fb
文字のサイズ フォントを小さくする 現在の文字の大きさ フォントを大きくする
bargerIcon

弁当半額シールを待つ技術

 スーパーで、閉店時間が近づくと弁当に半額シールが貼られる。しかしそこであからさまに待っている者はいない。行列もできない。その理由はひとつ。顔を覚えられるとマークされて恥ずかしいからだ。

 ここは乞食の中の乞食である俺様がテクニックを伝授してやろう。

基本はその場で待たない

 行動が筒抜けなので、弁当売り場で待ってはいけない。少し離れた場所で買い物するフリをしていれば大丈夫だ。シールを貼る人が来たら、偶然を装ってそれとなく近づけばよい。
また、一旦弁当をかごに入れておいてシールの人が現れたら貼ってもらうのもタブー。一度きりならともかく、二度目以降は完全に顔を覚えられてしまっているので、マークされるのは確実。

うまく弁当をゲットする流れ

 弁当売り場が常に見渡せる位置で待つのが適切だと思われがちだが、実は違う。一番確実なのは、シールを貼る人がどこから出てくるか把握することにある。そしてどのルートを通って弁当売り場へ辿り着くか、事前に確認しておこう。3回ぐらいでチェックしておき、いずれも同じパターンであればしめたもの。もちろん確認日には弁当を買わないこと。これは大切だ、うんうん。

当日

 4回目からがいよいよ本番。待機場所はシールを貼る人が毎回同じルートを通るのであれば、そこを見渡せる場所で待機しよう。入り口を見渡せる位置のほうがゲット率は高そうだが、その分リスクも高い。ルートの見える場所がベスト。ただし例外として、いつも違うルートを通る場合は、止むを得ず入り口という選択肢になってしまう。

シールの人が出てきたあと

 なるべくシールの人と違う方向から弁当売り場へ行こう。このとき、シールを貼る人よりも後に弁当売り場へ着く事。張る前に着いてしまっては待つはめになるので、やや不自然になる。後から着いたほうが弁当を選んでいるフリをしている時にたまたまシールを貼られたという偶然を装いやすい。シールが貼られたら、半額弁当ゲットだ!

戻る