隠し持っているスマホからデスク上の電話機にかける。これであたかも相手からかかってきたようにカモフラージュできます。エア電話による自作自演をするためにわざわざ２台持ち歩いている強者もいそうですね。
前置きがなぜこうなったかというと、エア電話は必ずしも自分からかけただけだとは限らないという事です。つまり全てエア電話と疑っていいことを前提として、見抜き方を進めていこうと思ってます。
何でエア電話見抜くの？
それぞれの立場によってメリットは異なりますが、例えば相手の弱みを握りたかったり、浮気調査などに役立つのではないでしょうか？または暇つぶしにもなって十分に楽しむことができます。
なぜエア電話するの？
直接言いたいことをエア電話で聞いてもらいたかったりなどがありますが、多く使われるのはその場を逃れるため。飲み会、会議など。今回は時間に余裕があるため見抜きやすい“直接いいたいことをエア電話”を攻めていきたいと思います。
早速見抜いてみよう
エア電話は相当な卓越した演技力がないと成功しません。成功したつもりでも、機微を読み取れる人にはすぐバレてしまうものです。そういう意味ではエア電話の見抜き方は逆の立場にとっても役に立ちそうですね。電話とは相手との会話による自然な流れがあります。会話の内容、声のトーンや大きさ。まだまだあります。掘り起こしてみましょう。
見抜くポイント
声のトーン
誰に聞かせたい会話か？ここばポイントです。特別なキーワードだけ不自然に高く、それが架空人物ではなく周りの相手に聞いて欲しいキーワードであれば、可能性高まります。電話相手に強調すると不自然に見えたら疑っていいでしょう。強調するキーワードはゆっくりと大きく発する傾向にあります。
目線やしぐさ
右上を見ると右脳を働かせるので嘘の可能性が高いです。また交感神経活動により、口を手で覆ったり鼻を触ることもあります。瞬きも多いですね。これは分かっていてもついついやってしまいますね。あまりにも慣れていたりすると、このような動作は少なくなります。
特に相手の会話を聞いているはずなのに、目線が右上だった場合、使っている脳が明らかに違うので可能性一気に高まります。これは必ずチェックしましょう。言語を考えながら相手の言葉を聞くなんて、ありませんからね。
会話の間などが不自然
会話はキャッチボールのように成り立っているので、よほど相手が早口でない限り不自然なテンポに聞こえてきます。たとえばもしもしの○○ですの1秒後にああ、３時４５分に東京ですねはおかしいです。相手が１秒でそんな言葉話せるわけないので。またはあたかも相手が長い言葉で説明したかのような相槌をアピールするタイミングが早いのも怪しいです。
ほかにも、会話をよく聞いていると矛盾がたくさんでてくるので、そういうのを見抜くのに自信があればチェックしてみてもいいでしょう。
防御崩し
エア電話が得意な相手だとなかなか見抜けません。その鉄壁を崩す必要がありますね。そこで、勝手にいろいろ考えた技をここで紹介していこうと思います。
技その１ 相手に電話をかける
これは誰でも思いつくので、本人が対策を練っている可能性大です。
技その２ エア電話の内容に興味をもつフリ
エア電話の内容に興味をもつフリをします。すると相手は喜ぶはずです。するとしめたもの。しばらくして突然興味をなくすフリに切り替えます。揺さぶりをかければ必ず相手は動揺するでしょう。表情に現れます。
技その３ 掃除機をかけるのを待つ
掃除機をかけると音が大きいので、電話の妨げになるため電話が終わるまで待つ必要があります。ただ、この方法は自分を有利に運ぶことができます。それは相手が終わるのを待つために顔と動きをじーっと観察してもあまり不自然ではないので、大きなプレッシャーを与えられます。動揺すればそれが汗に、大きな嘘を付けば鼻をかく。細かい動きまで把握できるでしょう。
ただ、あまりじろじろ見ていては不自然になるかもしれないので、時々腕時計などを見る素振りをすればＯＫ！ただ、相手によっては自分の電話を聞いてくれるチャンスだと喜ぶ場合もあるので、図太い方には通用しないかも。
技その４ 相手の会話に全て相槌をする
実践するにはちょっと恥ずかしい方法ですが、まるで電話の相手になっているかのように全て相槌をします。たまにオウム返しすると効果倍増です。いつの間にか相手は架空の人物ではなくこちらと会話しているように暗示をかけられてしまいます。きづいた時にはもう遅いでしょう。多少テクが必要ですが。
