巡る時代の中、科学技術は着々と進歩し、カードで改札を通る時代になった。それでも理想的なセキュアには、程遠い。
より完璧さを追求するには、カードを機械が調べるだけではとても追いつけないはずだ。そもそも、そのカード自体が偽造されている可能性だってある。
そこで、カードを通すのはもうやめて、人間を通してみてはどうだろうか?
人間は整形できたり偽名をつかったりできても、流石に中身全部までは生まれ変わりでもしない限り不可能だ。時代へ革命を起こす人間チェック型自動改札機がそのベールを脱ぐ!
旧型自動改札機と人間チェック型自動改札機の違い
通常の自動改札機。カードに問題があればバーが閉じ、人を通さない。
人間チェック型自動改札機は・・・
こんな構造。人間ドックと同じで、ベッドが動く。問題があれば警告ランプが光ってベッドが元に位置に戻る仕組みだ。
ここまでは旧改札機と似ているが、対象が人間なだけに本人はけっこう傷つく。
定期券の記録も人間に刻まれているため、
警告メッセージは「人間の有効期限が切れています」 。これはちょっとグサッときますね。
また、3回認証に失敗すると取り返しのつかないことになります。
「この人間は欠陥品です」
の警告メッセージとともに、地獄へ排除されます。