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歩きスマホで退化、そして・・・

 スマホの画面を凝視!分かっていてもやめることはできない。周りに注意を払っているつもりでも、スマホの画面上で夢中になる要素が発生すれば、視界は一瞬にして小さくなる。そして首の角度はスマホに夢中になるあまり、やや下向きに固定される。ここがポイントだ。

なぜ退化するのか?

 スマホを見るためには、顔を近づけなければならない。また、文字を入力するときもガラケーのようにボタンの位置を記憶していても、凹凸がないので目でみないと正確に入力するのは難しい。だから、じっと見るしかない。じっと首をやや下向きにして、日々画面を凝視しつづける。やがて目が悪くなる。

 目が悪くなると文字が読み取りづらくなるので、必然的に顔が前に出る。ここが大きな分岐点。首をやや下向きにして、顔を前に出す。このサルのような首が退化を促す“脳のシグナル”となる。そして1~3年後に脳はもう人間である必要はないと認識し、とうとう滝化のスイッチが入る。以下の図は、猿が人間に進化していくイメージ図。あのころは、やはり猿のままだと何もできなかったので、常に”能力を求めているシグナル”を脳に送り続けていた。

 結果的に人間へと進化して、文化は発展した。

猿が人間に

歩きスマホで、ついに退化するときがきた

 一度退化のスイッチが入ると、もう止まりません。脳が人間をやめて”別の何か”に変化する信号を送ります。一見、サルかと思われがちですが、実は違います。脳は歩きスマホを”で歩くと危険”なので、足は不要と認識しています。そして、”スマホを見る”と”スマホを操作する”は必要としています。だから、まずは必要のない足が短くなっていきます。

退化1

 足が短くなった後、必要な手と目はどんどん増えていきます。首の角度は変わりません。退化完了のイメージ図としてはこんな姿です。ちなみに髪の毛は全部抜け落ちます。目を増やすためには、髪の毛も邪魔になってくるからです。

退化した先の姿

 ただ、よーく考えてみると目と手が増えているので、ある意味進化といってもかもしれません。

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