
451話
戦闘魔法円 港町ファンヴァール
レオリアは地獄から砂を呼び寄せた
ギュスタン「・・・」
レオリア「この砂に触れた肉体は、破滅する」
ギュスタン「何だと?」
レオリアの攻撃 破滅の砂
「ズバァー!!」
戦闘大会会場 観覧席 港町ファンヴァール
ヨージュ「ただの砂じゃないね」
ポセロ「始まったね」
ガウンブリザー「ああ」
戦闘魔法円 港町ファンヴァール
ギュスタンはよけようとした
レオリア「砂の軽さを見くびるな」
地獄の扉から風が吹いた
「ギュオオオオオ!」
ギュスタン「ちくしょう!」
ギュスタンの体が破滅していく
レオリア「・・・」
ギュスタン「・・・・ぐぉあああ」
レオリア「あれは避けられない」
シュワイドランゼル「しかし問題は二回戦ですね」
ポセウス「あいつらか・・・」
司会者ワイドラクセル「おっと、ギュスタン選手!
体がどんどん破滅していきます!これがレオリア選手!
もし、相手が自分より強くても、この砂がある限り決して負けることはありません!」
戦闘魔法円 港町ファンヴァール
ガウンブリザー。O○(セパーツタ海峡のあいつの特殊能力には手が出なかったがな)
戦闘魔法円 港町ファンヴァール
ギュスタン「このままじゃ・・・し・・・死んでしま・・う
棄権しか・・・」
リボッグが現れた
一同「!!」
シュワイドランゼル「はぁ!?」
ポセウス「なんで奴らが・・・」
ギュスタン「・・・貴様」
リボッグ「てめえには相性が悪そうだ。そいつは俺がやるぜ」
レオリア「ようやく二人目が来たか」
シュワイドランゼル「くそ!こんな短時間に戻ってこれるはずが!!」
ポセウス。O○(ま、正直ホッとしているが)
司会者ワイドラクセル「リボッグ選手です!ようやくクウガチームのリボッグ選手が現れました!」
戦闘魔法円 港町ファンヴァール
クウガ「よし、見るか」
ヨージュ「クウガ!フィンブレク!
今までどうしていたんだ。ベンチにはいかなくていいの?」
フィンブレク「その必要はないからだ。この試合、リボッグのノーダメージに終わる」
452話
数十分前 連絡船
フィンブレク「初戦には間に合わない・・・」
リボッグ「レオリアか。こいつには勝てる自信があるぜ」
クウガ「本当か?」
リボッグ「実力は準決勝まで進んでもおかしくないレベルだが、そこにあった古新聞から戦歴を調べた結果、どうしても相性が悪い試合があるようだ」
フィンブレク「そうか。だが、間に合わないとなってしまってはな」
クウガ「そうだな」
フィンブレク「ゼムディグループの応援でもしとくか?」
その時、突然船の速度が上がった。
「ギュオォオオオオオオ!」
クウガ「!?」
船長「今の話本当か?」
クウガ「ああ。何で急に速度を?」
船長「俺がてめえらを助ける、イコール、俺が有名になるかもしれねぇって寸法よ」
フィンブレク「それは助かるな」
船長「それに、今の客あんたらだけだし」
リボッグ「この速度だったら間に合うかもしれねえな」
戦闘魔法円 港町ファンヴァール
レオリア「ようやく二人目が来たか・・・」
リボッグは前に出た
ギュスタン。O○(情けねぇ。ここはずらかるか)
ギュスタンはいなくなった
リボッグ「生身の肉体を破壊する砂か・・・」
レオリア「良く分かっているな。覚悟はできていると見なそう。しかし既に扉は開いてしまっている。あんたは運が悪い」
レオリアは地獄から砂を呼び寄せた
リボッグ「それか」
レオリアの攻撃 破滅の砂
「ギュォオオオオ!!」
リボッグは砂に向かっていく
リボッグ「!」
ミス ダメージを受けない
レオリア「何!?」
シュワイドランゼル「しまった!そいつは金属ですか!」
ポセウス。O○(去年もいたんだよなぁ、そういうの)
リボッグの攻撃 突進 レオリアに400のダメージ
レオリア「・・・!」
リボッグ「俺の体はオリハルコンでできている」
レオリア「・・・くそ」
リボッグ「手を抜いて戦ってやるから全力できていいぜ」
司会者ワイドラクセル「砂がまったく効きません!ノーダメージです!!
この展開は去年にもあったような気がします!レオリア選手にとって最も相性の悪いタイプの相手にあたってしまったようです」
レオリアは地獄の扉に手を伸ばした
リボッグ「?」
シュワイドランゼル「最高の砂を使いますか。黄金の砂嵐を」
レオリア「これから使う砂の攻撃力は、この世のものではないと思え」
リボッグ「てめぇはそれはさせねえ」
レオリア「させない?」
453話
戦闘魔法円 港町ファンヴァール
地獄の扉とレオリアの意思が呼応する
「ゴゴゴゴゴゴ・・・」
レオリア「数え切れない程の地獄の砂の中に黄金に輝く砂がいくつか存在する。人の目に見えなくて当然。数億・・・いや、数兆にも及ぶ砂の中に対して一つしかないのだから。
だが、俺はそれを一瞬にして集めることができる」
リボッグ「・・・」
レオリア「自ら地獄へ落ち、10年の時を経てようやく手にしたこの技」
地獄の扉から黄金の光が発せられた
リボッグ「ちっ、眩しいな」
「ゴゴゴゴゴゴ・・・」
レオリア「終わりだ」
レオリアの攻撃 黄金の砂嵐
「ズバァアアアアア!!!!!」
司会者ワイドラクセル「レオリア選手がほんの稀にしか見せない脅威の技!黄金の砂嵐だ!」
レオリア「なぜ黄金に輝くかお前にわかるか?危険だからだ。
危険すぎるゆえ、黄金に輝くことによって目立たせ相手を近づけさせないのらしい。
しかしそれは逆に相手を勘違いさせる事もある。なんせ黄金だからな」
リボッグ「てめえの黄金の砂、待っていたぜ」
レオリア「!」
「ズン!!!」
リボッグから刃が出てきた
戦闘魔法円 観覧席 港町ファンヴァール
フィンブレク「スピードが重要になる。
砂嵐にやられる前に、扉を壊さないと」
クウガ「扉を真っ二つにするのか」
戦闘魔法円 港町ファンヴァール
リボッグ「いくぞ!」
リボッグは地獄の扉に向かっていく
黄金の砂嵐 リボッグに700のダメージ
レオリア「何だと!?」
黄金の砂嵐 リボッグに700のダメージ
司会者ワイドラクセル「リボッグ選手!自ら地獄の扉に向かっていきます!」
リボッグ刃を扉に向かって振り下ろす
リボッグ。O○(間に合った!!)
レオリア「無駄だ、鋼鉄で・・・」
リボッグ「忘れたか。こっちはオリハルコンだ」
レオリア。O○(しまった!)
「バリバリバリバリ!!」
地獄の扉が分断された
レオリアは戦意喪失する
司会者ワイドラクセル「リボッグ選手!レオリア選手の地獄の扉を真っ二つに
してしまいましたーー!」
レオリア「だめだ、俺は戦えない」
司会者ワイドラクセル「これはレオリア選手、棄権のようです!
よってクウガチーム、一回戦突破となります!!」
シュワイドランゼル「くそぁおおおおお!」
ポセウス「・・・」
戦闘魔法円 観覧席 港町ファンヴァール
デモクーア(左の男)「クウガチームに決定・・・と」
ガラプマ(右の男)「・・・」
ビス「・・・」
454話
通路1 戦闘魔法円 港町ファンヴァール
レオリア「こんなはずではなかった!」
レオリアは地面に拳を叩きつけた
シュワイドランゼル「・・・」
ポセウス「レオリアさん、実は・・・」
シュワイドランゼル「ポセウス!あの事を言う気ですか!?」
ポセウス「やはりあれはよくない」
通路2 戦闘魔法円 港町ファンヴァール
リボッグ「勝っただろ?」
フィンブレク「ああ、勝つと分かっていたからお前に任せた」
クウガ「ギュスタンにも助けられたな」
ゼムディ達が現れた
ゼムディ「危なかったな」
クウガ「あの二人に転送させられたんだ」
ガウンブリザー「そういう事か」
ゼムディ「では、また」
ゼムディ達はその場をあとにした
リボッグ「よし、休むか。休憩室で」
フィンブレク「いや、その前に次の対戦相手の試合を見てからにしよう」
クウガ「そうだな」
?「そうした方がいい」
「!?」
?はレオリアだった
レオリアは頭を下げた
レオリア「すまなかった。うちの者がとんでもない事をしたようで」
リボッグ「・・・」
フィンブレク「お前は知らなかったのか」
クウガ「・・・終わったことだ」
リボッグ「次はフェアで戦おうじゃないか」
レオリア「本当にすまなかった。あいつらにはしっかりと言いつけておく」
クウガ「よし、行くか」
レオリア「待ってくれ」
「?」
レオリア「次の試合、絶対にダメージを受けたらいけない」
クウガ「ダメージ?」
レオリア「そうだ。どんなに小さくてもそれが致命的になりかねない」
クウガ「分かった」
455話
戦闘魔法円 食堂 港町ファンヴァール
クウガ達は昼食をとった。
その間、ビスチーム達の試合が終わる。
結果はレオリアの言っていた通りになった。
リボッグ「食った、食った」
クウガ「ここの食堂はメニューが豊富だな」
フィンブレク「世界各国から屈指の戦士達が終結する大会だ。それだけ食堂のメニューにも力を入れているんだろうな」
クウガ「おかわり」
フィンブレク「!」
リボッグ「おいおいマジかよ」
戦闘魔法円 港町ファンヴァール
司会者ワイドラクセル「今、ビスチームの試合が終わりました!
世界大会常連のチームともいえる龍帝国ファンが、初出場の全く無名のチームに手も足も出ませんでした!」
ガラプマ「・・・」
戦闘魔法円 観覧席 港町ファンヴァール
男1「何だよこの試合。つまんねえの。八百長じゃねぇの?」
男2「龍帝国ファン。俺達がいくら練習を積み重ねても勝てなかった相手だぜ。わざわざ来年のためにこの大会を見に来たってぇのに!」
男1「そもれもビスチーム全員、が一歩も動いてねぇから怪しい」
男2は男1を一瞥
男1「やるか、オジュライ」
男2「そうだなベゼルワンコス」
戦闘魔法円 通路 港町ファンヴァール
カラブマは歩いていた
オジュライとベゼルワンコス行く手を阻む
ガラプマ「ん?」
オジュライ「あの龍帝国ファンがあんな易々と負ける絶対何かあると思ってな」
ベゼルワンコス「好奇心ってやつぅ?どうやって勝ったか教えてほしいのよ」
カラブマは笑った
オジュライ「な・・・何がおかしい!」
ガラプマ「俺は優しいから、あんたの言う通り教えてやるさ」
ベゼルワンコス「ほう、意外とあっさり」
カラブマは手を動かした
ベゼルワンコス「痛っ」
ベゼルワンコスに1のダメージ
オジュライ「・・・」
ベゼルワンコス「・・・。そうかそうか、これが勝った理由か。痒いねぇ、蚊に・・・」
カラブマはさらに手を動かした
1が100になった
ベゼルワンコス「・・・ぐ!」
オジュライ「どうしたベゼルワンコス!!」
カラブマはさらに手を動かした
100が5000になった
ベゼルワンコス「ぎゃあぁあああああ!」
オジュライ「ひ・・・ひぃいいいい!」
オジュライは逃げ出した
ベゼルワンコスは気絶した
ビスとデモクーアが現れた
ビス「さあ、行こう」
ガラプマ「いよいよだな」
456話
通路1 戦闘魔法円 食堂 港町ファンヴァール
戦闘魔法円 会場 港町ファンヴァール
司会者ワイドラクセル「ナギルバス草原!順調に2回戦進出!」
リウジェイド「・・・この程度か」
戦闘魔法円 観覧席 港町ファンヴァール
リボッグ「ツイてないな。奴らと当たらねぇ」
フィンブレク「セパーツタ海峡のブロックだからな」
ヨージュ「落ち込むなって来年もあるだろ」
リボッグ「まあな」
フィンブレク「今年の優勝候補は、去年の優勝チームブランヴェスタ国際部隊、
セパーツタ海峡、シャフタチーム、オーラムク瞑白協会らしい」
ヨージュ「ちゃんとチェックしてるんだね」
フィンブレク「まあな」
ダークロ「ブランヴェスタ国際部隊は、毎年優勝している。
去年は決勝戦でセパーツタ海峡と接戦だったらしい。惜しかったな」
戦闘魔法円 会場 港町ファンヴァール
一回戦が全て終了。トーナメント表が更新される。
クウガ「ビスチームに勝てばゼムディグループとの再戦か」
フィンブレク「ゼムディとピノンはまだ予選でまだ底を見せていない。間違いなく強敵になるぞ」
そして2回戦に突入する!
457話
戦闘魔法円 会場 港町ファンヴァール
シャフタチーム、ブランヴェスタ国際部隊、オーラムク瞑白協会は予想通り勝ち進み、平和委員会も一回同様リネとカトゥンが圧勝。そしてゼムディグループの試合が始まっていた。
戦闘魔法円 観覧席 港町ファンヴァール
クウガ「ゼムディグループの勝ちは決まっているな」
ヨージュ「ガウンブリザーだけで2人も倒しているとは、凄いな」
フィンブレク「あいつ、この短期間でかなり成長している。黒い巣戦とは見違える程に」
戦闘魔法円 会場 港町ファンヴァール
ガウンブリザー。O○(足かせにはなりたくないんで、この戦いでもう少し成長しないと)
コーンが前に出た
司会者ワイドラクセル「それでは試合を始めてください!」
ガウンブリザー VS
コーン
コーン「我がチームに引き抜きたいくらいくらいの実力」
ガウンブリザー「・・・」
コーン「私のチームには、142人もの同胞が集まっている」
ガウンブリザー「そうか」
コーン「なぜか分かるか?」
ガウンブリザー「さあな」
コーン「それは私が・・・」
コーンは魔力を溜めた
「ゴゴゴゴゴ・・・」
ガウンブリザー「!?」
コーンはライトンを唱えた
コーン「強いからだ!」
ガウンブリザーは黒刀を引き抜いた
「ズン!」
ポセロ「彼のライトンはなかなかのスピードだね」
ガウンブリザーはライトンを切り刻んだ
「ズバズバズバッ!」
コーン「囮だよ」
バウンディライトン
コーンが地面めがけてライトンを放っていた
ガウンブリザー。O○(どこにめがけて放っている)
コーン「このライトンは・・・」
「バウンッ!」
コーン「跳ねるぜ」
ライトンが地面で跳ねてガウンブリザー目掛けて飛んでいく
司会者ワイドラクセル「な・・・何だぁ、このライトンはぁ!?」
コーン「跳ねるぜ」
ガウンブリザー「!?」
ガウンブリザーに700のダメージ
コーン「跳ねた後は、速度も変化する。加速、減速どちらにも対応できる。
これがバウンディライトン!」
ガウンブリザー「そうか、苦戦したほうがやりがいはある」
ガウンブリザーは白刀を抜いた
コーン「底を見せろ、黒いの」
458話
戦闘魔法円 会場 港町ファンヴァール
コーン「二刀流か」
ガウンブリザーの攻撃 白い刃
「ズバッ」
コーンは攻撃をよけた
ガウンブリザーの攻撃 黒い刃
「ズバッ」
コーンは攻撃をよけた
コーンは複数のファイヤーボールを放った
「ズバババババッ!」
ガウンブリザー「・・・」
ポセロ。O○(どこに向かって炎を・・・!)
全てのファイヤーボールが跳ねた
コーン「バウンディファイアだ」
ガウンブリザーに200のダメージ ガウンブリザーに200のダメージ
ガウンブリザーに200のダメージ ガウンブリザーに200のダメージ
ガウンブリザーに200のダメージ ガウンブリザーに200のダメージ
コーン「フッ」
ガウンブリザーは余裕のある表情を見せた
コーン「?」
コーンの背後に影が迫っている
コーンは振り向いた
コーン「・・・!」
ガウンブリザーの攻撃 灰の十字架切り
コーンに1500のダメージ
ガウンブリザー「こっちの番だ」
ガウンブリザーの影が増え始める
影達がコーンを囲んだ
司会者ワイドラクセル「これは去年も見せたガウンブリザー先週得意の影をつかった攻撃法だ!」
ガウンブリザー。O○(クウガ達、見せてやる。俺の進化した陣形攻撃を)
戦闘魔法円 観覧席 港町ファンヴァール
フィンブレク「ガウンブリザー、なんというか強くなったな」
クウガ「相当な時間をかけて練習したんだろうな」
ヨージュ「こんな短期間で・・・すごいなぁ」
戦闘魔法円 会場 港町ファンヴァール
コーン「食らえ・・・!」
コーンの攻撃 バウンディライトン
ガウンブリザーに攻撃が当たろうとした
ガウンブリザーの位置が影と入れ替わる ダメージを受けない
ガウンブリザーの攻撃 陣形攻撃:灰襲陣
コーン「何だ・・・全ての影が俺に・・・」
「ズババババババ!」
コーンに2000のダメージ
ガウンブリザーの全ての影が見たこともない陣形を組んできた
ポセロ「あれがでるねー」
司会者ワイドラクセル「こ・・・この陣形は去年も見せたことのない陣形です!新技でしょうか!?」
459話
戦闘魔法円 会場 港町ファンヴァール
影達が陣形を組んだ
コーン「?」
ガウンブリザー「灰翼の陣」
司会者ワイドラクセル「翼です!灰の翼・・・今年初めて見る陣形だぁ!!」
陣形の中心にガウンブリザーがいる。
両翼とともにコーンに襲い掛かる
「ズオオオオオオオ!!」
コーンは防御した
コーン「何!?防ぎきれないだと!?」
コーンに大ダメージ
コーンは戦闘不能になった
司会者ワイドラクセル「コーン選手!戦闘不能になってしまいました!ガウンブリザー選手の勝利、よってゼムディグループ準々決勝進出です!」
戦闘魔法円 観覧席 港町ファンヴァール
リボッグ「予想通りといったところか。結局ガウンブリザーしか見れなかったか」
クウガ「あの陣形は強力だ」
フィンブレク「巨大な翼が現れたときには、もう攻撃をよけることができないと考えたほうがいい。いきなり相手の目の前に現れるんだからな」
ヨージュ「コーンも決して弱い選手じゃなかったんだけど」
クウガは立ち上がった
クウガ「次は俺達の番だ」
ダークロ「ま、がんばれよ」
牛人間ギャウ「リボッグ楽しそうだな。彼らの仲間になって良かったんじゃないのか?」
リボッグ「お前が紹介したからとりあえずついていってるだけだ」
牛人間ギャウ、フィンブレク、クウガは笑った
戦闘魔法円 会場 港町ファンヴァール
そしてクウガ達の試合がやってきた
司会者ワイドラクセル「さぁ、両チーム出場してきました!クウガチームとビスチームは互いに初出場!実力は未知数です!!面白いことにどちらも砂帝国を倒しています!その者同士達の戦いというと、見応えは十分ではないでしょうか!」
フィンブレク「まずは俺が出よう」
クウガ「気をつけろよ」
フィンブレクは前に出た
デモクーアが前に出た
デモクーア「・・・」
フィンブレク。O○(不気味な連中だな)
460話
戦闘魔法円 会場 港町ファンヴァール
司会者ワイドラクセル「それでは試合を始めてください!」
デモクーア「いいのかい?」
フィンブレク VS
デモクーア
フィンブレクはファイヤーボールを唱えた
デモクーアは攻撃を弾いた
フィンブレク。O○(ダメージを食らってはいけないな)
デモクーアは様子を見ている
フィンブレク。O○(さて、どうする)
カラブマ「デモクーアは慎重だな」
フィンブレク「これも弾くのか?」
フィンブレクはライトンを唱えた
デモクーアは笑った
デモクーアはライトンをフィンブレクめがけて弾いた
フィンブレク「!」
デモクーアはフィンブレクを見ている
フィンブレク。O○(ライトンの中に何か仕込んだな)
フィンブレクはライトンをよけた
デモクーア「避けたか」
フィンブレク「ダメージを受けずに確実に相手にダメージを与えるにはこれがよさそうだ」
フィンブレクは魔法剣:風を発動した
ビス「!」
戦闘魔法円 観覧席 港町ファンヴァール
シャフタ「魔法剣、いい力をもっているのう」
シンピオン「あの選手には強大な魔力を感じる」
戦闘魔法円 会場 港町ファンヴァール
デモクーアの手が動いた
フィンブレク「遅い」
「ズバッ!」
デモクーアに500のダメージ
デモクーア「!」
デモクーア手がさらに動いた 透明の無数の針が飛来する
フィンブレク「見えないと思ったか?」
デモクーア「見えるのか!?」
フィンブレクの攻撃 連続攻撃
「ズバババババ!!」
デモクーア「・・・だ・・・だめだ、強すぎ・・・・」
デモクーアは気絶した
フィンブレク「お前の実力を見る前に終わってしまったようだな」
カラブマ。O○(な・・・何だあいつは)
司会者ワイドラクセル「強い!フィンブレク選手!剣に風の力を注ぎ込み、信じられない速度でデモクーア選手を攻撃!手も足もでませんでした!」
リボッグ「おいおい、もう終わったのかよ」
クウガ「ますます強くなっているな」
ビス。O○(私のコレクションが負けた。やはり欠陥品)