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伊達マスク症候群

 風邪でも花粉症でもないのにマスクをする。その理由で代表的なものは2つ。人と話たくないことと、顔を隠すこと。一度それに慣れてしまうと、もうマスクなしでは外に出られなくなってしまう。これを一種の引きこもり状態とも言われているようだ。このまま引きこもりを放っておいて大丈夫なのか。それはその人それぞれだ。間違った方向へ行く人は、そのまま放っておくと、とんでもないレベルにまで発展してしまう場合がある。ここではその例を紹介したい。

 まずは初期段階の伊達マスク症候群から。

初期段階

伊達マスク症候群初期

 口元をシャットアウトし、人とのコミュニケーションを拒否。顔も隠す。話しかけてくる人が減ってきて安心する。まだ顔の上半分が見えているため、完全に人との壁を作っているわけではない。だが、本人がその開放感に耐えられなかった場合、第二段階へと発展していく。

第二段階

伊達マスク症候群第二段階

 マスクからブリーフへ。露出がさらになくなるので、より安心感を得る。そして一度覚えてしまったパンツのフィット感が忘れられなり、もう一段階前のマスクには戻れなくなってしまう。まともな人間なら、パンツをかぶって街を歩き回る恥ずかしいはずだ。伊達マスク症候群の進化系は人の感覚を確実に狂わせている。

最終段階

伊達マスク症候群最終段階

 伊達マスク症候群がそのまま間違った形で進行してしまった形。周囲の目は明らかに違ってくる。パンツをかぶっているだけなら、まだ目元が露出しているため、笑いの対象になるだけで済む。だが、ここまでくると明らかに危険人物。外に出ればサツにしょっぴかれる。伊達マスク症候群は、第二段階で気づくべきだろう。

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