイロ。O○(うっ・・・気持ち悪っ・・・)
オーラムクとフーガンが現れた
「!?」
オーラムク「やはりいたか」
ソロウズ「フーガンの痛みを思い知れ」
493話
裏側 戦闘大会会場 港町ファンヴァール
ガディウレイズ「さぁ、始めようか」
ソロウズはブジェネイロを睨んだ
ブジェネイロ「!」
ソロウズ「集中したいのでな」
ソロウズは剣を鍵の形に変化させた
ブジェネイロ「燃えろ龍獄炎!」
ブジェネイロの攻撃 龍獄炎
炎が龍の形になる
ソロウズは剣で空間に鍵をかけた
「ガシャン!!」
龍獄炎は止まった
ソロウズ「お前の攻撃は俺に通用しない」
ガディウレイズ「へえ、そうなんだぁ~」
ガディウレイズは体液を転送させた
ソロウズ「!」
「ジュルジュルジュル・・・」
オーラムク「危ないソロウズ!!」
オーラムクは攻撃を防いだ
ブジェネイロ「妙な能力を使うな」
オーラムク。O○(あの大物賞金首も油断できないな。今の炎が最大の攻撃とは限らない)
魔法円 戦闘大会会場 港町ファンヴァール
ジメンティスが前に出た
カトゥン「俺が出てみるか・・・」
リネ「いや、俺が出る」
カトゥン「そうか、まあいい。俺はクウガ以外なら誰でもいい」
ギレイグロム。O○(フッ)
リネが前に出た
フィンブレク「ジメンティスの成長が楽しみだ」
クウガ「ああ」
司会者ワイドラクセル「それでは試合を始めてください!!」
ジメンティスの攻撃 蛇速の太刀
リネ「!!」
リネは攻撃を防いだ
リネ。O○(速い)
ジメンティスは紫色の霧を発生させた
リネ。O○(カトゥンが言っていたやつか)
リネは攻撃をよけた
ジメンティス「フッ。避けるという事は、一度精神が破壊されると終わりという事か」
リネ「俺はもうとっくに終わっている」
リネの顔が変色した
リネ「この様にな」
ジメンティス「!?」
494話
魔法円 戦闘大会会場 港町ファンヴァール
ジメンティス。O○(顔色だけではない、コイツから感じるもの全てのものががまるで別人)
リネ「地獄へ堕ちろ」
カトゥン「ジメンティスよ・・・お前は確かに強いが今のリネには勝てない。負の力を授かり依然とは比べ物にならない程の力を手に入れた」
戦士育成道場レイヴェイン
コフェンは起き上がった
ミング「気がついたかコフェン」
コフェン「・・・くそ!リネはどこだ!!」
ミング「落ち着け、ここにはいない」
コフェン「くそ・・・あれがリネか!」
ミング「あれは俺の知っているリネではないよ・・・」
コフェン「?」
ミング「ヤツはもう人間を捨てたんだ。俺のせいでそうなった・・・」
コフェン「?」
ミング「俺があいつを変えてしまったんだ」
魔法円 戦闘大会会場 港町ファンヴァール
リネの攻撃
「ゴアアアアアアアア!!!」
ジメンティス「!?」
「ズバッ!」
ジメンティスに400のダメージ
ギレイグロム。O○(負の力は、人間のもつ力の制限を解除する。そこに憎しみが加われば、プラスαの力が生じる)
ジメンティス。O○(・・・速い!)
ジメンティスの攻撃 蛇速の太刀
リネ「ウオオオオオ!!」
リネは剣を掴んだ
ジメンティス「!」
リネはジメンティスを投げ飛ばした
ジメンティス「ぐぁっ!」
フィンブレク。O○(何だこの力は)
司会者ワイドラクセル「ジメンティス選手!不利な状況です!!」
カトゥン「本当にすばらしい力だ。もっと見せてやれ」
裏側 戦闘大会会場 港町ファンヴァール
ブジェネイロの全身に炎が纏った
ソロウズ「!」
そのままソロウズに突進してくる
「ドドドドド!!」
ソロウズは攻撃を止めた
ブジェネイロ「ちっ!降れ!炎の雨よ!!」
「ドバドバドバドバドバ!!!」
ソロウズは剣で空間に鍵をかけた
炎の雨が消えた
ブジェネイロ「ちっ、妙な技を使い・・・ぐあああああ!!!」
ソロウズ「?」
ガディウレイズがブジェネイロに抱きついていた
ガディウレイズ「お前さぁ、全然使えないじゃないか~だから死んで」
ブジェネイロ「やめろ!!」
ブジェネイロの体がガディウレイズの体から放たれる菌で腐敗していく
ブジェネイロ「おおおおお!!!」
ブジェネイロの攻撃 天龍獄炎
ソロウズ「なんだこの炎は!?」
オーラムク「何だ、仲間割れか」
ガディウレイズは胴体を転送させた。
ソロウズ。O○(か・・・体の一部が消えた!?)
天龍獄炎はガディウレイズをすり抜けた
ブジェネイロ「そ・・・そんな!?ぐ・・・ぐあああ」
ガディウレイズ「もう限界か」
ブジェネイロ「ぎゃあああああ!!」
ブジェネイロは腐って死亡した
495話
魔法円 戦闘大会会場 港町ファンヴァール
ジメンティスはフィフスファイアを唱えた
リネ「それが何だ」
リネは巨大な棍棒を装備した
ジメンティス「!」
「ズバッ!!」
全ての炎を叩き付けた
ジメンティス「!?」
カトゥン「すばらしいな負の力は。通常の人間の力では軽々と扱えない棍棒を見えない速度で振り下ろすとは」
ジメンティス「バカな・・・軽い棍棒なのか!?」
「ズシン!!」
リネは棍棒を床につけた
リネ「力が全てだ」
ジメンティス「!?」
リネはジメンティスの目の前に現れた
カトゥン。O○(速い・・・!負によって増幅された脚の力だけでここまで加速度に影響を出すとは・・・)
リネ「油断したな」
リネは棍棒を振り下ろした
ギレイグロム。O○(破壊棍棒ゼログ。重さは約5トン)
「ズドォオオオオンン!!!!!」
ジメンティスに4000のダメージ
ジメンティス「ぐぉあ・・・・!!」
司会者ワイドラクセル「か・・・会場が揺れています!!」
裏側 戦闘大会会場 港町ファンヴァール
ガディウレイズの腕がソロウズを掴んだ
ソロウズ「ぐ・・・!」
オーラムク「離せ!!」
オーラムクの攻撃 ガディウレイズの腕が元の位置に戻った
ソロウズ「危ないところだった・・・」
オーラムク「5秒以上奴に触れたらやばいぞ」
ガディウレイズ「その通り、俺の体には通常の人間を腐敗させるばい菌がうじゃうじゃいるのさ。叫びが聞こえるぜ、腐っている体は住みごこちが悪いと」
「ドバァ!!!」
ガティウレイズは緑色の液をソロウズに向かって吐き出した
ソロウズは空間の鍵を解除した 空間にドアが開いた
緑色の液はドアの中に消えていった
ソロウズ「食らえ」
ソロウズは鍵形の剣で円を描いた
空中に光の輪が発生
ガディウレイズ「?」
光の輪から無数の光線がガディウレイズが放たれる
ソロウズ「お前にコレが耐えられるか?」
ガディウレイズは全身がバラバラになった
ソロウズ「あっけないな」
オーラムク「待て」
ガディウレイズの体が元に戻った
オーラムク「!?」
ソロウズ「どうなっている!?」
ガディウレイズ「さぁねぇ」
ソロウズ「ぐああああああ!!」
ソロウズは毒に置かされた
オーラムク「ソロウズ!!」
ガディウレイズ「だめでしょ~バラバラにしちゃあ。空気中に細菌が散布するからさぁ~」
ソロウズに500のダメージ
ソロウズ「オーラムク、大丈夫か?」
オーラムク「ああ」
オーラムクは神の目を発動させた
魔法円 戦闘大会会場 港町ファンヴァール
クウガ。O○(オーラムク、無事でいてくれ。試合が終わったら必ず助けに行く)
496話
魔法円 戦闘大会会場 港町ファンヴァール
ジメンティス。O○(そ・・・そんな重い武器を扱えるのか)
リネ「考える暇はないぞ」
リネは破壊棍棒ゼログを振り上げた。
リネの攻撃
ジメンティス「!」
攻撃がかすった
フィンブレク。O○(紙一重で避けたが・・・防戦一方だ。無闇に攻撃をすると、カウンターを食らう)
クウガ「距離をとれジメンティス!」
ジメンティスは距離をとろうとした
リネ「逃がさんよ」
リネの攻撃 高速突き
「ズバッ!!」
ジメンティスは攻撃をよけた
リネはジメンティスを掴んだ
ジメンティス「ぐああああ!!」
「メキメキメキ・・・」
ジメンティス。O○(くそ・・・!棍棒に気をとられていた・・・!!)
リネはジメンティスを地面に叩き付けた
「ドン!!」
ジメンティスに1000のダメージ
ジメンティス「ぐ!!」
ジメンティスは蛇封魂刀を飲み込もうとした
リネはジメンティスを地面に叩き付けた
ジメンティス。O○(くそ・・・もう少しだったのに)
ジメンティスに1000のダメージ
リネ「戦意喪失か?武器を飲み込んで自害とは」
ジメンティスは紫色の霧を大量に発生させた
リネ「・・・!」
ジメンティス「・・・」
リネ「今の俺にそれは通用・・・・」
ジメンティス。O○(今だ。この目的は目くらまし)
ジメンティスは蛇封魂刀を飲み込んだ
フィンブレク「だめだ。霧がまるで効かない」
霧が晴れた
リネ「・・・??」
ジメンティス「成功だ」
リネ「!?」
クウガ「なんだあの姿は!?」
フィンブレク「バルベーダを倒したわけだ」
裏側 戦闘大会会場 港町ファンヴァール
ソロウズ。O○(神の目だ!)
ガディウレイズは緑色の液体をオーラムク目がけて吐き出した
オーラムク「ご苦労」
オラームクの攻撃 光の剣装備 高速斬り
「ズバババババ!!!」
ガディウレイズに1000のダメージ ガディウレイズに1000のダメージ
ガディウレイズに1000のダメージ ガディウレイズに1000のダメージ
ガディウレイズに1000のダメージ ガディウレイズに1000のダメージ
ソロウズ。O○(神の目・・・それは相手の脳を見る目。技の特徴を全て把握できる。ヤツの思考を完全にスコープできた)
ガディウレイズ。O○(まるで俺が攻撃することを分かっていた・・・)
オーラムク「そうだ。分かっていたのだ」
ガディウレイズ「!?」
ソロウズは力を溜めた
497話
裏側 戦闘大会会場 港町ファンヴァール
ガディウレイズ「じゃあ、これから俺がこんな事をしてしまうのも分かるわけだ」
ガディウレイズの全身が震えた
オーラムク「気をつけろソロウズ」
ガディウレイズは口から大量の毒液を吐いてきた
「ドバドバドバドバ!!!」
オーラムク「どこに向かって吐いている」
ガディウレイズ「!?」
オラームク「ライズン」
オーラムクはライズンを唱えた
ガディウレイズに3000のダメージ
ガディウレイズの体が二つに割れた
ガディウレイズ「がああああああ!!」
ソロウズ「うっ・・・気持ち悪っ・・・」
割れた体2つででオラームクを挟もうとした
オーラムク「ライズン!」
「ズバッ!!」
ガディウレイズに3000のダメージ
ガディウレイズの体が四分割された
オラームクの攻撃 高速斬り
ガディウレイズの体が元に戻った
ガディウレイズは攻撃をよけた
オラームク「・・・化け物め」
ガディウレイズ「・・・いやな能力を使うねぇ」
魔法円 戦闘大会会場 港町ファンヴァール
リネ「ああああ!」
リネの攻撃 高速突き
ジメンティスは攻撃をよけた
リネ「!?」
ジメンティス。O○(以前よりもこの体を使いこなせている・・・)
リネ「おのれ・・・!」
リネの攻撃 棍棒回転
「ビュオオオオオ!!!」
ジメンティス「お前は俺の攻撃範囲にいる。好きにさせてもらうぞ」
ジメンティスは攻撃をよけた
リネ「くそぉ!なぜ攻撃が当たらない!」
ジメンティスは右手が素早く動いた
ジメンティスの攻撃 蛇魂拳 リネに1500のダメージ
ジメンティスの攻撃 蛇魂蹴 リネに1500のダメージ
カトゥン「くそ・・・ジメンティスにこんな力が眠っていたとは」
ギレイグロムの目が赤く光った
リネはギレイグロムに目を合わせた
ギレイグロム。O○(さぁ・・・憎め・・・もっと憎め)
リネ「おおおおおおおお!」
リネの攻撃力が上がった リネの防御力が上がった
ジメンティス「その力が間違っていることを教えてやるよ」
498話
魔法円 戦闘大会会場 港町ファンヴァール
リネ「おおおおおお!」
リネの攻撃 棍棒回転
フィンブレク「さらに破壊力が増している!力で振り回す速度が急激に上がった!」
ジメンティスは攻撃をよけた
ジメンティスの攻撃
ジメンティス「食らえ!」
蛇魂蹴 リネに750のダメージ
ジメンティス。O○(くそ・・・防御力が上がっている)
リネの攻撃
ジメンティス。O○(カウンターか!?)
ジメンティスに1000のダメージ
リネは棍棒を振り回した ジメンティスは辛うじて攻撃をよけた
クウガ「完全に力まかせの攻撃だな」
フィンブレク「一段階上がっている。攻撃力と防御力が・・・だが」
ジメンティス。O○(移動速度は上がっていない)
リネ「この力で何もかも壊してやる!!」
リネは棍棒の先端をジメンティスに向けた
クウガ「大技がくるぞ!気をつけろ」
ジメンティス「な・・・何が始まるんだ」
棍棒の先端に負の力が集中してゆく
「ギュルルルル・・・・」
カトゥン。O○(この攻撃を避けられるわけがない。リネの怒りは半端じゃないがゆえ、攻撃範囲、そして破壊力も相当なものだ。ジメンティスはよけるつもりらしいが、攻撃範囲の広さの前では皆無に等しい)
リネ「くたばれ!!」
リネの攻撃 負王滅断
「ズバババババババババババン!!!!!」
フィンブレク「くっ、これでは移動速度どころの話ではない!」
司会者ワイドラクセル「リネ選手!見たこともない大技を炸裂!!」
裏側 戦闘大会会場 港町ファンヴァール
ソロウズ「よし、攻撃が当たった!」
ガディウレイズの体が半分に割れた
オーラムク「・・・」
ガディウレイズの体が元に戻った
オーラムク「貴様、一度死んでいるな」
ガディウレイズ「アンデットだ。再生能力をもっている。貴様がいくら攻撃をしても再生を繰り替えすこの体には通用しないぜ。グェッヘッヘッ」
ソロウズ「そうか。いい事をきいた。では時間を操作すればいいのだな」
ガディウレイズ「?」
オーラムク「よし、はじめてくれ」
ソロウズは時間に鍵をかけた
ガディウレイズ「!」
オーラムク「私とお前は通常通り戦っているが、ソロウズにとっては、1秒が10秒となる」
ソロウズ「しかも老けない♪」
オーラムク「それ、いいなぁ」
ソロウズ。O○(フーガンの時間を戻す能力があれば、申し分ないが・・・。さて、じっくりと攻めさせてもらおうか)
499話
魔法円 戦闘大会会場 港町ファンヴァール
「ドドドドドドド!!」
ジメンティスに4500のダメージ
ジメンティスは倒れた
司会者ワイドラクセル「おっと、ジメンティス選手!倒れてしまいました!果たして起き上がれるのでしょうか!?」
ジメンティス。O○(恐ろしい破壊力だ)
フィンブレク。O○(大丈夫そうだな)
ジメンティスは起き上がった
リネ「もう一度食らってみるか?」
ジメンティス「大技をもっているのはお前だけではない」
ジメンティスは両腕をリネに向けた
カトゥン。O○(・・・見たこともない構え)
ジメンティス「「肉を裂け蛇の刃」
リネ「・・・・!何だこの数の刃は!?」
蛇の形をした刃が100本リネを切り裂く
蛇刀乱
司会者ワイドラクセル「こ・・・今度はジメンティス選手の大技です!!」
「ズバズバズバズバ!!」
リネに5000のダメージ
リネ「ぐああああああああああああ!!」
クウガ「よし!」
フィンブレク「あれは避けられないな」
裏側 戦闘大会会場 港町ファンヴァール
ガディウレイズは一歩動いた
ソロウズ「遅い。お前が1の行動をしている間、俺は3の行動をしている。前進、攻撃、後退」
ガディウレイズに800のダメージ
ガディウレイズ「!」
オーラムク「こっちを忘れてはいけない」
オーラムクは両手で大きな球体を作っている
オーラムク「ガディウレイズよ。聞いたことはあるだろうが、死人には回復魔法をかけると逆にダメージを与えることができるようだ。それも回復効果が100だとしたら、ダメージ効果は200。およそ2倍か」
ガディウレイズ「!」
ソロウズ「お前の再生は俺達の連携攻撃には追いつかないよ」
オーラムク「相性が悪かったな」
ソロウズの攻撃 ガディウレイズに800のダメージ
ガディウレイズはソロウズに攻撃しようとした
ソロウズ「お前の全ての行動が俺にとってはスローモーションだ」
ソロウズは紙一重の距離で攻撃をかわした
オーラムク「回復魔法ヤドア」
500話
魔法円 戦闘大会会場 港町ファンヴァール
リネは倒れた
ギレイグロムの目が赤く光った
リネ「ぐぅうううう・・・」
リネは起き上がった
ジメンティス「何!?」
フィンブレク。O○(何だと!あれだけのダメージを・・・ん?)
リネは意識が飛んでいた
ジメンティス「お前・・・」
リネの攻撃 棍棒回転
「ビュオオオオオ!!!」
ギレイグロム。O○(お前は死ぬまで戦えばよい)
ジメンティスは攻撃をよけた
ジメンティス「審判!」
司会者ワイドラクセル「え?ちゃんとリネ選手は・・・」
観覧席 戦闘大会会場 港町ファンヴァール
シンピオン「6神塊のやることか普通」
シャフタ「届くかシンピオン?」
シンピオンは無効化の目を発動させた
魔法円 戦闘大会会場 港町ファンヴァール
リネ「!」
リネにかかっているギレイグロムの何かが解けた
リネは倒れた
ジメンティス。O○(・・・まるで操られていたような)
司会者ワイドラクセル「ジメンティス選手の勝利です!」
フィンブレク「無効化の目・・・」
クウガ「無効化の目?」
フィンブレク「対象物にかかっている一時的な効果を解除する目だ。おそらくシンピオン・・・。リネはこのまま戦い続けていたら死んでいたかもしれない。誰かに操られていたのだろう・・・助かった」
クウガ「誰だそんな事する奴は」
ギレイグロム「憎しみだけに頼っただけでは完成度は低い。カトゥン、お前が”憎しみ”に加え、”野望”に満ち溢れた力で証明してやれ」
カトゥン「憎しみだけではやはり冷静さに欠けるか」