あの小さくて、何もできなさそうな蛆虫が、人間に自慢したいことがあるようです。踏み潰される前にこんなことを自慢してやりたかった！と、最後に何も言葉を残すことなくこの世を去っていった数知れない蛆虫！今、ここで解き放ちましょう！
蛆虫の自慢１ 分かってると思うが、飛べるんだぜ
人間に翼があるか？俺達は今はのろのろ動いているが、成虫になったらブンブン空を飛ぶんだぜ。お前らもどうせ腐った肉とか好きだろ？もしそれが高いとこにあったら届くか？翼の無いお前らには無理だなウジウジー！
蛆虫の自慢２ 小さいから、無銭乗車してもバレないぜ
まぁ、歩行速度が遅いからホームまでたどり着くのに時間がかかるけどな。でも新幹線だってタダなんだぜ。飛行機もいけるんじゃねえの？お前ら人間は目立つから無理だよな？海外旅行がタダなんだぜ。うひょー、最高だウジウジー！
蛆虫の自慢その３ 見てくれよ、この透き通った美肌
ほらほらほーら見てみろよ俺達の、いやアタシたちの美肌。人間にはどんなに努力してもたどり着けない領域だぜ・・・だわ。どうせ化粧とかでごまかそうとしてるだろうが、そんなまがい物でどす黒い肌を隠しても、元が汚ければアタシ達に勝ったことにならないのよ。毛も生えてないし、美しいって罪よね。
