431話
港 カルージャの町
ドゥーパドゥーパ「貴様・・・ギュスタン!」
ギュスタン「番号争いでてめえに負けた瞬間から、ずっとこの時を待っていた」
ドゥーパドゥーパ「この状況が分かるか?お前は裏切り者とみなすぞ」
過去 バスクズドゥン国 戦闘大会決勝
ギュスタン「ぜぇ・・・ぜぇ・・・」
シンピオン。O○(たった一人参加とは・・・寂しい奴)
司会者ビルフライ「相手の選手は、名のある用心棒で
恐れられていますが・・・やはり運が悪いとしか言いようがありません」
シンピオンの攻撃 白い砂漠の目
ギュスタン「があああああ!!!」
ギュスタンは気絶した
ギュスタン。O○(くそ・・・!!)
司会者ビルフライ「またシンピオン選手のあの目です。
この選手は、もともと黒い砂漠の目を使っている選手ですが、
今年は白い砂漠の目まで会得してしまったのです!
おそらく我々には知らない世界があるのでしょう。
シャフタチーム、バスクズドゥン国の8連覇達成!」
シンピオン「・・・」
司会者ビルフライ。O○(シャフタさんの試合見たかったなぁ・・・)
港 カルージャの町
ギュスタン「裏切り者?俺は自分の力を試したくて用心棒の黒い巣に入っていただけさ。てめえは思い込みが強いらしいな?」
ドゥーパドゥーパ「過去形か。そうか、では仕方がない」
ドゥーパドゥーパは催眠の力を使った
ギュスタンは催眠にかかった
ドゥーパドゥーパ「さて、どれほど攻撃力が増したのかな?
動かしてみよう」
ドゥーパドゥーパはギュスタンを動かそうとした
動かせなかった
ドゥーパドゥーパ「・・・!?」
「ガリガリガリガリ!」
ギュスタンの攻撃 ドゥーパドゥーパに1000のダメージ
催眠がとけた
ドゥーパドゥーパ「どうなっている!?」
クウガ「・・・くそ・・・速いな」
チャコルダ「大した生命力だ」
クウガ「だが、そのスピードなら俺にもできるぞ!」
チャコルダ「・・・」
リボッグ。O○(そうだ。あの修行でみだれぎりのスピードをさらに上げたんだ)
クウガは闇の力をみだれぎりに込める
クウガ「漆黒の乱れ切りだ!」
432話
港 カルージャの町
クウガの攻撃 漆黒の乱れ切り
チャコルダ。O○(速い)
「ズバッ!」
チャコルダに300のダメージ チャコルダに300のダメージ
チャコルダに300のダメージ チャコルダに300のダメージ
チャコルダに300のダメージ チャコルダに300のダメージ
チャコルダ「・・・!」
チャコルダに300のダメージ チャコルダに300のダメージ
チャコルダに300のダメージ チャコルダに300のダメージ
チャコルダ。O○(避けきれ・・・)
チャコルダに300のダメージ チャコルダに300のダメージ
チャコルダに300のダメージ チャコルダに300のダメージ
クウガ「おおおおぉおお!」
クウガの攻撃 漆黒の三日月
チャコルダは攻撃を止めた
チャコルダ「俺を本気にさせたいらしいな」
クウガ「今までのは茶番だったのか?」
チャコルダの影がずれている
クウガ「・・・?」
ガウンブリザー。O○(俺の能力か)
チャコルダの影が龍獄炎によって炎上した
クウガ。O○(何を始める気だ)
ギュスタン「教えてやるぜドゥーパドゥーパ。
人食剣と同化した俺の腕が勝手に貴様を狙っていたのさ。これじゃ催眠のかけようがないな
」
ドゥーパドゥーパ「何だと・・・!?」
ギュスタン「食わせろ、その肉を」
ギュスタンはドゥーパドゥーパに襲いかかった
ドゥーパドゥーパ「!」
「ガリガリガリガリ!」
ドゥーパドゥーパに1000のダメージ ドゥーパドゥーパに1000のダメージ
ドゥーパドゥーパに1000のダメージ ドゥーパドゥーパに1000のダメージ
ドゥーパドゥーパに1000のダメージ ドゥーパドゥーパに1000のダメージ
フィンブレク「どうやら奴の狙いはドゥーパドゥーパらしいな」
ブレイザ「しかしよ、どっちみち勝ったほうとやるんじゃないのか?」
ザバド「相打ちにでもなってくれればいいんだがな」
フィンブレク「いや、これは一方的だぞ」
ドゥーパドゥーパに1000のダメージ ドゥーパドゥーパに1000のダメージ
ドゥーパドゥーパに1000のダメージ ドゥーパドゥーパに1000のダメージ
ドゥーパドゥーパに1000のダメージ ドゥーパドゥーパに1000のダメージ
ドゥーパドゥーパ「何だ・・・まるで歯が立たない」
ドゥーパドゥーパに1000のダメージ ドゥーパドゥーパに1000のダメージ
ドゥーパドゥーパに1000のダメージ ドゥーパドゥーパに1000のダメージ
ドゥーパドゥーパに1000のダメージ ドゥーパドゥーパに1000のダメージ
ギュスタン「教えてやろうか?催眠のない貴様は、ただのザコだ」
ドゥーパドゥーパ「くそぁおおお!」
ギュスタンの攻撃 ドゥーパドゥーパは死亡した
433話
港 カルージャの町
ギュスタンは人食腕を高く掲げた
ガウンブリザー。O○(あいつ・・・ドゥーパドゥーパをとうとう超えたか)
フィンブレク「くそ・・・俺は戦える状態じゃない。頼むリボッグ」
リボッグ「ああ、お前が動けなくても、他の奴はなんとか戦える状態になったらしいぜ」
セキ「この人数でも勝てるかどうか・・・」
エリクィーダ「やれるだけやるさ」
ブレイザ「奴に霊力は効くかな?」
キドンオ「・・・」
ギュスタンは背を向けた
「!?」
ギュスタン「俺は平和委員会のためにやってるわけじゃない」
フィンブレク「?」
ギュスタン「戦闘大会までせいぜい腕を上げるんだな」
リボッグ「貴様、出るのか?」
ギュスタンはいなくなった
ブレイザ「・・・行ったか」
チャコルダの影の攻撃
クウガは攻撃をよけた
チャコルダの影が燃えだし、ふたたびクウガに襲いかかる
龍獄炎
「ゴオォオオオ!!」
クウガは剣で攻撃をはじいた
チャコルダがクウガの背後にいた
クウガ「!」
クウガの攻撃 チャコルダは消えた
チャコルダ「よく気がついたな」
チャコルダは影と位置が入れ替わっていた
チャコルダの影が3つに増えた
クウガ「・・・?」
ガウンブリザー。O○(陣形攻撃はないか。あれは俺が黒い用心棒の巣を辞めた後、
独自に編み出した攻撃法だからな)
3つの影が天龍獄炎になる
クウガ「威力が増しても防ぐ自信はある」
クウガは構えに入った
チャコルダ「これで終わりではない」
天龍獄炎は少しづつ透明になった
クウガ「!」
ガウンブリザー「フランの能力か!奴は武器にしかできないはずなのに・・・」
フィンブレク「こんなに攻撃力の高いのを3つも食らったらひとたまりもないぞ!」
リボッグ「見ろよ、クウガの表情には何の変化もないぜ」
フィンブレク「ああ・・・そうだった。あいつは闇属性だからな」
天龍獄炎が突然止まった
チャコルダ「!」
クウガ「驚いたフリしてすまなかったな」
見えない天龍獄炎がチャコルダに襲いかかる
「ゴオオオォオオオオ!!!」
チャコルダに3000のダメージ チャコルダに3000のダメージ
チャコルダに3000のダメージ
434話
港 カルージャの町
チャコルダ「・・・!!」
チャコルダは倒れた
クウガ「俺に影は効かない」
チャコルダ。o○(・・・)
チャコルダは影と位置が入れ替わろうとしている
クウガは影を引き寄せた
チャコルダがクウガの目の前に現れた
チャコルダ「!」
クウガの攻撃 チャコルダは攻撃をよけた
チャコルダ「確かに部が悪いな」
リャコルダは再び両腕の刃の構えに入った
チャコルダ「これで仕留めるまで」
両腕の刃に炎の力が宿った 両腕の刃に風の力が宿った
クウガ「漆黒の乱れ斬り!」
チャコルダの攻撃 神速風烈斬
クウガの攻撃 漆黒の乱れ斬り
「バババババババババ!!」
クウガに300のダメージ チャコルダに300のダメージ
クウガに300のダメージ チャコルダに300のダメージ
クウガに300のダメージ チャコルダに300のダメージ
クウガに300のダメージ チャコルダに300のダメージ
クウガに300のダメージ チャコルダに300のダメージ
クウガに300のダメージ チャコルダに300のダメージ
チャコルダ「・・・!!」
クウガ「うおおおお!!」
クウガの攻撃 漆黒の双月
チャコルダは攻撃をよけた
チャコルダは強力なウイルスを吐き出した
クウガ「!」
クウガの動きが止まった
チャコルダ「この至近距離ではさすがに無理だったか」
クウガ「ぐう・・・・・!」
フィンブレク「クウガの様子がおかしいぞ」
ガウンブリザー「ウイルスだ。急いでチャコルダを倒さないと、自制できなくなる」
フィンブレク「!」
リボッグ「ウイルスだと!?」
クウガは剣を再びチャコルダに向けた
チャコルダ「!?」
クウガの腕が震えている
チャコルダ「光栄を思えクズよ。これが用心棒の黒い巣禁断の剣技」
チャコルダの片腕が赤く光った
ガウンブリザー「初めて見るぞあんな技」
リボッグ「これが6神塊か」
フィンブレク「クウガ!止めるんだ!ギュスタンを倒したあれで!」
クウガ「うおおおおお!」
クウガが動いた
チャコルダ。O○(動けるか。だが、遅い)
チャコルダの攻撃 赤閃魔空撃
「ズババババババッバババババ!!」
クウガの周囲で爆発が起きた
クウガに5000のダメージ
435話
港 カルージャの町
クウガ「・・・・!!」
ガウンブリザー「ダメだあんな攻撃を受けたら、ひとたまりもない!」
フィンブレク「・・・」
クウガは倒れない
チャコルダ「?」
リボッグ「見ろよ。まだ立ってるぜ」
フィンブレク「おお・・・」
クウガ「・・俺は、負けるわけにはいかないんだ」
クウガから技が出る
チャコルダ「その状態であれば、威力も半減するな」
チャコルダの片腕が赤く光った
クウガの攻撃 新・暗黒十字刃
チャコルダの攻撃 赤閃魔空撃
フィンブレク「これがおそらく最後の激突になりそうだな」
「ズババババババババ!!!」
「ザンッ!!!!」
ブレイザ「これは・・・!?」
ザバド「クウガの技がチャコルダの技を断裂させた!」
チャコルダに5000のダメージ
チャコルダ「・・・この俺が・・・」
チャコルダは剣をクウガに向けた
クウガ「今ならこれが当たる!」
クウガはダークルを唱えた
チャコルダに2500のダメージ
チャコルダ「・・・!!」
チャコルダは死亡した
「!」
フィンブレク「やったか」
リボッグ「ついに黒い巣を全滅させたか」
ガウンブリザー。O○(しかし、この戦いに関わった者全員が、懸賞金を
かけられるのは間違いないだろうな)
エリクィーダ「信じられない・・・あれが本当に僕と互角に戦った男なのか!?」
クウガ「勝ったぞ!!!」
?が木陰で覗いていた
ビノだった。
ビノ。O○(この情報は高く売れる。平和委員会に報告だ)
436話
港 カルージャの町
クウガは剣を高く掲げた
フィンブレク「ついに倒したな」
リボッグ「修行がなけりゃ、即負けだったろ」
セキ「ところでガウンブリザー、ゼムディは結局来なかったな」
ガウンブリザー「遠くで修行をしている。おそらくこのことはまだ知らないだろう。
しかし、クウガ達がやってくれた」
セキ「そうだな、この地もこれでひとまず安心だ」
ガウンブリザー「だといいが・・・」
ブレイザ「またな、てめえら」
フィンブレク「行くのか」
ダーキェ「おう。やらなきゃならないことがたくさんあるんだ」
ザバド「来年こそはお前たちと戦いたい」
クウガ「それまで強くなってこい」
ブレイザ達はいなくなった
ローデ「俺たちもいくよ」
クウガ「そうか」
ピノン「また会おう」
キドンオ「・・・」
クウガ「キドンオ、なんとか呪いが解けるといいな」
キドンオ達はいなくなった
オウギル「俺も行く」
フィンブレク「お前は、戦闘大会で受付をしていた人だな」
オウギル「ちゃんと参加もしていた」
フィンブレク「・・・そうだったの!?」
オウギルはいなくなった
エリクィーダ「僕達も行く」
セキ「・・・」
クウガ「ファウサンは?」
セキ「あいつは黒い用心棒の巣へ一人で向かっていったが、少し心配だ」
リボッグ「まぁ、トップを倒したんだから大丈夫じゃねえのか?」
セキ「・・そうかもな」
エリクィーダ達はいなくなった
フィンブレク「次は世界だな」
ガウンブリザー「次も俺達が勝たせてもらう」
クウガ「今の俺達を倒せるか?」
ガウンブリザー「まだ時間はあるさ」
ガウンブリザーはいなくなった
フィンブレク「クウガ、そろそろ腹が減ったんじゃないのか?」
クウガ「ああ、死にそうなくらいな」
リボッグ「おーし、飯だ飯!」
港 カルージャの町
30分後・・・
ファウサン「なんとか戻れた」
ジメンティス「住民の回復薬のおかげで、体力全開だ」
ライデーネ「よーし、黒い用心棒の巣をやっつけるぞー」
ドゥーパドゥーパの死体が見つかった
ジメンティス「!?」
チャコルダ達の死体が見つかった
ファウサン「ろ・・・6神塊が・・・!?」
ライデーネ「遅すぎたってことだね・・・ははは」
ジメンティス「多分、クウガ達がやってくれたんだろうな」
437話
酒場 ラングの村
ヨージュ「すごいなお前たち、そんな奴らを倒したのか」
フィンブレク「いい村だな」
リボッグ「ああ、気に入っている」
リボッグ「評議会でもなんでもきやがれ」
ヨージュ「ヤルド、お前も一応お礼を言っておけ」
ヤルド「う・・・うん」
フィンブレク「その娘は?」
ヨージュ「アルゲルという男の娘だ。そいつはとんでもないワルだったよ。
今はもう亡くなっているので俺が引き取ることになった」
フィンブレク「そうか」
ヤルド「あ・・・ありがとう」
リボッグ「ああ」
リボッグ「しかし人間が造った酒もうまいもんだな」
フィンブレク「次はいよいよ大会だな。
今回の戦いで、力はついたが。多分他の6神塊に目をつけられるかもしれない」
リボッグ「その時はまた倒してやろう」
平和委員会
ビノ「・・・そういう訳なんです」
平和委員長「そういう訳ですか。
いい情報をありがとうございます」
ビノ「いい情報ですよね」
ガディウレイズ「グェッヘヘヘ」
ビノ「な・・・何がおかしい」
平和委員長「あなたには死んでもらいます。
この事が外部に漏れたら、平和委員会の恥ですからね」
ビノ「な・・・!話が全然」
ピノは逃げ出そうとした
ガディウレイズ「逃げるなんてさぁ、約束が違うじゃないかピノちゃんよ」
ガディウレイズの目玉から害虫が噴出した
「ブシュウウウ!!」
ビノ「ひ・・・ひぃいいい!!」
害虫がピノの体に侵入する
「ズブズブズブ」
ピノは死亡した
ガディウレイズはピノの死体を食った
「ガリガリガリガリ!!」
平和委員長。O○(グロいな・・・)
平和委員長「ギレイグロム、ラインブレク、あとあいつらは来ないか・・・」
ガディウレイズ「暇なのは俺だけ?」
巨大な影が見えた
平和委員長「お前が来るとは珍しいな」
平和委員会の兵士。o○(6神塊、破壊神コルクバーベン・・・すごい威圧感だ)
コルクバーベン(元懸賞金10万G)「緊急収集と聞いた」
ガディウレイズはピノの血をすすっている
「ジュルジュルジュルジュル」
平和委員長・・・「もともとは黒い用心棒が壊滅しつつある件で、収集をかけたが、
チャコルダが倒されたとなっていは止むを得まい」
コルクバーベン「?」
平和委員長「クウガに50000Gの懸賞金をかける」
438話
パンパンの道場 クロデュスの町 東部
一週間後。
クウガ達が戻った
パンパン「おかえりー!いない間も道場を綺麗にしておいたよ!
お客さんも来ているよ」
クウガ「・・・お?」
ジュオアとベルフとアルバズンだった
ジュオア「久しぶりに、戦ってみたくてな」
クウガ「俺は強くなったぞ」
ジュオア「時間を遅くする空間は知っている。
お前たちの噂を聞いてな、アーヴェイの修行を受けた」
クウガ「アーウェイ!?」
クウガ「探すのに苦労したぜ」
フィンブレク「助かる、質の高い修行ができそうだ」
ベルフ「俺はリボッグと戦いたいな。どっちも力まかせのタイプだろ?」
ベルフは右腕を前に出した
リボッグ「手加減しないぜ」
ゼムディグループ本部 修行の間
ゼムディ「この空間は、通常の数倍の効果が得られる結界を張ってある」
ガウンブリザー「悪いが俺は修行の量も数倍にする」
ポセロ「ふ~ん」
ガウンブリザー「このままでは俺はあいつらとの差が広がる一方だ」
ゼムディ「目標は、今年こそゼムディグループ全国制覇だ」」
「おう!」
パンパンの道場 クロデュスの町 東部
1時間後
クウガ「・・・疲れた」
ジュオア「流石だ・・・ライトンのスピードはさらに磨いたつもりだが、
お前のほうが一枚上手だったか」
ベルフ「やるな」
リボッグ「てめえこそ」
フィンブレク。O○(俺の対戦相手はいなかったか・・・)
アルバズン「すまないな、俺はもう戦える体ではない」
パンパンはポストを見た
パンパン「!?」
パンパンが大声を出した
パンパン「大変だ!クウガさんに5万の懸賞金がかかってしまいましたよ!!」
クウガ「!?」
フィンブレク「すごじゃないか、クウガ」
リボッグ「俺達はなしか。まぁ、命を狙われない分よしとするか」
ベルフ「こりゃあ大変だなお前たちも」
ジュオア「チャコルダを倒したんだ、当然の額だな。
何かあったら手伝うよ」
クウガ「助かる」
そして数ヵ月後、世界大会当日を迎える
439話
港 カルージャの町
フィンブレク「戦闘大会はスパンカーズ島だな」
町の人が新聞を配っている
クウガ「何だあの新聞は?」
フィンブレク「気になるな、周りが時折こっちを見ている」
町の人たちがクウガ達に集まってきた
リボッグ「何だこいつら」
町の人達「頑張ってください」
町の人「あんな記事気にしなくていいですよ」
町の人「そうだそうだ」
クウガ「記事?」
フィンブレク「その新聞を見せてくれないか?」
町の人「えぇ!?見てないのはいどうぞ」
クウガ達は新聞を見た
見出し:戦闘大会!ランク表!
アーガフ国:ゼムディグループ ランクA
予想通りアーガフ国からの世界大会進出決定!
昨年ベスト8まで進出を果たしたゼムディグループ!
優勝チームと当たらなければ準決勝で当たっていただろう。
優勝候補の一角間違いなし。
フィンブレク「さすがゼムディグループだな」
クウガ「俺達は・・・ん?」
バスクズドゥン国:ギュスタン ランクC
フィンブレク「あのギュスタンでもランクCか。
まさか一人参加じゃ・・・」
クウガ「フィンブレク、ギュスタンは決勝で負けている」
フィンブレク「何!?」
続きを読んだ
用心棒のギュスタン、決勝までは圧倒的な力で勝ってきていたが、
決勝戦であっけなく敗れ去る。相手が悪すぎる。敗北は許されない常勝シャフタチームのシンピオン。
フィンブレク「シャフタチームは去年のベスト4だ。
ランクはおそらくAだろう。ちなみに昨年の覇者はランクSらしい」
リボッグ「あった。これじゃないのか?」
アーガフ国:クウガチーム ランクD
「!?」
幸運に恵まれ勝ち進んだ無名のチーム。
頑張れ!
クウガ「頑張れって・・・」
フィンブレク「俺達の一回戦の対戦相手は・・・」
リボッグ「一回戦の相手・・・砂帝園・・・なんだこいつら」
砂の国ガルバード:砂帝園 ランクB
レオリア率いる砂王学園!二回戦で当たるシャフタチームに
どれだけ実力を見せられるか!?
クウガ「ランクB・・・」
リボッグ「一回戦の俺達は無視扱いかよ」
フィンブレク「妥当な評価だろうな。去年、あのスフィム城でさえもランクEだった」
クウガ「あのエクリィーダ達が!?」
リボッグ「それにしても以外じゃねぇか。懸賞金の事が書かれていねえ」
フィンブレク「賞金首も多く大会には参加している。珍しいことじゃないからな」
船が入港した
440話
港 カルージャの町
ジメンティスとライデーネが現れた
フィンブレク「おお」
ジメンティス「見届けにきた」
ライデーネ「本当はチームに入りたいんだけどさ、ゴールドタワー管理しなきゃなんないし」
クウガ「黒い用心棒を何人か倒してくれたようだな。ありがとう」
ライデーネ「照れるじゃん、よせ」
ジメンティス「とにかく勝ち進めるだけ進んでみろ。お前たちなら世界制覇も可能だと思う。
パンパンの道場は守っておく」
クウガ「ああ、助かる」
フィンブレク「いい土産話もってくるよ」
クウガ達は船に乗った
ジメンティス「さて、道場に戻って修行を始めるとしよう」
連絡船
リボッグ「カルージャに行った時よりゃまともな船じゃねえか」
フィンブレクは茶をすすった
クウガ「寝る」
フィンブレク「たっぷり寝ておけ」
リボッグ「ぐがーぐがー」
フィンブレク。o○(リボッグ、寝るの早いな)
数時間後、船がブランヴェスタ国に入港した
ブランヴェスタ国 港町ファンヴァール 武器屋
武器屋「いらっしゃいませ」
男「お~ここは武器がすごい売っているね」
武器屋「そうなんですよ。今日が世界一を決める戦闘大会開催ですからね。この町で開催だよぉ」
男「へー!」
武器屋「各国で予選を勝ち抜いた精鋭32チームが
トーナメント戦で競い合うんですから。そりゃ武器もちゃんといいモン
仕入れとかなきゃね~~」
男「今日だったの!?」
港町ファンヴァール 街道
フィンブレク「戦闘大会だけあって、街も賑やかだな」
リボッグ「すげぇ街だ。特に露店が半端じゃねぇ。何でもありそうだ」
?「いたいた」
「?」
ポセロだった
クウガ「お前達も来てたのか」
ゼムディとガウンブリザーもいた
ゼムディ「黒い用心棒の件は礼を言う」
クウガ「お前達とはもう少し後にあたりそうだな」
ゼムディ「まあ、そうだな」
ポセロ「ま、あと1時間あるんだしもう少し街を回ったら?」
フィンブレク「またな」
ゼムディ「ああ、会場で」
影で男がクウガを見ていた
シンピオン。O○(あれがそうか・・・チャコルダを倒した男)
男はシンピオンだった
シンピオンはその場をあとにした
リボッグ「よーし、いろいろ見ていこうぜ」
クウガ達は街を見回った