その膨らんだお腹に気づいた頃にはもう遅い。成人男性の天敵ともいえるメタボ。普通ならこのメタボをどうにかして、スマートになりたい、またはこれ以上メタボが進行しないように食い止めたい、などと思うはず。
だが、ここではあえてメタボを進化させ、第二のメタボに成長させるようにサポートしていく！スマートの道はもう諦めて、メタボの先には何があるのかを見つめてみるのもいいのではないだろうか？
メタボをどんどん成長させる
ただ太るだけでは失敗に終わる。ポイントはメタボを重点的にデカくすること。下の図で成功例と失敗例を表してみた。たとえば、筋トレで右腕だけをずっと鍛えていれば、右腕だけムキムキでかなりバランスの悪い両腕になってくる。それと同じと考えていいと思う。メタボ周辺以外の体をなるべく多く動かし、メタボは一切動かさない。そうすることによってメタボだけに脂肪が集中して集まってくる。どんどん高カロリー摂取していこう！失敗してただの太りすぎになってしまっては、命に関わる。
メタボを巨大化させ、人間を超える
メタボが大きさに応じて、生活にも支障をきたすようになる。ここはうまく耐え凌いでいこう。第二のメタボに昇華する日がやってくる事を信じていれば、この程度の苦難はきっと乗り越えていけるはず。足が地面に届かなくなれば歩行も困難になるが、そこまでくればもう少しの辛抱だと思っていい。
いよいよメタボ第二段階へ
体が適応してくると、いよいよ変形期に入る。かつて猿が人間に進化を遂げたように。しかし変形期はたったの一週間と短い。あっという間に第二段階へと成長することが出来るのだ。
そして新しく生まれ変わる
メタボ第二段階になると、久々に歩ける（実際には転がる）ようになる。ここで、ふたたび自由に移動できる喜びに浸りがちだが、良いことはそれだけではない。この体であれば、いくら食べても太らない。全身が脂肪のため、単純に丸いのが巨大化していくだけだ。手足は通常、肉に引っ込めてあるので、必要なときに出し入れが可能。骨がないので、これからカルシウムなどの栄養にも気を使わなくてすむのだ！さぁ第二の人生の始まりだっ！
