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逆育毛剤

育毛剤は本来、髪の毛を増やすもの。
ところが、うっかり大金を払って間違った育毛剤に手を出してしまうと、
まったく逆の効果が現れてしまうのです。

その効果は髪の毛が失うだけにはとどまらず、
最終的には自分の”全て”も失ってしまいます。
つまり、手を出したら終わりということです。

第一段階

髪の毛全体がどんどん薄くなって全部なくなると、
今度は体全体がどんどん薄くなって、なくなっていきます。
最終的には、小さくなりすぎて人の目からも確認がとれなくなるでしょう。

図図図図図

「お前、最近薄くなってきたな~」と友人に言われます。
それは仕方のないこと。存在自体が薄くなってきたのだから。

第二段階

小さくなりすぎて死亡してしまった後、
今度は、魂が少しずつ薄くなっていきます。

図図図図図

魂がなくなるってことは、もう自分が完全になくなったということです。
これで終わり?・・・と思われますが、まだ最終段階が残っています。

最終段階

最終段階では、こんな会話が友人たちの間で広がります。
「そういえばあいつ、名前なんだったっけ?」
「あれ?最近、なんかあいつの記憶が薄くなってきたな」

もうお分かりだと思いますが、今度は自分が生きていたときに
残ったものが減っていきます。友人の中にある自分の記憶等・・・。

ついには、生まれてなかったことになり、歴史上から消えてなくなります。
自分を知っているものは誰もいません。

最後に

育毛剤って怖い・・・っていうか悲しいですね。
そう考えると、買うときはよく相談するなり下調べをするなりしてから
買ったほうがいいでしょう。

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