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「あ、はい」の「あ」

 なぜ「あ」が出るのか。それは、「はい」だけだと適当に答えたような印象を相手に与える不安があるからだ。たとえば、「今日はいい天気ですね」に「はい」と答えて終わるだけでは完全に間の抜けた返事となる。そこで、「あ、はい」とスパイスをかけて返事をする。

 会話が得意な人は、「はい、いい天気ですね、こんな天気だと山に登りたいですよ」うまくやっていくが、初心者はそうもいかない。返答後、”その場の空気を読むチカラ”がないため、自信のなさにそのまま終わってしまう傾向にあるのだ。発音のしかたなどもかなり影響してくる。

 ただ、この「あ、」もそろそろ期限切れの時期となってきた。そこで、新規開拓といきたいので、新しいタイプの返事を考えてみることにした。誰でもできる返事の仕方。

「あ、」を上手く使う

 一度癖になってしまうと、なかなか直らない「あ」。そもそも返事というものは一生やっていくものだから、無闇に変えていくのはあまりにもリスクが高い。頻繁に「い」とか「う」に変えてもかえって逆効果になる。そこで・・・!

 読点「、」による”間””動作”を組み合わせて相手を喜ばせてみたい!

石だった「あ」がダイヤの「あ」に変わる!!」

フェーズ1 体の動き

 「あ」は口を大きく空けることができる。内臓が見えるくらいに開口することによって、そのまま食ってしまうのではないかという程に、相手に興味をもっている自分を演出することができる。

 このとき、腕は大きくオープン。組んでいると閉鎖的なイメージを与えかねない。指をくねらせ、体の末端まで相手に興味を向けているというプラスアルファ的な細かい動きもやっておこう。そのまま口を大きく開いて相手を食ってしまうようなライオンのような顔で「あ」と発音しよう!

フェーズ2 間を使う

 そのまま即座に「はい」へ移行してしまうと、せっかくの”体の動き”が水の泡だ。たとえば、1秒ぐらいで終わってしまうと”せかせか”した感じになる。せっかくの「、」なのだから大いに活用したい。2~3秒がベスト。口を大きく開けて内臓を見せているような、開放的な自分を相手に見せているのだから、相手も心を開いてくれるはずだ☆

フェーズ3 そして平らげる

 せっかく口を大きく開けたのだから、そのまま食ってしまおう。空腹を満たしたら、そのまま「はい」で終わりだ。

平らげる

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